日曜日、ブルースのライブが終わってから10時間後、
今度は映画音楽家のダニー・エルフマンのコンサートへ。
これは日本でもライブがあった、ダニー・エルフマン自身が手がけた
ティム・バートン作品を演奏するコンサートで、
数十人からなるバルセロナのオーケストラ、30人以上の合唱隊による演奏。
「ピーウィーの大冒険」から、「ビートルジュース」「バットマン」
「ビッグフィッシュ」「スリーピーホロウ」などの曲が、
スクリーンに映った映画の名シーンやティム・バートンによる
スケッチ画などを背景に流れる。
休憩を挟んだ二部での「シザーハンズ」の生演奏は感動的。
そしてハイライトは「ナイトメアー・ビフォー・クリスマス」。
ここで主人公のジャック・スケリントンの歌を
映画本編で歌っているダニー・エルフマン自身が登場し、
ジャックと同じ振り付けで歌う。初めて見るエルフマンは、
例えて言えば “痩せているエルトン・ジョン” か。
好きな曲をたっぷりやってくれて、最後の曲はボーイ・ソプラノの
少年が登場して「アリス・イン・ワンダーランド」を歌う。
アンコールは「ナイトメアー〜」のブギーの歌を、
ダニー・エルフマンが再登場して歌い、大喝采。
観客は前日のスプリングスティーンとは異なり、大人しめの人が多い。
隣の席のスペイン人が前を通る時、「すいません」と
日本語でいうぐらいなのでオタクが多いのかな(笑)
あと、バートン作品のキャラのコスプレイヤーたちも10人ぐらい来ていた。
いや、これはこれで楽しいコンサートだった。