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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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最新映画レビュー『3D飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』残念な出来の続編

3D飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲

2013年/アメリカ

監督:ジョン・ラッセンホップ
出演:アレクサンドラ・ダダリオ、トレイ・ソングス、スコット・イーストウッド、ビル・モーズリィ
配給:日活
公開:7月13日
劇場情報:全国


ホラー映画の“最恐キャラ”といえば、“レザーフェイス”
映画を観たことがなくても、人の皮のマスクを被り、
チェーンソーを持った大男のビジュアルは見たことがあるだろう。
実は僕はこの『悪魔のいけにえ』をいまだかつて見たことがない。
中学校のときに、テレビで紹介した映像を見て、
それだけでもう怖くて怖くて、観に行けなかったのだ。
同じような映画に『ゾンビ』があるが、こちらは克服しようと、
2000年の12月31日に観た(世紀が変わる前にと)。
さて、こちらの『悪魔のいけにえ』は見ずじまいで、
この続編で初めて、対面することになる。レザーフェイスと。

この映画は、何度も作られた続編やリメイクはすべて
“なかった”
ことにして、『悪魔のいけにえ』の
ラストシーンから物語が始まる。

最後の“獲物”を取り逃がしたレザーフェイス。
保安官が逮捕に向かうが、血に飢えた町民たちが
ソーヤー家に火をつけ、一家を皆殺しにする。
ところが、ひとりの赤子が生きていた…。

養子として成長したかつての赤子ヘザーの元に、
一通の手紙が送られてくる。
そこには祖母が世を去り、その遺産相続人であることが記されていた。
自分が養子であることを知ったヘザーは、
出生の秘密を知るため友人たちと祖母の屋敷へ向かう。
しかしそこには、レザーフェイスが…。

もうこれだけで、だいたいの話は終わり(笑)
予想通り。若者たちはひとりひとりと殺され、
また、保安官の制止を振り切ってソーヤー一家を
皆殺しにした男たちのリーダーで、いまは町長となった男が
執拗にヘザーとレサーフェイス一家を根絶やしにしようとする。

陰惨なホラーが多い中、これは今となっては呑気にも映る
明るいホラーで、結局殺されてしまう若者たちにも、
そんな感情移入もしない。
レザーフェイスも、もういいおじさんなのか、
おっさんの町長たちと戦って互角
というのは、
不意打ちさえなければ、そんなに怖くないんじゃないの?
という感じである。
その点、不死身のジェイソンと違って、
ただの頭のおかしい、おっさんなのだ。
で、この映画にはいろいろ突っ込み所があり、
死んだ富豪のおばあさん、というのも
貧乏なソーヤー一家からすると信じられないし、
親族には従順なレザーフェイスというのも都合良すぎる。
とはいえ、20年間、家の奥に閉じ込められて、
人も殺してなかったというのも?

事件が解決して、そのあとのシーンも
笑っておしまい、というのもなんかねえ。
全体的に、脚本も演出も雑すぎる感じ。
B級というより、D級ぐらいのできなんだが、
なぜか全米では酷評にも関わらず、大ヒット。
初登場1位という快挙(みんなガッカリしたと思う)。

3Dも大したことないし、レンタルでもいいかなって。
残念な出来でした。


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by mahaera | 2013-07-13 00:56 | 映画のはなし | Comments(0)
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