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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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ウーリッツァーの名演を教えてください!

ローズも好きだが、エレピといえば僕が好きなのがウーリッツァーの音だ。
70年代半ば、大フュージョンブームが起きて、ローズが大人気になるまでは、エレピ界の主役はこっちだった(たぶん)。

みなさん知っていると思うが、エレピ(エレクトリックピアノ)は、音色がサンプリングされて押せば鳴る電子ピアノとは異なり、ふつうの生ピアノのように鍵盤を押すと弦を叩かれて鳴るもの。だから運べばチューニングも狂うし、重いのだ。

有名なフェンダー社のローズは、メロウな、ほわんと包み込むような音で、大人のイメージ。
フュージョンブームの時は、ジョー・サンプル先生やリチャード・ティー先生が得意とし、毎日、町のあちこちからこの音が聞こえてきた。音的にはユーミンの「♪中央フリーウェイ~」のイントロとかかな、僕が浮かぶのは。

で、対するウーリッツァーは、広がるよりは濁るような音の感じで、音の立ち上がりのひしゃげた「ピャ」としか聞こえない感じが、ロックっぽく、またワイルドな感じなのだ。
「えーっ、どんな音かわからない」という人のために、例を挙げると、

■カーペンターズ
兄貴のリチャードがたぶん好きだったみたい。きれいな音楽やるカーペンターズなのに、あえてローズをあまり使わないところが、通! 僕はウーリッツァーといえば、まずカーペンターズが浮かぶ。
「スーパースター」のさびに入る前のフィルインのエレピ、「トップ・オプ・ザ・ワールド」の軽やかな音、「マスカレード」の沈んでサスティンがないエレピ、いいでしょ。でも「オンリー・イエスタディ」はたぶんローズ。このころはローズが流行っていたもんねえ。

■イアン・マクレガン(フェイセズ)
大好きなフェイセズのキーボーディストが、イアン・マクレガン。ライブでの「ステイ・ウィズ・ミー」、「メイビー・アイム・アメイズド」で聴けるブレイクの「ピャピャピャピャ、パパポポ」というエレビ、まぎれもなくウーリッツァーの音。メロディーをソロで弾くってタイプの人じゃなくて、ロン・ウッドとかキース・リチャーズのギターフレーズをキーボードでやっているところがカッコいい。「メイビー・アイム・アメイズド」は、僕にはポールの生ピアノより断然こっちだ。あとこの人、70年代ストーンズのサポートもしていて、たしか「ミス・ユー」のかっこいウーリッツァーもこの人が弾いている。

■ダニー・ハザウェィ
全編、この人のかっこいいウーリッツァーが聴ける大名盤「ダニー・ハザウェィ・ライブ」をまだ聴いていない人は人生を損している。「ワッツ・ゴーイン・オン」、正直言ってマーヴィン・ゲイよりこっちがいい。とにかくこれ聴いたら、絶対ウーリッツァーの魅力に取り付かれるね。「きみの友だち」もイントロでノックアウト!

■レイ・チャールズ
「ホワット・アイ・セイ」のいかがわしいイントロは、やっぱりローズじゃ無理。途中から生ピアノに替えるけど。
伝記映画でもよくわかる。

■スーパートランプ
あのひしゃげた八分音符の刻みの音は、やはりウーリッツァー。「ドリーマー」とかいいねえ。

■クイーン
も使っていた。どうりで「マイ・ベスト・フレンド」、昔から僕が好きな曲だったわけだ。

あとずいぶん前にポール・ウェラーが「ワッツ・ゴーイン・オン」のカバーをライブでやっているのを見たけど、
当然のようにウーリッツァー弾いていたね。やっぱりダニー・ハザウェィ好きか。

日本ではスガ・シカオがウーリッツァー好きらしいが、聴いてないのてすみません。

てなわけで、これぞウーリッツァー・サウンドの名演ってなもの知ってたら教えてください!
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by mahaera | 2009-09-08 01:28 | 音楽CD、ライブ、映画紹介 | Comments(0)
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