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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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アメリカン・コメディって観ますか? ベン・スティラー

「アメリカでは大ヒット!」なのに、日本では劇場公開が見送られるジャンルがある。それはコメディ。
日本ではアメリカン・コメディはヒットしないというジンクスがある。
たとえば主演作は必ずと行っていいほど、その週の興行成績のトップになるベン・スティラー、アダム・サンドラー、ウィル・フェレルといったスターの作品でも、かなりの確率でDVDスルーになってしまうのだ。
え? 3人とも知らない? 仕方がない。日本で公開しても単館だったり、その人の名前を出していないんだから。

なかでも日本で比較的知られているのはベン・スティラー。
『メリーに首ったけ』の主人公はキャメロン・ディアスじゃなくて、彼女に惚れるベン・スティラー。
あとはロバート・デ・ニーロと共演した『ミート・ザ・ペアレンツ』、
SFXを多用したファミリー映画『ナイト・ミュージアム』の3作品はヒット。
でも、僕が彼の映画を好きになったのは『ズーランダー』。
スティラーが一流モデルで、マレーシア首相の暗殺を阻むという、くだらないギャグの連発なんだけど、わかる人にしか受けないだろうなあ。
ここで主人公のズーランダーのライバルで出ているのが、彼の盟友オーウェン・ウィルソン。
彼もまたおかしくて、ベン・スティラー映画にオーウェンが出ていないとさびしい。
『ロイヤル・テネンバウムズ』でも共演していたが、本当に仲がいいんだろうなあ。
その二人が往年のテレビシリーズの映画版リメイク『スターキー&ハッチ』で共演したけど、日本では劇場公開されず。ま、出来は今ひとつ。
まあまあ良かった『ポリーmy Love』もDVDスルー。
ジャック・ブラックと共演した『隣のリッチマン』もDVDスルー。
『ドッジボール』は劇場公開されたけど、主演じゃないし。。
散発的にドリュー・バリモア共演の『おまけつき新婚生活』が劇場で公開されたけど話題にならず。

そんな状況のなか、アメリカでは大ヒットし興行ランキング1位になった『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』が日本でお正月映画として公開される。もともとはこの時期に上映されるのはハリー・ポッターの新作だったんだけど、公開が半年延びたので、代役らしいが。。。
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』、ひどい映画です。
これは褒め言葉で、くだらないことを一生懸命やる、とことんやるベン・スティラーはすごい。共演のジャック・ブラックもすっかりかすんでしまうほど。

まだ彼の映画を観ていない人がいたら、まず『ズーランダー』を観て欲しい。あれに彼の芸風が集約されている。
『ミート・ザ・ペアレンツ』と『メリーに首ったけ』は、彼に限らなくても、映画としての出来がとてもいいので、お勧め。
同じくらい『ロイヤル・テネンバウムズ』も好きだけど、あれは監督の映画だから。
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by mahaera | 2008-10-17 10:00 | 映画のはなし | Comments(0)
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