おとといの土曜日、
カンプノウスタジアムにブルース・スプリングスティーンを見に行ってきた。
今回の旅の目的はこれ! バルセロナにしても遅いと思う夜9時10分、
6万5000人の観客の前にブルースと
Eストリートバンドが登場。
先月までのアメリカツアーとはセットリストを若干変え、
1曲目は
「Badland」。観客はスペインにこんなブルースファンが
いるのかというぐらい、もうハイテンション。とにかくどの曲も歌う、歌う。
英語の歌詞なのに、もう暗記しているのかというほどのファンばかりなのか。
北米ツアーでは前半は、「ザ・リバー」全20曲を立て続けにやったようだが、2週間ほどの休みの間にセットリストを替えたようで、
「ザ・リバー」からは12曲に減り、代わりに「ボーン・イン・ザ・USA」や「ライジング」からの有名曲が入る。
やっぱり、外国だから有名曲を増やしたのか。
驚くのが、曲間の休みが全くないこと。前の曲のエンディングに被り、
ブルースが「ワン・ツー・スリー・フォー!」と掛け声をかけてすぐ次の曲に。
観客が席に座るようなスローな曲が登場したのは、
始まってから1時間を過ぎてから。
それまでは
ずっとコンサートのハイライト状態が続いているようなものだ。
ポールの時も思ったが、「歳何だからそこまでやらなくていいよ」と
こっちが思ってしまうが、お構いなしの体力だ。
66歳とは思えない。
この曲で終わりかと思わせて、すぐ次の曲に入る。
前半のハイライトは
「ハングリーハート」か「ザ・リバー」。
スタジアムの斜面に観客のライトがつくと、まるでLa Pazの夜景。
本編が終わったのは11時半すぎ。そこからようやくアンコール。
と言っても6曲。最初はプリンスの
「パープルレイン」!
「ダンシン・イン・ザ・ダーク」では観客の女の子を上げて踊らせる。
ルルのカバー
「Shout」では観客みんながジャンプ。
2度目のアンコール(たまにしかやらない)では、
「ツイスト&シャウト」。
永久に終わらないかと思うコンサートが終わったのは、0時45分。
3時間半、ほぼ休憩もMCもなし。
来てよかった最高のライブだった。