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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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新作映画レビュー『キャプテン・アメリカ』 マーベルコミックの初代ヒーローを3Dで映画化

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー

2011年/アメリカ

監督:ジョー・ジョンストン
出演:クリス・エヴァンス、トミー・リー・ジョーンズ、ヒューゴ・ウィーヴィング
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
公開:10月14日より全国で公開中


映画は現代の北極海の氷原から始まる。
埋まっていた飛行機の中で見つかった星のマーク。
そこから話は一気に過去へとさかのぼる。

第二次世界大戦の最中、小柄で病弱なスティーブは、愛国心は人一倍強いが、入隊テストに何度も落ち続けていた。そんなスティーブの運命は、「スーパーソルジャー計画」を推進しているアースキン博士と出会ったことで変わる。実験は成功し、スティーブはまるで別人に生まれ変わるが、博士はナチスのヒドラ党に暗殺され、計画は中止に。軍のマスコット“キャプテン・アメリカ”として宣伝活動に駆り出されるスティーブだったが、やがて親友の救出のため、自ら敵地へ乗り込み、真のヒーローになる。

2012年に公開予定の話題作『ザ・アベンジャース』
これはアイアンマン、マイティ・ソーといったマーベルコミックの
ヒーローたちが集結する作品だ。すでにそれらの作品のラストで、
ヒーローたちが顔を合わせることが暗示されていた。
その初代ヒーローともいえるのが、キャプテン・アメリカだ。
舞台は他のヒーローたちが活躍する現代ではなく、
第二次世界大戦中
愛国心は人一倍強いが、入隊テストに落ち続けていたスティーブ。
スティーブは、「スーパーソルジャー計画」の実験を進んで受ける。
実験は成功し、スティーブは、人間の能力を超えた肉体を持つようになる。

本作のポイントは、主人公スティーブがキャプテン・アメリカに
なるまでを丁寧に描いていること。
正義の心は強いが、体力がない主人公の悲哀を、
きちんと描いているからこそ、ヒーローになった時も
キャラがブレないのだ。

『ジュラシック・パークIII』や『遠い空の向こうに』の
ジョー・ジョンストン監督の力量によるものだろう。
実際、途中でアメコミヒーローものであることを
忘れてしまうほど、戦争アクションものとしても面白い。
俳優たちも、適材適所といった感じで配されているが、
これはやはり脚本や演出の力だろう。
最近の「マイティ・ソー」(退屈)、「グリーン・ランタン」(テレビのよう)
「カウボーイ&エイリアン」(俳優の力で救われている)
といった、コミックの映画化の中では、
かなり出来がいいほうだと思う。

(★★★)
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by mahaera | 2011-10-16 01:50 | 映画のはなし | Comments(0)
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