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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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最新映画レビュー『アタック・ザ・ブロック』  団地で繰り広げられる不良キッズとエイリアンのバトル

アタック・ザ・ブロック

2011年/イギリス、フランス

監督:ジョー・コーニッシュ
出演:ジョディ・ウィッテカー、ジョン・ボヤーガ、ルーク・トレッダウェイ、ニック・フロスト
配給:アステア、パルコ
公開:6月23日
劇場情報:シネクイント


ちょっと気を許していたら明日から公開だが、原稿を書いていない!
いくらウエブだからといって、公開前には掲載しなきゃと、
サンプルDVDを送ってもらって、昨日観て、今日原稿書いて、
クライアントに提出。そんなんでいいかと思うが、
観て面白かった! 安っぽいけど、アイデアで勝負!という作品だ。

舞台すロンドン郊外の低所得者用の公共団地。
そこに住む不良キッズ(中学生ぐらい)が、
近所で女性相手にカツアゲをしていると、突然隕石が落ちてきた。
中から飛び出した毛むくじゃらで、やたら歯が鋭い小さな生き物が
襲ってくるが、逆にキッズたちは追い詰めて殺してしまう。
おいおい、殺さなくてもと思うが、そのあたりの犬とか
いつも殺しているんだろう。そんな感じ。
で、少年たちは面白半分にその死体を
団地のギャング(地元のボス格)ところへ持っていく。
これで俺たちも一人前だ。ハッパじゃなくて、もっと高いものをさばけるぞ
みたいな感じだ。しかし、今度は複数の隕石が落下。
キッズたちは、「またブチ殺してやるぜ」と出かけていくが、
中からより巨大で獰猛なエイリアンたちが現れる。。。。

『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』の製作のエドガー・ライト、
出演のニック・フロストのコンビによる、
ちょっとオフビートなエイリアン侵略映画が本作だ。

舞台はロンドン郊外の団地(ブロック)。
そこだけにやってきたエイリアン軍団と戦うのは、
警官でもヒーローでもなく、団地を根城にしている不良少年たち。
少年たちの会話に「ポケモン」「ナルト」「ニンジャ」なんて
言葉が出てくるぐらいの年頃だ。
エイリアンは、目がなく歯が光る毛むくじゃらの凶暴なサル
って感じ。知能は低そうだ。ただし、大人の人間を一撃で
倒せるほどの腕力と牙を持っている。

地球の存亡をかけた戦いかもしれないが、
それが誰も知らずに、団地の一角で行われている
そんな造りが面白い。
怖いシーン、というよりより、
コメディまでは行かないが、笑いながら楽しめる、
そんなチープさがこの映画らしさかも。

(★★★☆)

というところに、この映画のテイストが感じられるだろう。この製作チーム独特の毒のあるユーモアが散りばめられ、コメディではないがホラー寄りでもないという、軽快なアクション映画になっている。銃はないので、キッズたちの武器はバットや爆竹、ナイフ、そして日本刀?だ。誰も省みない場所で、たぶん世界の誰にも知られることなく、エイリアンとの戦いが繰り広げられているという視点が面白い。不良キッズのリーダー役のジョン・ボヤーガが、少年ながら貫禄のある演技だ。
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by mahaera | 2012-06-22 21:10 | 映画のはなし | Comments(0)
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