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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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映画レビュー落ち穂拾い「セントアンナの奇跡」「十三人の刺客」共に見応えあり!

『セントアンナの奇跡』
興行がこけて制作費を回収できなかったスパイク・リーの『セントアンナの奇跡』だが、今回初めて見たがけっこういい作品だと思った。
イタリアに進軍するアメリカの黒人兵部隊が主人公たち。
彼らは同じ米軍の中でも差別を受けている。
ところが、イタリアの村人たちは、彼らを人種差別しない。
そういえば、この戦争の数年後に初めてヨーロッパに行った
マイルス・デイビスも、アメリカのような
人種差別がないことに驚いていたっけ

本部隊とはぐれた黒人兵4人、
見えない友人に向かって話しかける不思議な少年、
山から下りて来たパルチザン、逃亡したドイツ兵、
そして村に攻撃を仕掛けようとするドイツ軍…。
敵のほうにも善人はいて、味方にも悪人はいる。
大勢の登場人物が、それぞれの立場を演じるのではなかったので、「わかりにくい」「歯切れが悪い」「スカッとしない」と感じる人が多かったのか。
でも、人間なんてそんなものだと思うのだが。

『十三人の刺客』
日本映画の『十三人の刺客』は、邦画としてはかなり楽しめた。
ただ、伊勢谷友介のくだりと、
笑っちゃう牛の暴走CGは、何とかならなかったのかなあ。
「七人の侍」の菊千代を狙ったのだろうが…。
でも、それも稲垣吾郎の悪役がすごすぎたので帳消しになる。
もうゴローちゃん出るシーンは、すべて目が離せない。
それほどまでに、邦画屈指の悪役ではないだろうか。
もう最低の人間で、これほどまでに殺されるのを
観客が待ち望んだ悪役はなかなかいない
だろう。
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by mahaera | 2015-05-26 00:51 | 映画のはなし | Comments(0)
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