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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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最新映画レビュー 『世界の果てまでヒャッハー!』 結構楽しい、おしゃれ度ゼロの正真正銘の「バカ映画」

世界の果てまでヒャッハー!

2015年/フランス

監督:ニコラ・ブナム、フィリップ・ラショー
出演:フィリップ・ラショー、アリス・ダヴィッド、クリスチャン・クラヴィエ
配給:アルバトロス・フィルム
公開:11月19日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿


重い映画が多い、と思われがちなフランス映画だが、
たまにしょうもないほど「バカな」コメディ映画がやってくる。
この映画もそんな一編で、90分というコメディとしては
ちょうどいい長さの間じゅう、「おいおい」と画面に
ツッコミを入れっぱなしだった。
だって出てくる登場人物たちが、揃いも揃ってバカばかり(笑)
ちなみに世の中には、女子が「あの映画、おバカで面白い」と
話題にする、ちょっとバカさ加減がおしゃれな感じで取られている
映画があるが、これは違う。バカ(笑)

ストーリーはこんな感じ。
恋人のソニアの父親が経営するブラジルのエコリゾートに招待された、漫画家のフランク。
彼はこの旅でソニアにプロポーズしようと指輪を用意していた。
この旅には二人の友人の3バカのサム、アレックス、エルネストら
も一緒だ。
行きの飛行機の中で、フランクが用意した指輪をいきなりアレックスが飲んでしまうというベタなギャグ。

リゾートは青い海と空、豊かな自然、ビキニの美女たち。
しかしフランクとソニアの心はすれ違い、
気弱なフランクはプロポーズができない。
そんな中、一行はソニアの祖母ヨランダを連れて飛行機で
奥地に向かい、ジャングルツアーに参加することに。
しかし行った先の洞窟でガイドが転落、行方不明になり、
一行はジャングルで途方にくれる。
そこに原住民の一行が突然現れ、、、

バカの一人、アレックスは旅の様子をずっとビデオで撮影している
という設定で、途中からはリゾートに残った人たちが
探しているうちにそのビデオを見つけ、
再生して行方不明になった事件の顛末を知るという構成だ。

ギャグの多くは古典的なので、こちらが結果を予測して
「おいおい、そうしたらダメだろ!」と
ツッコミを入れてみるのが楽しい。
たとえば洞窟を案内しているガイド。
ガイド「私はここに来るのは二度目ですが、前回は1週間迷いました」なんて言っていると、
「あーっ!」てガイドが穴に落ちる(笑)。
みんなが「大変だ!助けに行かなきゃ」
「どのくらい穴が深いんだろう」と言っていると、
バカのひとりが石を落とし
下から「ギャーッ」と悲鳴が聞こえる(笑)

「ロープを作って助けよう」と誰かが言い出し、
みんなが服を脱いで、女性は無駄にビキニ姿に(笑)
服をつないでロープができたと思ったら、バカはどこにも結ばず、
そのまま投込むもんだからロープは全部落下(笑)

こんな調子のコントのようなギャグは、
テレビの短いギャグをたくさん繋げたようだが、気楽に楽しめる。
教訓もホロリともさせない。
ただひたすらに画面にツッコミを入れる90分。
けっこう楽しめたよ(笑)
★★★
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by mahaera | 2016-11-19 17:17 | 映画のはなし | Comments(0)
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