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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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マーティン・スコセッシのブルースプロジェクト 「デビルズ・ファイヤー」「レッド、ホワイト&ブルース」

「デビルズ・ファイヤー」
これは他の作品と違って、基本がドラマ仕立てになっています。
ミシシッピーで少年時代をすごしたという、チャールズ・バーネット監督が、
少年時代の回想をもとに映画化したもの。
たまたまブルース好きのおじさんに預けられた少年が、
おじさんにブルースとはと、いろいろ教えられていく物語に、
当時の記録映像が挟み込まれていく構成。
渋いブルースミュージシャンばかりだが、
デレク・アンド・ドミノス=クラプトンで有名な
「キイ・トゥー・ザ・ハイウェイ」のオリジナルのビッグ・ブル・ブルーンジーの演奏が見られてうれしかったかな。

「レッド、ホワイト&ブルース」 監督マイク・フィギス
こちらはイギリスにいかにブルースが浸透していったかがテーマで、
ロックファンには一番なじみがあるかも。
50年代のプレロック時代から、60年代のブルースバブル時代まで、
ジョン・メイオール、クラプトン、ジェフ・ベック、スティーブ・ウィンウッドらが語る。
生ライブはヴァン・モリソン、ジェフ・ベック&トム・ジョーンズ、ルル、ジョージフェイムなどが楽しめた。
結局、僕がブルースを知っているのもブリティッシュロックから入ったわけで、
イギリスのミュージシャンがこぞってブルースをやらなかったら、
アメリカのブルースマンは忘れられた存在になっていたかもしれない。
また、ブルースロック、ハードロックも生まれなかったかもしれない。
そう思うと、アメリカ白人は、自国のブラックミュージックに無関心だったんだなあ。
もっとも60年代はアメリカ黒人でさえ、ブルースは古臭いと思っていたようだが。
そう思うと、アメリカ人はクラプトンやストーンズを通してブルースを再発見したわけで、
日本のロックファンと変わんなかったともいえる。
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by mahaera | 2008-09-14 10:21 | 映画のはなし | Comments(0)
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