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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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新作映画レビュー『50/50 フィフティ・フィフティ』  生存率50%のガンを宣告された青年の治療の日々

50/50 フィフティ・フィフティ

2011年/アメリカ

監督:ジョナサン・レヴィン
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン、アナ・ケンドリック、プライス・ダラス・ハワード、アンジェリカ・ヒューストン
配給:アスミック・エース
公開:TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズシャンテほかにて公開中


インドネシアから帰り、イベントも少しずつ消化し、
日常に少しずつ戻りつつあるこのごろ。
たまっていた映画紹介をこのブログでもしていきます。

シアトルのラジオ局で番組制作をしているアダムは、現在27歳。
ガールフレンドで画家のレイチェルは整理ができないし、
同僚で友人のカイルは女好きのお気楽人間と、
几帳面な性格の彼と周りは正反対。
しかしそんな生活がアダムには心地よかった。
体の不調から検査に行ったアダムは、ガンを宣告される。
ネットで調べると、5年後の生存率は「50/50(フィフティ・フィフティ)」

物語のベースとなっているのは、脚本家のウィル・レイサーが
ガンを宣告され、それを克服した実際の体験。
レイサーが2年かけて仕上げた脚本を、
かつての仕事仲間たちが製作に回り、映画化したのが本作だ。
映画はフィクションで、主人公も創作の人物だが、
随所に経験が生かされているのだろう。
「若者の難病モノ」を悲しくも美しく描こうとする邦画と違い、
本作ではユーモアを交えながら描いているのがいい。
優等生的で地味な主人公アダムは、最初は魅力に欠けるようにみえるが、
感情を制御して生きてきた彼だから、後半に感情がほとばしる
シーンが生きてくる。またアダムは小柄(に見える)風貌もあり、
日本にも友人に一人くらいいそうなタイプで親近感が沸く。
アダムを演じるのは、『(500)日のサマー』『インセプション
』『メタルヘッド』などで注目を浴びた、実力派若手俳優
ジョセフ・ゴードン=レヴィット。

惜しいのは、ちょっと演出が優等生的で、
引っかかるようなところがあまりなかったこと
いい人だけど印象に残らない、そんな感じなのだ。
(★★★)
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by mahaera | 2011-12-15 11:44 | 映画のはなし | Comments(0)
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