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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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平成ゴジラ・シリーズを観る その2

4.ゴジラVSモスラ(1992)★★★
冒頭の別所哲也の墓泥棒のシーンは、まるっきりインディ・ジョーンズのパロディ。
そのかつての妻が小林聡美、大竹まことがワル社長ということで、けっこうコミカルな面も。
前年から、観客が母子が多いのでファミリー向けにシフトをという要請があったらしい。
しかしそのおかげで、動員数は400万人超と大幅アップ。
本筋はモスラとバトラの話で、ここではゴジラは単なる悪役。ゴジラ抜きでも話は造れた感じ。
みなとみらいのセットがカッコ良かった。
そういえば、平成ゴジラが昭和ゴジラとちがうのは、都市のセットをふんだんに壊していること。
末期の昭和ゴジラに比べて、予算が増えたことがわかる。

5.ゴジラVSメカゴジラ(1993)★★☆
今回はバブル期の代表的な建物、幕張メッセが決戦場。
ふんだんに金のかかるセットが造れたのも、やはり日本はバブルだったから。
主役は高島(兄)、高島(父)も登場。佐野量子は懐かしい。
とくした気分は、タイトルにないラドンの登場だが、ベビー・ゴジラの登場には「ミニラ再び」の悪夢が。。
このあたりから、かなりファミリー色が強くなり、次の展開が危ぶまれる。
昭和ゴジラがロッカーでなくなったのも、家庭を持ったからだし。。

6.ゴジラVSスペースゴジラ(1994)★☆
「ゴジラ同士の夢の対決!」らしいが、平成ゴジラシリーズの中では魅力に乏しい。
というのも、リトル・ゴジラ(前作のベビー)という子どもを持ったゴジラは、昭和ゴジラの二の舞のように魅力半減。
かわいい怪獣とか、子ども思いの怪獣とか、もう劇場に来ている母子連れに迎合しまくっている。
スペース・ゴジラも、魅力が薄いというか。
見どころは自衛隊の新しいマシーンMOGERAが意外によくできているのと、柄本明がゴジラ映画でも同じテンションの演技を見せていることか。

7.ゴジラVSデストロイア(1995)★★★☆
アメリカでゴジラのリイメクが決まったことから、平成ゴジラはこれで打ち止め。
そしてゴジラが死亡する。
ゴジラが映画の中でハッキリ死亡するのは、第一作目の『ゴジラ』以来で、感慨深いものがあった。
ゴジラの中で核融合が進み、最後は自身の熱でメルトダウンしてしまう。
第一作目のオキシジェン・デストロイヤーで生まれた怪物デストロイアが出てくるが、こっちはあまり造形的に魅力がない。
リトル・ゴジラがデストロイヤーにやられ、涙を流すゴジラ。
そして最後は、体が溶けて消えていく。
さらばゴジラ。懐かしい友人が消えていくような気分だった。

しかし米国版リメイクの失敗により、ゴジラは数年後、復活する。
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by mahaera | 2008-12-22 19:53 | 映画のはなし | Comments(0)
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