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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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最新映画レビュー2本 『ナイスガイズ!』、『クリミナル 2人の記憶を持つ男』 2本立てでみたい

ナイスガイズ!
2016年/アメリカ

監督:シェーン・ブラック
出演:ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリング、アンゴーリー・ライス、キム・ベイシンガー
配給:クロックワークス
公開:2017年2月18日より公開中


アカデミー賞受賞作の陰に隠れて公開されている、
アカデミー賞とはまったく関係ない観客のために
作られている映画2本をまとめて紹介。
実際、今回紹介する映画は、名画座の2本立て上映に
ふさわしい、まったくオシャレ度はない作品たちだ。
まずは『ナイスガイズ!』。70年代のLAを舞台に、
つい手が出てしまう示談屋(ラッセル・クロウ)と
へなちょこ私立探偵(ライアン・ゴズリング)が、
最初は反目し合うもやがて手を組み、巨悪に立ち向かうという、
70年代クライムムービーへのオマージュたっぷりの作品。
70年代が舞台だから、P.T.A.監督の『インヒアレント・ヴァイス』
と同時代で風俗も被るが、こちらは深読みもさほど必要ない
娯楽作品になっている。
いちおう社会的なテーマはあるが、
あくまでメインは2人のスターのコンピネーション。
『ラ・ラ・ランド』でようやく日本でも認知された感がある
ゴズリングだが、ここではしょーもないバカ演技を見せてくれる。
ただし、はじけ具合が期待値を上回らず、
のりたいのにのれないロックコンサートの様な状態になって残念。
★★☆


クリミナル 2人の記憶を持つ男
2016年/イギリス、アメリカ

監督:アリエル・ヴロメン
出演:ケヴィン・コスナー、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズ
配給:KADOKAWA
公開:2017年2月25日
劇場情報:新宿バルト9


B級映画ながら豪華キャストというのが、
昔の独立系映画会社の映画っぽい。
世界を破滅させようとする富豪(またか)が
米軍の兵器を遠隔操作できるソフトを手に入れようとする。
それをCIAエージェントのデッドプールこと
ライアン・レイノルズが阻止しようとするが殺されてしまい、
上司(ゲイリー・オールドマン)がエージェントの
記憶を誰かに移植して、情報を聞き出そうとする。
選ばれたのは脳に障害がある死刑囚(ケヴィン・コスナー)で、
医師は宇宙人ジョーンズ(トミー・リー・ジョーンズ)。
で、案の定、死刑囚は手術が終わったら脱走し、
CIAと悪の富豪の両方に追われる。
エージェントの記憶も併せ持つ死刑囚は、
エージェントの妻であるワンダーウーマン(ガル・ガドット)に
ふれるうちに善の心を得て、悪と戦い世界を救う。
という話で、安定した俳優陣の助けを借りて、
使い古された話を安心して見られるアクション映画
にしている。
が、いかんせんB級感は最後まで拭えず、
すべてが予定調和で終わる
『フェイス/オフ』のようなA級のアクション映画を見たって、
満足感はない。
まあ、でも最初からB級だと思って見ていたから、
こちらはがっかり感はないけどね。
★★☆
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by mahaera | 2017-03-17 10:50 | 映画のはなし | Comments(0)
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