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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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新作映画レビュー『ジャックとジル』 お騒がせの妹ジルと振り回される双子の兄ジャックを一人二役で

ジャックとジル

2011年/アメリカ

監督:デニス・デューガン
出演:アダム・サンドラー、ケイティ・ホームズ、アル・パチーノ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開:1月21日よりシネクイント にて


「アメリカではヒットメーカー」だが日本では知名度が低い。
たいていそんな俳優はコメディ俳優なのだが、
アダム・サンドラーはたぶんそのトップクラスだろう。
2011年のハリウッド俳優収入ランキングでは、
1位ディカプリオ、2位ジョニー・デップに続き、第三位。
現在のギャラは30億と言われ、トム・クルーズに並ぶギャラだという。
日本じゃきっと「誰、それ?」なんだろうが。

さて、今回、サンドラーは性別も性格も正反対の双子という
一人二役に挑戦している。
妻と2人の子供に囲まれて幸せな家庭を築き、
広告代理店でビジネスマンとしても成功しているジャック。
そんな彼の悩みは、毎年感謝祭になると、
双子の妹のジルが我が家にやってくること。
いつもハイテンションで他人の迷惑を顧みないジルにジャックは辟易。
しかし、ある日、自分のスポンサーのCM(ミスド)に出演してもらうため
アル・パチーノに会いに出かけた先で、
そのジルにパチーノが一目ぼれしてしまう。
ジャックは妹をダシに、出演依頼を画策する。

人に迷惑をかけてもまったく気づかないオバサンキャラのジル。
この女性キャラは、サンドラーがTVサタデーナイト・ライブ時代に
得意としていたものだという。
まあ、これだけでも笑わせてくれるのだが、それが全編続くと
ちょっと疲れてしまう。そこで、本作では、本物のアル・パチーノ
がデフォルメされた自分自身を演じて私たちを楽しませてくれる。
“CMに出ない”“古典の舞台に入れ込んでいる”
“役にのめり込み過ぎ”という、彼のパブリックイメージを
彼自身が楽しんで演じている。考えてみたら、純然たるコメディに
パチーノが出ることはほとんどない。

散々笑わせながら、最後にはホロリとさせてくれるのは、
脚本や演出がしっかりとしているからだろう。

ジョニー・デップが本人役で、カメオ出演しているのも
お楽しみだ。


(★★★)
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by mahaera | 2012-01-13 11:28 | 映画のはなし | Comments(0)
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