あと一週間で今年も終わりです。
今年をみなさん、そろそろ振り返るころでしょうか。
それとも年賀状などを急いで書いているころでしょうか。
僕はライブも終わり、あとは仕事のみの一週間になりました。
飲み会などのプライベートの予定も一切ありません。
というのも、年末年始が現在している仕事のピークで、
それが終わるまでは、心の余裕がなくて。
で、久方ぶりに、大勢の中で仕事をしていると、
フリーになってからここ15年で、ずいぶんと忘れていたことを思い出しました。
同じ部署に10人以上も知らない人といると、
2人ぐらいは嫌な奴がいるもんです。
また、やはり2人ぐらいは仕事をあまりしない人もいます。
新聞の広告でタイトルと宣伝文句を見ましたが、
「働きアリでも、一生仕事をしないアリが2割ほどいる」
つまり、10人仕事をしたら、手を抜く人が2人いても不思議じゃない。
フリーだと、1人で仕事をしているので、その1人が手を抜いたら、
たちまち生活の危機に瀕してしまいますが、
「手を抜いても抜かなくても、同じ分だけお金がもらえる」というシステムでは、
「ほどほど」に仕事をする人が出てくるのは、
世界各地、どの歴史を見ても同じでしょう。
その分、仕事をする人がいて、バランスがなりたっているので。
で、ここで僕が「嫌な奴」と書いたのは、この「手を抜く人」のことではありません。
別に、自分にしわ寄せが来なければ、「まあ、しょうがない」という感じです。
「嫌な奴」とは、自分でみなを率先して仕事をするわけではなく、
常に周辺にいながら、ケチをつけるタイプの人です。
その人自身は、自分の仕事はこなしているのでしょう。
でも、人の仕事に文句やケチをつけるなら、責任をとって、
リーダーシップをとるとか、代案を出すとかするべきで、
ふだんは目立たないようにしているくせに、人が何か率先してやっていると、
ケチをつける人。これが、最高にイライラします。
で、15年前まで働いていた会社員時代を思い出しました。
あのころは、こんなストレスが毎日のようにあったんだなあって。
そう思うと、僕が気持ちよく仕事ができるのは、
やはりひとり、あるいは全員均等に気持ちよく働かないとできない少人数、
あるいは僕が集めた人たちとの仕事、になります。
まあ、みんな本当はそうなんだけど、ガマンしてやってるとは思いますが。