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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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タイ ライブ紀行 バンコクのライブスポット「999 WEST」(カオサン)

昨日、バンコクの中心部からゲストハウスが並ぶカオサン通り周辺に移ってきた。
別にこのあたりが好きなわけではないが、仕事で。
自分も外国人旅行者なんでなんとも言えないが、わざわざタイに来て、西欧の延長みたいなこんなところに来て楽しいのかなあ。ここにいても別にタイにきたって感じはしない。

さてそれはともかく、昨日は出かけようとした矢先、夕刻から激しい雷雨。もう一分でも外にいたらぐしゃぐしゃだ。そんな時は傘も役に立たない。休憩のつもりで入った店で夕食も食べることになった。。。

夜10時、カオサン通りの中ほどから、ちょっと脇道に入ったところにあるパブ、「999 WEST」に行ってみる。何度も通ったところだが、入るのは初めてだ。
表の看板に「Tonight Live Music Play Beatles」と書いてあるのを昼間見てチェックしておいた。

店はそこそこ広く、一角にはステージもある。
表の喧騒から想像できないほど店内は落ち着いており、カウンターでは各種生ビールが飲める。
シンハビールのパイントが140バーツ。小瓶なら70バーツ。
安くはないが、まあ「ハードロックカフェ」に比べたらふつうの値段だ。

10時、グレーのスーツでそろえたタイのビートルズカバーバンドが登場。
いちおう髪型は65~66年頃の感じ。ジョンとジョージはメガネでリッケンパッカーのギター、ポール役はバイオリンベースを抱えている。
で、始まったのだが、やはり三声コーラスは難しいようで、時々ジョージ役のコーラスがふらつくのが気になる。こうしたハコバンの性か、安定はしているが、あまりグルーヴが感じられない。
あとはノリノリのロックンロールは避けているのか、またはBGMを意識しているのかあまりやらない。

曲目は初期のものからが多く、「ミズリー」「蜜の味」「ノット・ア・セカンド・タイム」「オール・マイ・ラヴィング」「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」「恋におちたら」「アンド・アイ・ラブ・ハー」「アイル・ビー・バック」「エヴリ・リトル・シング」などなど。どうです、地味でしょう(笑)

店内にはそこそこ客はいたが、音楽を聴いているのはわずか数人。あとはだべったり、ご飯を食べたり。
「リクエストは!」と言われて、カウンターの前のほうにいた英国紳士らしき老人は「HELP」をリクエスト。僕はパンチの利いた曲が聴きたかったので「ユー・キャント・ドゥー・ザット」をやってもらう。
前のほうで食事をしていたアメリカンなファミリーのとうちゃんは「イマジン!」(笑)
「おいおいそりゃあ違うだろう」と思ったが、バンドは見事それに応えてました。

40分やって20分休憩、11時からセカンドステージで、今度はもう少しあとの時代の曲も混じるようになる。「イエスタデイ」「イン・マイ・ライフ」「アイ・ウィル」「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」「トゥー・オブ・アス」「イエロー・サブマリン」。いや、なんかもりあがらない。「イエロー・サブマリン」じゃ、やはり盛り下がる。
演奏の途中だったが、11時半ごろ疲れて帰る。何となく不完全燃焼の夜でした。

(今回は写真はありません)
by mahaera | 2009-09-29 00:06 | 海外でのはなし | Comments(0)
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