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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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ボブ・ディランのアルバムベスト5

ボブ・ディランのアルバムを聴きたいが、とにかく枚数が多くてどれから聞いたらいいか分からないと聞かれることがある。
確かに枚数が多い。当然だ。
1961年のデビュー以来、ほぼ半世紀に渡り、コンスタントに毎年1枚はアルバムを作り続けているのだから。ビートルズが活動した8年に比べても長い。
キャリアが長いアーティストは他にもいるが、活動していない時期もある。
しかしディランの場合、60年代後半から70年代前半までの隠とん生活時代以外、ツアーはほぼ毎年続けているし、また隠とん生活時代もアルバムは1年ごとに出している。たぶん、クオリティの高いアルバムを数多く出し続けているという点では、マイルス・デイビスに匹敵するといっていいだろう。
じゃあ、何を聴いたらいいのかというと、まずベストアルバムはダメ。
第一、シングルヒットがほとんどなく、みんなが知っている曲がベストとはこの人の場合、あてはまらない。それにアルバム単位でサウンドがコロコロ変わるので、一貫性が感じられない。なので同じカラーで統一されているアルバム単位で聴くのがいい。
ボブ・ディランというと「風に吹かれて」という人もいるが、
今の時代、いきなりディランのフォーク時代を聴くのはしんどい。
かくいう僕も、最初にフォーク時代のものを買って、ディランに挫折しかけたので、あまり勧められない(今は好きだが)。

という前置きで、すばり僕のお勧めは
1.ブロンド・オブ・ブロンド(1966)
ディランの最初のロック期のベストというだけでなく、全ロックアルバムのベスト。名曲も多いし、ディランの声がとにかくいい。サウンドも最高。

2.追憶のハイウェイ61(1965)
名曲「ライク・ア・ローリングストーン」はもちろんだが、シンプルなブルースロックに乗る、攻撃的なディランのボーカルが最高。荒削りなサウンドもロックしている。

3.欲望(1976)
これまた名曲「ハリケーン」が冒頭を飾る名盤。この曲を聴かなかったら、こんなにファンになることもなかった。ディランにしては珍しく、アルバムを通して、サウンドが一貫している。

4.激しい雨(1976)
ディランの真骨頂はライブだが、どれか一枚というと、最初に出会ったこのアルバムのインパクトが強い。荒削りな一番ハードなサウンドの時期のディランが聴ける。うなり、叫ぶディランはこれがピーク。

5.タイム・アウト・オブ・マインド(1997)
もう傑作は作れないかなと、なかばあきらめていた頃に出た、まさかの傑作。まだまだこの人、いい曲が作れることを示した。U2でお馴染みのプロデューサー、ダニエル・ラノワが作る、アメリカン・ゴシック風のサウンドが、現在のディランの立ち位置をはっきり示している。

いかがでしょう? 試しにレンタルでもいいから聴いてみて下さい。
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by mahaera | 2008-11-16 16:20 | ぼくの音楽・バンド活動 | Comments(0)
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