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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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新作映画レビュー『メタル・ヘッド』 破壊的な男が家族の再生に手を貸す。あまりメタルは関係なし

メタル・ヘッド

2010年/アメリカ

監督:スペンサー・サッサー
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴット(『インセプション』)、ナタリー・ポートマン(『ブラック・スワン』)、デヴィン・ブロシュー、パイパー・ローリー(『ハスラー』)
配給:フェイス・トゥ・フェイス、ポニー・キャニオン
公開:6月25日よりシアターN渋谷ほかにて
公式HP:www.metalhead-film.com


少年TJは2ヵ月前に自動車事故で母を亡くし、心に大きな傷を負った。
妻の死にすべてにやる気を失った父と祖母の家に住むTJ。
そんなTJの前に、長髪でヘビメタ好き、
下品で乱暴で何をしでかすかわからない謎の男ヘッシャーが現れ、
TJの家に勝手に住み着いてしまう。
その一方、上級生に暴力を振るわれていたTJは、
スーパーのレジ係をしているニコールに救われる。
TJはニコールに淡い恋心を抱くが、
予測不能のヘッシャーの行動にTJとその一家は振り回されていく。

主人公はヘッシャーではなく、少年TJ。
母は死に、父親は無気力で、学校へ行けば上級生にいじめられる。
どこにも行き場のないTJの前に現れたのが、ヘッシャーだ。
TJの家に来るなり、ケーブルTVを勝手に引き込んでAVを見始め、
オンボロ車の中で大音量でヘビメタを流し、
言うことは下品。
まったくもって暴力的なメイワク男なのだが、TJを気に入ったのか、
TJの家にやって来て、そこに住み着いてしまう。

一風変わった、家族の再生を描いたドラマだ。
家族の突然の死から立ち直れない一家に、
1人の“よそ者”が勝手に入り込み居座ってしまう。
とにかくこの男“ヘッシャー”が奇抜なキャラクターだ。
しかし彼に振り回されながらも、
主人公TJはいつの間にか生きる力を取り戻していく。
ヘッシャーを演じるのは、『インセプション』で
ディカプリオの相棒役をしていたジョセフ・ゴードン=レヴット。

大スターに囲まれながらも、存在感のあるキャラだったと思う。
アカデミー主演女優賞を受賞したナタリー・ポートマン
『キャリー』の狂信的な母親役が印象的なベテランのパイパー・ローリーなどが脇を固めている。
ちなみにヘビメタは、ヘッシャーが車で聴く程度。
ガレージでギターをかき鳴らすという設定だが、
演奏シーンはなし。ヘビメタファン向けではない。
(★★★☆)
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by mahaera | 2011-06-22 12:32 | 映画のはなし | Comments(0)
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