アムネスティの活動80周年を記念して、80組のアーティストによる
ボブ・ディランのカバーアルバムが発売されている。
「Chimes of Freedom」だ。
この存在は、
inter FMのバラカンモーニングで知ったのだが、
(番組は昨日で終了。残念)
日本版はなく、輸入版のみ。というのも、所属の異なるアーティストたち
によるチャリティアルバムだからだ。
で、このアルバムのことはいつか書こうと思っていたのだが、
それは今度ゆっくり書くとして、一昨日、メキシコ出身の歌手
ヒメナ・サリニャーナさんにインタビューに行ったとき、
このアルバムに参加した経緯を個人的に聞きたかった。
で、本題とは関係ないインタビューだったので、
たぶんそちらには掲載しないので、ちょこっとここに書いておきます。
ヒメナ
メキシコではボブ・ディランはアメリカに比べると
それほど有名ではなく、
とくに私たちの世代では存在感の大きい人ではありません。
もちろん名前は知っていて、一度メキシコでコンサートを
見たことがあるが、音楽にあまりピンとくるものがなく、
彼の本質は理解できませんでした。
このアルバムの話が来たときに、この機会にもう一度聴いてみようと、
リサーチもかねて5~6枚のレコードを聴き、
「アイ・ウォント・ユー」を選びました。
そのときでもこの曲は何を言いたいのかわからなかった(笑)
人に聞いてもわからない、
そしてディラン自身も知らないらしい。
まあ、いちいち歌詞の説明をしたくないのでしょう。
そのあたりから、彼のことが少しわかってきた。
でもボブ・ディランだったら、私はレナード・コーエンのファンかな(笑)
うーん、残念。ボブのファンかと思っていたので。
でも、ヒメナさんの「アイ・ウォント・ユー」のカバーもいいので、
聞いてみてください。
このアルバム4枚組で、amazonならたったの2400円くらいです。
ちゃっかりヒメナさんのサインをもらってしまいました。
後光が差すディランの右下です。