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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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映画レビュー『カリートの道』見逃していたデ・パルマ作品。かなりいい出来。

デ・パルマ×パチーノの『カリートの道』
『スカーフェイス』ばかりがもてはやされるが、こっちもいいでないの!


出所した中年ギャング(パチーノ)が足を洗って、
惚れた女と出直そうとするが、
昔の仲間たちにひきずりこまれ、戻れない道に…。
というヤクザ映画の定番のストーリーだが、
定型だからこそ活きる、デ・パルマの演出の上手さ
(最近の破綻した演出も面白いのだが)と、
この時期ならではのパチーノの味わいが、すばらしい。
いや、何で見てなかったんだろ。

ラストのニューヨークセントラル駅での、
エスカレーターを使った銃撃戦は、
映画的ウソのカタルシスがある(もう、とっくに下まで
降りているよと言うのは野暮)。
その後、この映画で初めて見せるパチーノの
満面の笑顔
からの展開も、よくできている。名場面だと思う。

途中でパチーノにこずかれるヘタレギャングが、
ヴィゴ・モーテンセン
相変わらずチンピラ役がピッタリのジョン・レグザイモ
変な髪型で最低の弁護士役のショーン・ペンなど、
役者陣もいい。ただ、
恋人役のペネローペ・アン・ミラーは魅力を感じなかったが…。

で、昔流行ったベタなジョー・コッカーの
ラブバラード「You are So Beautiful」
この映画の主題歌だったことを、初めて知りました。
いま聴いても、ベタだなあ。
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by mahaera | 2015-04-05 13:32 | 映画のはなし | Comments(0)
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