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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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ジュリアーノ・ジェンマ二本立て『続荒野の1ドル銀貨』と『続さすらいの一匹狼』

昨日のオランダ戦、いかがでした?

「最初から積極的に出ればよかった」という人もいるけど、
あれはあれでよかったと思うよ。
日本の実力にしては、まあやったという感じ。

さて、みなさんはジュリアーノ・ジェンマって知ってる?

70年代にスタートした映画ファン以外は、いまや誰も知らない存在なのでは?

ジュリアーノ・ジェンマは60年代中期から70年代初期に活躍した
マカロニ・ウエスタン(イタリア製西部劇)のスターで、日本ではそれらの映画が
テレビで放映されるようになった74~75年頃に人気がピークに。
『荒野の1ドル銀貨』とか、1年に1回はテレビで放映されてたっけ?
甘いマスクとスタントを使わないアクションシーンが売りで、
マカロニウエスタンが下火になったあとは、アクション映画にも出たが、
演技力があまりなかったのか、やがてスクリーンから見なくなった。
全盛期には、雑誌「スクリーン」や「ロードショー」の人気投票で、
上位5位ぐらいには入っていた。

さて、そのジェンマのマカロニ映画が先々週、BSで連続放映。
うち2本を鑑賞。

『続・荒野の1ドル銀貨』
は、
タイトルこそジェンマのヒット作『荒野の1ドル銀貨』の続編のようだが、
まったくの別物で、なんら関連性はない。
南北戦争から主人公ジェンマが帰ってくると、
町はメキシコ人たちに牛耳られていた。
メキシコ人兄弟は、ジェンマの父親を殺し、
妻を奪い、邸宅をのっとっていた。保安官は酒びたりで役立たず。
誰もはむかうものはいない。ジェンマは顔を黒く塗りメキシコ人に変装。
庭師として町に入り(町の名士だったのに誰も彼だと気づかないのは変)、
復讐の機会をうかがう。やがて町の人々も立ち上がり、一味を倒す。

とくにひねりのないストーリーだが、気軽に見られる。
今のようにストーリーをひねくりまわさくても、
当時は良かったんだろうなあ。ストーリーを追うというより、
マンガのようにデフォルメされたキャラクターたち(悪人は悪人らしく)を
楽しむといった感じ。

『続さすらいの一匹狼』も
続がついているが、まったく前作とは関係ない。
原題は「アディオス・グリンゴ」(笑) 
「白人(アメリカ人?)よ さようなら」か?
主人公はアメリカ人で、牛泥棒から盗品と知らず牛を買った事から、
町の人々にリンチを受けそうになり逃亡。自分に牛を売った男を探しに
メキシコへ。そこで偶然、荒野に裸で縛られて放置されている女性を救う。
彼女は乗っている駅馬車が襲われ、三人の男たちに暴行されたのだった。
その三人組のうちの一人が、主人公ジェンマが追っている男だった。
しかしひとりは町を牛耳る牧場主の息子。
牧場主は息子を救うため、ジェンマを罠にかけようとするが。。。

こっちのほうがストーリーにひねりがあり、なかなか面白かった。
でもパターンがあって、一匹狼の主人公だが、それを助ける気の弱い保安官、
そして普段は強くはないが、主人公の助けになる男(ここでは医者)という
キャラクターが、主人公を助ける。

悪人はとことん悪、というのも潔い。

で、もう少しマカロニ西部劇を見たくなってきた。
実は昔は、完全にバカにしていて、みなかったんだが。
時代的にはちょうど、ロックの全盛期と重なり、
なにか共通点はないかと(笑)
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by mahaera | 2010-06-20 11:40 | 映画のはなし | Comments(0)
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