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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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新作映画レビュー『カウボーイ&エイリアン』 西部劇&SF、というありそうでなかったジャンルを開拓

カウボーイ&エイリアン

2011年/アメリカ

監督:ジョン・ファブロー
出演:ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド
配給:パラマウント
公開:10月22日より全国ロードショー

19世紀末の西部アリゾナ。
一人の男が荒野で目を覚ます。
男は記憶を失い、腕には奇妙な腕輪がはめられていた。
彼は西部の町にたどり着く。
そこはダラーハイドという牧場主に支配されていた。
バーでは謎の女が声をかけてくる。
彼女は男のことを知っているようだった。
その夜、西部の夜空に謎の飛行物体が現れ、
町の住民たちをさらっていく。
銃はまったく役に立たない。
しかしその瞬間、男の腕輪の武器が光り、飛行物体を撃ち落とした。

「もし侵略型エイリアンが西部劇の時代に現れたら」と
タイトルがすべてを物語っており、現代のCG技術を使い
映像化したのが本作だ。
原作は、アメリカでは知られているグラフィック・ノベル
「COWBOYS & ALIENS」。
たぶん当初から大作として企画されていたのだろう。
製作総指揮にスティーブン・スピルバーグ。
他にも『ダ・ヴィンチ・コード』の監督のロン・ハワードが加わり、
監督には『アイアンマン』シリーズのジョン・ファブローがあてられた。

で、正直な感想、タイトルがすべて、何の驚きもなかった
記憶を失くしたガンマン、町を力で牛耳る権力者、謎の女…。
そんな西部劇的な背景に、突然エイリアンの飛行物体が現れる。
製作者はその違和感が面白いと感じたのだろう。
実際そうなのだが、残念ながら面白いのは、エイリアンの本拠地を
探しに町を出るまでで、あとは細かい設定は
“西部劇”的な要素として機能しているだけ

ダニエル・クレイグの寡黙だが腕が立つキャラクター、
冷酷だが息子には甘い町の権力者のハリソン・フォード
と、俳優たちがいいので(脇役も実力派が多い)、
何とか見てしまうのだが、話がどうにもねえ。
キャラクターの掘り下げ方が表面的で、
誰にも感情移入できないのだ。

なんか最初のアイデア一発から、発展していかなかったと思う。
俳優たちによって救われているので、
(★★)
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by mahaera | 2011-10-18 19:20 | 映画のはなし | Comments(0)
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