仕事が一段落、とあちこちで書いているが、
実は「ふつうに毎日働けば終わる」という状態に戻っただけで、
一日でもフルで遊んでしまうと「終わらないかもしれない」
というぐらいのレベル。
でも、お金もないので、遊びもせず働くしかない。
今月は「楽器に触らない」というのが方針。
触っちゃうとすぐに時間がたっちゃうし、また曲とか
作り始めると、半日終わっちゃうし。
できればやりたいのだが、それはそういう時が来たら。
昨年いっぱいで、関わっているバンドはすべて辞めたので、
自分から言い出さない限りは、音楽活動はなし。
メンバーからも「半年ぐらい休んだら」と言われているしねえ。
二週間後からはネパール行きなんだが、
それまで仕事で観なきゃならない映画と、
自分が見たい映画がたっぷりある。
そして、ふつうに旅行関係の原稿の仕事もあるし。
3月まではこんな調子なので、音楽活動はやっぱり休むかな。。
今週は毎日試写に行く予定。
今日は、今年のアカデミー主演女優賞の本命ふたりの
それぞれの主演映画『ゼロ・ダーク・シティ』と
『世界にひとつだけのプレイブック』を観る。
この時期、アカデミー賞関連の映画は、
ふだん試写室に来ないような人が急に増える。
おかげで気をつけないとすぐに満席になってしまうし。
まあ、そんな近況でした(笑)
Facebookの文章
雪に覆われた昨日、昼間は一歩も出ず、キネ旬外国映画1位になったタル・ベーラ監督の『ニーチェの馬』を観た。世界のどこかの窪地にある粗末な家に住む父と娘。馬が働かなくなり、人が消え、水がなくなり、行く場所もなく、6日には太陽さえ上らなくなる。最後になって神の創造の6日間を逆行していることに気づく。でも、これは人生の象徴ともとれる。タルコフスキーの映画のように劇場で観ないと半減してしまうんだろうなあ。建物の外に出ると、もう人類は誰もいなかったら、と夢想しつつ町に出たら、寒いだけでふつうでした。この映画観た人、いる?