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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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新作映画レビュー『世界侵略:ロサンゼルス決戦』 これは戦争映画だが、相手はエイリアン

世界侵略:ロサンゼルス決戦

2011年/アメリカ

監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:アーロン・エッカート、ミシェル・ロドリゲス、ラモン・ロドリゲス、ブリジット・モイナハン
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
公開:9月17日より全国ロードショー


またまたエイリアンの地球侵略と、
この手のジャンルに食傷気味の観客に見せるため、
本作はそこに新味を入れようと、いくつかの試みがなされている。
つまり「戦争映画」と「ゲーム」である。

2011年8月12日、流星群が世界中の大都市付近の海に降り注ぎ、
海岸から何ものかが出現、人類に攻撃を開始した。
除隊間近のナンツ2等軍曹は、サンタモニカの前線基地に集結した
マルチネス少尉率いる小隊に配属される。
ミッションはロサンゼルス市内に取り残された民間人の救出だ。
タイムリミットは空爆までの3時間。
そして破壊された市街地で、彼らは未知の敵に遭遇する…。

ドキュメンタリータッチを取り入れ、手持ちカメラの多用と、
すべてこの小隊の視点からのみから語る映像と、、
本作ではわざと全体像を見せないようにしている。
これは『プライベートライアン』以降の戦争映画のパターンで、
『ブラックホークダウン』にも似た感じだ。
しかし、本作ではより視点をせばめ、
ゲーム感覚も加味しているのが特徴だ。
なぜかエイリアンの使う武器も、銃や小型爆薬が中心なので、
“敵がエイリアン”という以外は、ほぼ戦争映画
それはそれで面白いのだが、ちっょと軍隊を賛美しすぎ。

たぶん現実には、敵がイスラム教徒だろうが、テロリストだろうが、
バタバタ殺してやっつける映画は作りにくい。
しかし敵が血も涙もないエイリアンなら、海兵隊の活躍も
文句なしに正当化できる。そんな意図が、気になった。
ようするに、相手がエイリアンというのは、そんなに重要ではなく、
アメリカを襲って一般人をも殺していく、悪いやつらと
戦っていく、海兵隊の活躍が大事なのだ。

まあ、それなりに楽しめます。
ミシェル・ロドリゲス、アバターとほぼ同じキャラだなあ。

(★★★)
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by mahaera | 2011-09-17 23:52 | 映画のはなし | Comments(0)
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