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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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新作映画レビュー『マッドマックス 怒りのデスロード』 ついでに1作目と3作目を見る

マッドマックス 怒りのデスロード

人間、どうせ死ぬなら病院のベッドの上ではなく、デスロードで死にたい

先日、2回目の「マッドマックス 怒りのデスロード」を見ながら、
歳はとっても中身はいまだ中学生のボンクラ大人は、みなそう思ったはずだ。
だいたい平日の昼間から、堂々と映画観に来ているような奴ら
なんだから(含自分)。

この映画、1回目見たときは「ただ、一本道を走って、また同じ道を走って戻って来る」と、車酔いしたような気分になったが、2回目なので、実は細かい所もよくできているのに気づく。
ムダなセリフがない、というかセリフがあんまりない
とくにマックス。怒濤のように、次から次へと迫って来る敵。
その中を疾走するタンクは止まることない。
まるで映画の古典「駅馬車」のようだ。
今回は2Dだったが、別に3Dじゃなくてもいいかなと思う。
あと2回は、大画面で見たい。
仕事が忙しいときは、ホントにデスロードな気分。
時間がたつのが高速化していて、
何かをしながら何かを迎え撃っている気分だ。
原稿メールで送ると、敵をひとり倒した気分。
しかし敵は倒しても倒しても次から次へとやってくる。
いまは、ほぼ倒したぐらいの気分だが、
人生は敵を倒し終わっても走り続けている。
寝たら明日になってしまう。一時停止ボタンってないもんなあ。

で、勢いで「マッドマックス」「マッドマックス サンダードーム」のDVDを借りて来て観た。
僕は「2」がシリーズ最高傑作だと思っているが、
みなさん異論はないだろう。6回ぐらいは見ている。
「1」も2回は見ているのだが、印象が薄く、
今回久しぶりに見たら、シーンは覚えていたが、
物語の流れはところどころ忘れていた。
マックスのキャラも違うしね。それにSFでもない。

「サンダードーム」は今回初めてだが、「2」の後、これでは不評な訳もわかる。
アクション映画というより、奇妙なビジュアルをいろいろと見せたいという感じで、ホドロフスキーやパゾリーニ作品のテイストだ。
ただ、それがマックスのキャラとうまく機能していない。
マックスのキャラは、レオーネ作品でイーストウッドが演じていた“名無しの男”だ。
そんな意味で、新作の「怒りのデスロード」は、「2」の発展系といってもいい出来映えだ。
これこそDVDではなく、劇場で体験する作品。
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by mahaera | 2015-07-14 13:56 | 映画のはなし | Comments(0)
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