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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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最新映画レビュー『マジック・マイク』チャニング・テイタム人気はわからないが、マコノヒーはかなりヤバい

マジック・マイク
Magic Mike

2009年/カナダ、アイルランド

監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:チャニング・テイタム、アレックス・ベティファー、マシュー・マコノヒー
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
公開:8月3日
劇場情報:新宿武蔵野館


「男性ストリップの世界をソダーバーグが映画化!」
このどこに需要があるんだかないんだかわからない気がするが、
主演がチャニング・テイタム。しかも、「彼の実体験に基づく」
というのが売りらしい。
日本ではまだ「誰それ?」というレベルだが、アメリカでは
人気トップ俳優。すでに「フォーブス」が選んだ
「2013年最も稼いだハリウッド俳優トップ10発表!」
http://news.walkerplus.com/article/40014/
では、デップやクルーズを押さえて2位
つまり、デップやクルーズがストリップすると思えば、
観に行きたい女子も多いと想像できるだろう(笑)

いろいろな仕事を掛け持ちして、お金を貯めている
自称青年実業家“マイク”。
彼は終末になると、男性ストリップクラブのスター
“マジック・マイク”として人気を得ていた。
しかしオーナーのダラスに、再三、共同経営を持ちかけるが
その返事は渋い。
ある日、マイクは仕事先で知り合った青年アダムを、
ストリップの世界に誘う。今まで何をやってもダメだった
アダムは、急に女とお金を手にして自信をつけていくが、
真面目な姉のブルックはいい顔をしない。
やがてマイクは、ブルックに引かれていく。

話は男性版「フラッシュダンス」みたいなもの。
“成功”を夢見ている主人公が、いろいろな職業をかけもち。
ただしストリップでは人気者だが、それで食っていこうという
わけではない。女やドラッグにも多少手は出すが、
すべて「ほどほど」で、自分の生活を守っている。
ただし、そのほどほどな(ある意味堅実)、
「実業家」になるため、お金を貯めはいるが、
思い切ったことや具体的なことは、なかなか先延ばしにしている。

今やベテランのマイクだが、自分の若い頃を彷彿とさせる青年
アダムを見て、舎弟のようにかわいがる。
しかし、アダムは若さゆえか、もともとちゃらんぽらんな性格もあり、
ドラッグに手を出し、多額の負債を抱えてしまう。
また、自分の力を過信し、傲慢になり、恩を仇で返すようになる。

というストーリーはあるが、それほど真剣にならずに、
突っ込み不足。というか、テイタムにシリアスな演技は無理で、
彼の心の葛藤が伝わって来ない。
アクション映画ならそれでもいいんだが、ドラマだとねえ。
そういえばパチーノと共演していた『陰謀の代償』とか、
いまいちパッとしなかったし。
この人若いんだろうがオッサン顔で、日本では人気でないタイプ。
しかし、「ピープル誌が選んだ最も美しい男性」に選ばれるなど、
アメリカ人の好みはよくわからない。

見ものはもちろん「男性ストリップシーン」!
かなりショーアップされたもので、僕は男性だから
まったくエロは感じないが、女性が見るとまた別?
「ショーガール」見て興奮する男性みたいなもの?

ところがこの映画で一番印象になったのはテイタムではなく、
クラブのオーナー役のマコノヒー
この人の人気も、日本じゃよくわからないって感じ。彼も、
「ピープル誌が選んだ最もセクシーな男性」に選ばれたはず。
ストーリー上、とくに重要でなくてもいいんだが、
無駄に出番が多く、それがいちいちヘンな異様さ。
映画のクライマックスは、テイタムじゃなくて、
マコノヒーのストリップシーンだよ!

しかも1曲フルで、ケツ見せまくり。
おまけに、その前にマコノヒー自作の曲を
ギター弾き語りで披露(うまくない)。

40代の鍛えた体をそんなに見せたいのか
という、「ヘンなものを観た」感強し。

ちなみにこの映画日本では公開が一年遅れたので、
ジョゼフ・ゴードン・レヴットがSNLで
ネタとして取り上げている他の映画が。。
http://www.youtube.com/watch?v=Mq1tdQkTPKA

★★☆
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by mahaera | 2013-07-30 11:00 | 映画のはなし | Comments(0)
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