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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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映画レビュー 今月はロッキー祭り『ロッキー4』『ロッキー5』 ヒットはしたが別映画の4とまさかの5

ロッキー4/炎の友情

ドルフ・ラングレン扮するソ連の殺人マシーンのドラコに、
親友アポロを殺されたロッキーが、
復讐を果たしにモスクワに乗り込む。
たぶん「1」以外では一番ヒットした作品じゃないのかな。
ジェームズ・ブラウンが出演して歌うUSA讃歌「リビング・イン・ザ・アメリカ」もたっぷり観られる娯楽作品で、
もう少年ジャンプの世界
製作が1985年なので、ソ連崩壊前のレーガン時代らしく、
最後はモスクワでロッキーが勝ち、突然ロッキーが
俺たちは変われるんだ。一緒に仲良くやろう」と
異例のスピーチをぶつ。
レーガンはホワイトハウスにスタローンを呼んで大絶賛
しかし映画で試合の前に流れるソ連国歌の歌詞がスターリン時代のものなどの嫌がらせか、ソ連では当然ながら大批判。
スタローンが本当に友好を考えていたら、
こんなストーリーにはしないだろう。
ドラコを悪者として描いて、ロッキーが勝って、
仲良くやろうなんてね。
あとは、この作品だけ音楽がビル・コンティではないので、あのロッキーのテーマが流れず、MTV全盛時代のゴー・ウエストやサバイバーの産業ロックばかり流れるのも違和感。
この年、スタローンが主演した「ランボー/怒りの脱出」も公開されているので、ロッキーがほぼランボー化している作品。
ともに同年のゴールデン・ラズベリー賞(最低映画賞)受賞(笑) 製作費の10倍は稼いだのに。


ロッキー5/最後のドラマ

1990年の作品。たぶん、観た人はあまりいないという、
シリーズ最低の興収で、たった5年でロッキーもスタローンも、観客に飽きられてしまっていたことがわかる。
ドラコとの闘いでパンチドランカーになってしまったロッキーは
ボクサーから引退。
代わりに若手ボクサーのトミーを育てるが、
そのために息子との関係がぎくしゃくしてしまう。
トミーはやがてロッキーを裏切り、他のプロモーターと契約し、チャンピオンに。
しかし世間はトミーに厳しく、トミーはロッキーとの対決を選ぶ。
スタローンは、ロッキー最終作にするつもりで、
監督を「ロッキー」のアビルドセンに依頼
音楽もコンティに戻し、死んだミッキーも回想シーンで
登場などと原点回帰を図ったが、酷評されてしまった
評判は悪いが、僕は「2」から「4」までになかった「ドラマ」がきちんと描かれていて、そんなに悪くはないと思う。
ただ、それまでロッキーシリーズはすべてリングの死闘で終わっていたが、この「5」はまさかのストリートファイト。ボクサー同士が路上で殴りあって、そりゃなんじゃって感じで終わる
終わるんだったら、ロッキーは試合に負けるが家族の愛を得る、
でよかったんじゃないか。
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by mahaera | 2015-07-11 15:11 | 映画のはなし | Comments(0)
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