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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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新作映画レビュー『G.I.ジョー バック2リベンジ』キャスト一新して、ギャラを抑えた大人の事情が。。

G.I.ジョー バック2リベン

2013年/アメリカ

監督:ジョン・チュウ
出演:ブルース・ウィリス、イ・ビョンホン、ドウェイン・ジョンソン、エイドリアン・パリッキ、チャニング・テイタム
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
公開:6月8日より全国


G.Iジョー2を見ることになったので予習で前作観たら、
中身はないけどスピーディーだけど大人向きの演出で
意外と面白かった。まあ、監督は「ハムナプトラ」の人で、
よくある展開を今風に大人も楽しめるようによく作っていた。
銃器アクションとSFコミックのバランスも悪くないし。
ただ、脇役がわりと豪華で個性的な俳優を揃えているのに、
肝心の主人公たちのキャラが弱いのが難と言えば難。

大統領によりG.I.ジョー抹殺の命が告げられた。
実は大統領は、世界征服を狙うテロ組織“コブラ”の
一員にすり替わっていたのだ。たG.I.ジョーは数人を残して壊滅する。
一方、コブラの暗殺者ストームシャドーにより、
コブラの最高司令官コブラコマンダーが脱出。
コブラは世界征服に向けて動き出す。
突然の攻撃を受け、生き残ったG.I.ジョーたちが
助けを求めに行ったのは、伝説の司令官で
“初代ジョー”のジョー・コルトンだった。。。

さて、今回の「ジョー」だがその1のキャストはほぼ出ない
監督も脚本家も変わり、何か「大人の事情」を強く感じさせる。
前作の主要キャラはほぼ死んだか触れられず、
いちおう前作の主人公チャニング・テイタムは本作の最初から
引き続き主人公ぽく登場しますが、
始まって20分ぐらいで死亡してしまいます。。。

おいおい。

最初の20分はアクションもあるが、
本作で初登場となるドウエィン・ジョンソンと
テイタムとの友情が描かれ、主役の交替を観客に納得させるため。
前作のあと、ここ数年の間にテイタムのギャラが上がったため、
殺してしまったのかと邪推したくもなる。
いや別にテイタムがいいとは思わないんだが、
そりゃあ、ないでしょ。まるで
『エグゼクティブ・ディシジョン』を見た時のようなショックだ。

引き続き登場は、レイ・パーク(ダースモールの人)扮する
スネークアイズですが、マスクを被っているしセリフないので、

それにねえ、ネタバレというか最初のほうなので書いてもいいが、
前作の悪役の親玉デストロは、本作の冒頭で
幽閉カプセルから出されることなく、
コブラコマンダーに「お前はもう用済みだ」と見捨てられる
ので
出番無し。これもおいおい。
前作ラストで、クリストファー・エクルストンが
いきなり顔にやけどしてマスク被せられて
「お前はデストロだ〜」って
ほとんど意味不明だったけど、その伏線もばっさり切り捨て。
ちなみに、コブラコマンダー、
前作はジョゼフ・ゴードン・レヴィットだけど、
今回はずっとマスクなので、他人が演じている。
これもここ数年で、彼のギャラが高騰したため?

また、話もぐっと幼稚になってしまって、
マスクを被ったコブラコマンダーの目的が「世界征服」(笑)
いまどきショッカーじゃないのだから。。。
それも裏で政府を動かすとかじゃなくて、
堂々とホワイトハウスにコブラの旗を立てたりして、
とほほ。。コブラの戦闘員もほぼショッカーみたいだし。

もっとも、ビョンホンのおかげか、映画は大ヒットしているらしい。
(海外がアメリカの2倍)。
第3弾も決まった。
今まで「アイアンマン」や「ソー」など
マーベルもので稼いでいたパラマウントだが、
それをすべてディズニーに持っていかれたいま、
なんとか「スタトレ」と並ぶ人気シリーズにしたいのだろう。

もっとも、ビョンホンのハリウッド次作は、ディズニーの
『RED2』(笑)
そうそう、ウィリスの出演シーンは全部足しても10分ぐらい。
たぶん、拘束4日間ぐらいの仕事です(笑)
ウィリスもきっと、自分を安売りしているんだろうなあ、
ちなみに2012年米国公開作品では6本、2013年は5本の
作品に出ている。それまでは年2本ぐらいだったのに。
(★★)
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by mahaera | 2013-05-14 01:24 | 映画のはなし | Comments(0)
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