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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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最新映画レビュー『マン・ダウン 戦士の約束』、『アサシン クリード』 新橋文化で2本立てで観たい

マン・ダウン 戦士の約束
Man Down
2015年/アメリカ

監督:ディート・モンティエル
出演:シャイア・ラブーフ、ケイト・マーラ、ジェイ・コートニー、ゲイリー・オールドマン
配給:アルバトロス・フィルムス、クロック・ワークス
公開:2017年2月25日より新宿武蔵野館にて上映中


一時期は「スピルバーグの秘蔵っ子」として、
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
『イーグル・アイ』『トランスフォーマー』シリーズなどの主演を
務めていたシャイア・ラブーフだが、次第に奇行が目立ち、
近年は仕事が激減

なんで2014年の『フューリー』で見たときはしばらくぶりに感じ、「大人になったな」と思った(いい演技だった)。
本作はそんなラブーフ久々の主演作品だが、B級テイストが高く、
これぞ今は亡き新橋文化の二本立てで見たかったような作品。

アフガニスタンから友人のデビンと共に帰還した復員兵のガブリエル(ラブーフ)だが、なぜか街は荒廃し、妻子はいなくなっていた。妻子を探し求めるガブリエルの姿に過去の彼の回想がかぶる。
厳しい訓練に耐え、愛する妻子を残して
アフガニスタンに向かうガブリエル。
数々の任務をこなすが、作戦中にある“事故”が起きる。

人がない荒廃した街。
SF映画かゾンビ映画かと思うような光景だが、
映画を見ているうちにこれは彼の心象風景であることがわかる。
つまり、『アメリカン・スナイパー』のようにPTSD
(心的外傷後ストレス障害)の兵士を描いた映画なのだ。
イラクやアフガニスタンからの復員兵の5人に1人が
PTSDになっているという。
という社会派映画でもあるのだが、
あくまでそれも娯楽作品の範疇で作られており、
また登場人物の内面に迫るほどの演出力もなく、ライト級のでき
つまり予備知識なく2本立てで見て、「面白かった」程度のできで、残念。
★★


アサシン クリード
Asassin's Creed
2016年/アメリカ

監督:ジャスティン・カーゼル
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ、シャーロット・ランプリング
配給:20世紀フォックス映画
公開:2017年3月3日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開中


うちの息子が映画館の予告編で反応したのがこの映画。
つまり人気ゲームの映画化だ。
ゲームは、有史以来、世界はアサシン教団とテンプル騎士団が
いろんな時代戦い続けているという設定だ。
映画では、現代、アサシン教団の末裔である死刑囚カラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)が、テンプル騎士団の施設で
DNAの記憶を呼び覚ますアニムスという装置により、ルネサンス期のスペインへ意識だけ送られる。
そこで、人心をコントロールできるという
「エデンの果実」の場所を探すという話だ。

映画の見どころは、ゲームのアクションを
いかに再現できるかということ。
そこでアクションには壁から壁へと伝わる「パルクール」という
エクストリームスポーツが取り入れられている。
また、ゲームの見せ場でもある「イーグルダイブ」もかっこいい。
ただ、話がつまらない!
主なアクションはルネサンス期のスペインが舞台で、
ここはまあ面白く観れるが。
現代のシーンがリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ、シャーロット・ランプリングと役者を揃えているのに、これといった演出の切れもなく、凡庸なできで退屈
久々の“外し”映画になった。
ただし映画はそこそこヒットしたので、続編が作られるかもね。

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by mahaera | 2017-03-19 13:08 | 映画のはなし | Comments(0)
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