オーティス・レディングの1st「ペイン・イン・マイ・ハート」まず聴いてみる。
僕の知っているオーティスに比べ、ずっと
50年代のロカビリー風味。
サウンドはリトル・リチャードの時代っぽい感じもあるが、
オーティスの歌いまわしは、すでにオリジナル。
が、まだ抜きん出るものはない。
「Stand By Me」、「You Send Me」、「Louie Louie」
といったカバー曲が多いのが特徴。
これが次にはどんな展開になっていくかは楽しみだ。
現在、疲れて部屋に帰ってきたとき、まずはこのアルバムを流している。
J. ガイルズ・バンドの1st「J. Geils Band」。
ライブアルバム「狼から一撃!」以降しか聴いたことなかったのだが、
基本的にはデビューアルバムからスタイルはあまり変わっていないようだ(笑)
この1stだと、
J. ガイルズのギターとマジック・ディックのブルーハープが核で、
後に前面に出てくるセス・ジャストマンのキーボードは、後ろに引っ込んでいる。
曲もまだオリジナリティが強くなく、R&Bのカバーのようなタイプの曲が多いが、
やはり強い印象を残すのは、ピーター・ウルフのボーカルよりマジック・ディック。
これは、仕事前に景気づけで流す音楽かな。