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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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新作映画レビュー『グッド・ドクター【禁断のカルテ】』 オーランド・ブルームの髪型が最後まで気になる

昨日ここにアップしたはずの映画レビューが、アップされてなかった。
ショック。あの時間を返してくれという感じだが、
すぐにまた同じのを書くのも嫌なので、違う映画について書く。

グッド・ドクター【禁断のカルテ】

2010年/アメリカ

監督:ランス・デイリー
出演:オーランド・ブルーム、ライリー・キーオ、マイケル・ペーニャ
配給:日活
公開:1月21日より銀座シネパトス にて


『ロード・オブ・ザ・リング』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』という2つのヒットシリーズ、
そして近作『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』と、
コスチューム・プレイしか印象にないオーランド・ブルームだが、
(『エリザベス・タウン』はまったくダメだった)
今回は現代劇で、しかも“見た目が冴えない”研修医役だ。

研修医として勤務し初めたばかりのマーティン。
グッド・ドクター<良い医師>を目指し、上司や同僚に自分を良く見せようとする。
この主人公、ワザとダサくしようとしてるのだが、
映画を見ている間、オーランド・ブルームの髪型に釘付けになった。
最初のほうなんか、前髪そろって「鑑識・米沢守」かと思った(笑)

さて、ベテラン女性看護師から理不尽な嫌がらせ(イジメ)を受けたり、
また経験不足からの失敗(まだマニュアル通りにしか仕事ができない)
をしたりする中で、不安と焦りを感じていたマーティン。
そんな彼が安らぐのは、彼に信頼を寄せている患者、
18歳の美少女ダイアンだった。
で、それまで勉強ばかりで女性経験がほとんどなかった(という設定の)
マーティンはたちまち彼女にゾッコンになってしまう。
しかし彼女が退院すると、怖いですねえ、マーティンは
彼女の薬をひそかに取り替え、ダイアンが再入院するように仕組む。

上昇志向が強いが、周囲とうまく関係を築けないという青年研修医マーティン。
本作はそんなマーティンの成長ドラマのようにスタートする。
いや途中でこれは犯罪ものということをすっかり忘れていたくらいだ。
ところが中盤から彼が暴走し始め、ハラハラする展開に。
越えてはならない一線を越えてしまう主人公だが、
変質者としてサイコ・サスペンス寄りに描くのではなく、
まじめすぎなぐらいの人間が道を踏み外していくという
“人間ドラマ”をが強調されている。
たぶんアメリカでは低予算映画なんだろう。
でも、地味な分だけ、じっくりと見れて楽しめた。
悪さをして、気づかれそうになってあわてて、
さらに状況が悪化していく。
前知識なく2時のロードショーで観たら、拾い物だろうなあ。

でも、こんなドクターは嫌だ。

(★★★)
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by mahaera | 2012-01-12 00:04 | 映画のはなし | Comments(0)
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