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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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アーサー・ゴールデン作 「さゆり」を読んで

今回の旅で、唯一読み終わった小説が「さゆり」上下巻だ。
オリジナルタイトルは「Memories of Geisha」(ある芸者の回想記)だが、日本ではアピールしにくいのか、主人公の名前をとってタイトルにした。
アメリカではベストセラーになり、10年ほど前には、よく空港の本屋にこの本が並んでいたものだった。

スピルバーグが映画化権を買い取り、監督しようとしたが、結局彼はプロデュースにまわり、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督で映画化。
映画は以前観たが、原作を読むのが今回が始めてだ。

戦前の貧しい漁村にうまれた主人公千代は9歳のとき、姉と共に京都に売られ、祇園で育てられる。
先輩の売れっ子芸者・初桃にいじめられるも、「さゆり」として一流の人気芸者になっていく千代。
その一方で、彼女には幼い頃に出合った「会長さん」をずっと思い続けていた。
やがて戦争が始まり、華やかな花柳街も終わりを迎える。
戦後、さゆりは新たな人生を歩みだす。

最初、僕はこれは実話かと思っていた。話の構成が、現在ニューヨークに住む元芸者へのインタビューという形をとっていたからだ。
しかしこれは作者のまったくのフィクションで(リサーチのためにインタビューは行ったそうだが)、しかも作者はアメリカ人だということで二度驚いた。
それほど違和感なく、芸者の世界(もっとも日本人の多くは芸者の世界を知っているわけではない)が描かれ、ぐいぐいと話に引き込まれていった。
翻訳では多くの京ことばが使われている。そうしたことも含め、日本人翻訳者の力量もかなり大きいのではないかと思う。

主人公は先輩芸者のいじめにあう。そんな彼女の希望は、幼い頃親切にしてくれ、それ以来恋心を抱いている「会長さん」だ。
悪役の芸者もいれば、さゆりに芸者の手ほどきをし、一人前に育てる「いい」先輩芸者もいる。
祇園に生きる人々のキャラクターが生き生きと描かれ、映画版よりも面白い。

また映画では「可憐な主人公」という感じだが、原作ではもっとしたたかな部分も見せている。
欠点は、戦争が始まるあたりから物語がだらだらしてくることだろうか。
どうしても時間の経過を追う展開になり、前半のキャラクターのぶつかり合いや、芸者世界入門的な面白さが消えていったのが残念だ。

それでも、かなり面白い作品だし、知的好奇心も満たされるエンタテインメント小説であることには変わりない。

★★★☆
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by mahaera | 2009-01-31 19:17 | 読書の部屋 | Comments(0)

アトランタのモーテルから

サンホセを出て、今は乗り継ぎのアトランタで一泊。空港近くのモーテルにいます。
合理化なのか、値下げなのか、アメリカ系航空会社のサービスはどんどん悪くなり、今回デルタ航空の中米線では、機内食なし。
四時間ぐらい乗るのですが、配られるのはドリンクとピーナッツ。
ビールやサンドイッチは有料販売。
なので乗客は、搭乗前に空港でファストフードを食べています。

入国時に嫌なことが。
アメリカはテロ以降、入国審査が厳しくなり、指の指紋と顔写真をとるのですが、昔は親指のをとっていたのが、今は親指以外の四本。
で、その要領がわからず、モタモタしていたら、係官が
「お前は俺の時間を無駄にしているのかDon'T Wate my time」
「ちゃんとやらないと追い出すぞ Get off my land」
聞き取り不十分ですか゛、こんなことを言ってました。

だから、アメリカは嫌われるのだ。

って気になりますよね。前回はイエメンビザがパスポートにあったため、ネチネチ「何で行ったのか」と質問されたし。

いやーな気分で、「好きでこの国に来てんじゃねーぞ。そんなに偉いのか、おめーら」といいたい気分でしたが、英語が達者ではないので反論できず。

まあ、それだけなんですが、多くの外国人にとって、入国係官はアメリカという国の第一印象を左右しているでしようね。ハワイあたりだと、もっとソフトなのかな。

夕食を食べていなかったので、モーテルの隣のファストフード・ショップでフライドフィッシュのコンボを買ったのですが、付けあわせがまたフライドポテトとくどく、油でおなかがもたれました。
中華のデリバリーにすればよかったと後悔。

腹は半分ぐらいしか満たされていませんが、がまんして明日空港へ行くことにします。ちなみにこのモーテル、朝食はついていません。

アメリカ、早く出たいぞ。

ちなみに今回、コスタリカで一番多く出合った外国人旅行者はカナダ人。アメリカ人はちょぼちょぼ。
カナダ人はみなアメリカ人が嫌いでしたねえ。
ジャングルロッジに着いたとき、ちょうどオバマ大統領の就任式をテレビでやっていて、アメリカ人たちはテレビに釘付けでしたが、カナダ人や他の外国人はしらけてました。
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by mahaera | 2009-01-29 19:21 | 海外でのはなし | Comments(0)

旅行中に本を読まなくなった

いつも海外に出かける前、BOOK OFFに行って文庫本を10冊ぐらい買う。
全部持っていくわけではないのだけれど、たいてい5~6冊持って行き、読み捨てて帰ってくる。

一人旅の夜は長い。
暗くなるとやることがなくなり、酒を飲むか本を読むか。
もとより、テレビはあまり見ない。朝は早いがそれでも夜は10時ぐらいまでは起きている。

しかしこの三年ばかり、パソコンを持っていくようになったため、夜はパソコンに向かって仕事をしていることが多くなった。
まず昼間撮った写真にキャプション(タイトル)を付ける。
フィルムのころはもちろん日本に帰って現像してみなければ出来はわからなかったが、
デジタルの今では、毎夜出来を確認し、写真を選んで、トリミングなどの処理をして、キャプションをつけてファイリングする。
帰国してからしていた仕事が、現地で出来るようになったのだが、これがけっこう時間がかかる。
毎日1~2時間は平気でたってしまう。

それと、原稿もそのまま打ち込める。
また、持ってきたCDを聴き、あるいは映画までDVDで見られる。
今回は、時差ぼけと疲れで早く寝てしまい、映画は1本しか観る余裕がなかった。
写真のキャプションを書いているうちに、眠くなってウトウトして、昨日なら夜の10時半には寝てしまった(笑)。

まあ、こんな感じで、本を読む暇がない今回の旅だった。
いつもだと、移動時間中に本を読んだりもするのだが、今回は国が小さいので、
なかなか読書も進まない。

旅先でもパソコンばかりして、本も読まない。自分のことながら、旅も味気なくなったもんだ。

旅行中の読書の思い出では、インドネシアのブナケン島で読んだサマセット・モームのことをよく覚えている。
一日中雨の日があり、何もすることがなく、「月と六ペンス」を読み続け、読み終わった後、読む本もないのでさらにもう一回最初から読み出した。
モームの「雨」もその時の状況にぴったりだった。
そんな感じで、その本を見ると読んだ場所が思い出されるのもある。
そんなには多くはないけれど。
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by mahaera | 2009-01-29 19:20 | 読書の部屋 | Comments(0)

モンテベルデ国立公園 サンタエレーナ着きました

今朝は朝からずっと雨。
バン、それからアレナル湖をボート、次にジープと乗り継ぎ、モンテベルデ国立公園の入口の町、サンタエレーナに着きました。
今まではずっと雨と書いたけれど、降ったりやんだり゛ったのですが、
今日はずっと降り続いて、自然系の見どころに行くことはできませんでした。明日に何とか希望をつなぎ、今日は早く寝ます。

今いるところは、ペンション・サンタ・エレーナというバックパッカー宿ですが、シングルルームもあり、またwifiも可能です。
入口のラウンジでは、若い旅行者たちが、ビールを飲み、旅の話を花を咲かせています。さっきからかかっている音楽はジャック・ジョンソン(笑) 定番ですねえ。
小さな町ですが、日本料理店ができていたのには驚きました。
けっこう人が入っています。味は試していませんが。。。

雨で遠くへはいけず、ヘビ園とかカエル園とか、屋内施設に行きましたが、まあまあです。こういう観光地はどこも同じですねえ。
しかし雨でどこにもいけなくなった旅行者が、それなりに来ていました。

明日も雨かなあ。。。
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by mahaera | 2009-01-26 19:23 | 海外でのはなし | Comments(0)

アレナル火山国立公園で乗馬

今日は晴れたり降ったりの一日で、本当に10分ごとに天気が変わる一日でした。
太陽が出ると一気にプールに入りたくなるほど暑くなり、さあこれから山へ行こうという気になるのですが、その五分後には雨。上空をずっと雲が流れていいるせいです。
結局、今日も火山の頂上は見えず、流れる溶岩も見られませんでした。

仕方がないので、午後から参加できるツアーで、「乗馬&滝」に行ってきました。火山を見ながら緑の中を馬で、片道50分ほどかけて、滝へ行くツアーです。乗馬はほとんどしたことがないのですが、けっこう面白かったです。ただお尻が痛くなりましたが。

滝の水は冷たく、がんばって入ったという感じ。
きっと晴れていれば気持ちいい冷たさなんでしょうけれど、曇っていてただ寒いだけ。でも西欧人は問題なく入っていましたね。

明日も天気しだいで、晴れたら火山の写真を撮りに行きますが、
でなければさっさと朝から次の目的地、モンテベルデに移動する予定です。

それではまた。
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by mahaera | 2009-01-25 19:24 | 海外でのはなし | Comments(0)

アレナル火山国立公園へ


サンホセからバスに乗り、四時間半かけてアレナル火山のふもとの町、フォルトゥーナにやってきました。
六年ぶりですが、前は閑散とした町(大きな村?)程度だったのに、
大型スーパーや旅行会社、レストランやバー、みやげものやが並んでおり、びっくり。
バスも立っている人が出るほど満員だったし、いつのまにかメジャーな観光地になっていました。それてはそれでいいんですが、物価も上がっています。

天気ですが、サンホセを出て途中は雨模様でしたが、バスが着いた午後一時ごろには晴れ間が見えてきました。五日ぶりぐらいでしょうか。青い空を見たのは。

そこで明日に予定していたハイキングツアーを、急遽そのまま行くことにして、三時のツアーを予約。あわてて昼食を食べ、車に乗り込みました。僕以外の八人はなぜかみなカナダ人。
トルトゲーロの時もカナダ人ばかり。何ででしょうねえ。

てっきり国立公園の中の溶岩地帯を行くものと思っていたら、そうではなく、国立公園の外側の道を歩いて、動物や植物を観察する熱帯雨林ハイキングでした。ガイドさんは熱心でよかったのだけれど、思っていたツアーとは異なりました。
その後、見晴台のようなところで、流れる溶岩を見るのですが、あいにくの雲が山にかかり、結局、赤く流れる筋を見ることができませんでした。
真っ暗になったあと、懐中電灯片手にジャングルの中を20分ほど歩き、来る時通った吊橋を渡っていると、突然体が下に沈みました。
板がない部分があったのですが、懐中電灯だと気がつかず、そこへ足を踏み入れてしまい、すとんと落ちてしまったのです。
とはいえ、橋から落ちたわけではなく、片足がそのまま穴に落ち、もう片足は橋の上にふんばっていました。このとき、踏ん張っていた方の足に急激な負担がかかったようで、しばらく痛かったです。
「川に落ちて、誰も気づかなかったらやだなあ」などと考え車に乗り込み、最後の目的地の温泉へ。

七つの温泉が敷地内にあり、それらの温泉(プール)をホッピングしながら、プールバー(本当にプールの中にある)で飲んだり。
そうそう、その前に夕食ビュッフェをこの温泉で食べました。

町に戻ってきたのは午後10時。
長い一日でした。

また雨が降って来ました。
明日は晴れて欲しい。

それでおやすみなさい
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by mahaera | 2009-01-24 19:25 | 海外でのはなし | Comments(0)

トルトゲーロ国立公園から帰ってきました

数時間前、カリブ海側にあるトルトゲーロ国立公園からサンホセに帰ってきました。
ここはシーズン中ならウミガメの産卵、そうでなくても多くの種類の野鳥、ワニ、トカゲ、ナマケモノ、モルフォ蝶が見られる場所です。
しかし今回、運悪く三日とも雨。それも降ったりやんだりではなく、「降り続く雨」でした。おかげで写真は撮れず、また動物もたまり現れません。

ジャングルの中のロッジで雨だと、ほとんど意味不明な滞在。
長袖シャツの上にフリースでも着ないととても寒く、プールも入れず、
宿泊客もほとんど部屋にこもってしまうため、バーも閑散。
僕も部屋で原稿を書いたり、DVDを見たりといった具合。

明日からは別の国立公園へ向かいます。
何とか晴れてくれるといいのだけれど。
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by mahaera | 2009-01-23 19:26 | 海外でのはなし | Comments(0)

スティーブン・キング 「グリーン・マイル」を読んで

旅先で気軽に読める本というと、僕の中ではここ数年でスティーブン・キングがすっかり定着した。
映画化されてすでに内容を知っている作品なら、そんなに話の筋を追うのに気張らなくてもいいし、
また、BOOK OFFの105円文庫の定番でもあるので、買うのも安くてすむ(笑)。
ただ、どの作品も長い。
一冊で終わるのはまれで、たいてい何巻も続く。
だから古本屋で買う時は、全巻揃っているかが重要だ。

キング作品には、映画になっているので有名なものも多い。
また大きく分けると、ホラーと非ホラー作品があるが、今回は非ホラーの方の「グリーン・マイル」を読んだ。
これはアメリカでは毎月一巻ずつ、分冊で書下ろすという変わった形で発刊されており、
日本でもその形式にならって、一巻150ページほどという薄い文庫で全六巻で出版された。
しかしいくら薄いとはいえ、六巻もあると合計で800ページ以上にはなり、ふつうの文庫なら上下巻ほどのボリュームだ。

映画版は公開時にスクリーンで観た。監督は『ショーシャンクの空に』(これもキング原作)などのフランク・ダラボン。
主演はトム・ハンクス。
舞台は大恐慌時代のアメリカのとある刑務所。主人公は死刑囚のみの監房の刑務官エッジコム。死刑が執行される際にはその執行人となる。
その監房にある日、風変わりな死刑囚がやってくる。見上げるほど大きい黒人で、名はジョン・コフィー。
幼女2人を強姦殺人した罪で死刑を宣告されてるが、自分がしたことがまるでわからないようだ。
まもなく彼は不思議な力を発揮する。エッジコムの持病を治し、死んだネズミを生き返らし、そして不治の病の女性の命を救う。
奇跡を起こすコフィーに驚くエッジコムは、彼の無実を確信するが、やがてコフィーに死刑執行命令が下される。

小説を読んだ感想は、映画とほとんど同じ、いや映画がほぼ原作どおりだったということ。
もちろん細かい点ではいろいろ変更はあるものの、印象は映画で受けたものと変わらない。
「非ホラー作品」と書いたが、超常現象を扱っており、恐怖はないものの中間的な作品かもしれない。

その雰囲気は映画版の方がもっと濃厚で、『ショーシャンクの空に』のような感動作品かと思って見に行ったら、
途中、死刑囚の一人ドラクロアが電気椅子で死ぬ場面の描写は、子どもが見たら退いてしまいそうな、グロい描写だった。

主人公が無力というのは原作のほうがもっと強く感じた。
なにせ映画だとトム・ハンクスなのでもっと頼もしい感じで出てしまうのだ。
神が与えた奇跡の男を、人々が無実の罪で死刑にしてしまうというのは、イエス・キリストを想起させる。
もっともキング作品なので、宗教的な深みはあまりなく、単に人々にイメージしやすいようにしたということだろう。
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by mahaera | 2009-01-20 19:27 | 読書の部屋 | Comments(0)

コスタリカのサン・ホセから 治安とカメラが壊れたこと

コスタリカの首都、サンホセの中心にある、とあるホテルの部屋でこれを書いています。
中米の取材とアジアの取材と大きく異なるのは、夜が危険だということ。
まあ、夜に限らず首都は危険だが、日が落ちたら、歩いて動けるのは街のごく一部といっていい。
それでもこのサンホセは、中米の首都の中では安全なほうで、歩いて回れる範囲が他の首都よりも広い。
それでも中心から10分も歩けば危険地帯があり、話を聞きにいったゲストハウスのおにいちゃんが、「あの道の向こうは危険だから夕方五時以降は行ってはいけない」という。わずか10メートル先だ。そのおにいちゃんには悪いが、「ここには泊まりたくないなあ」と思った。

また、中心部でも街灯は薄暗いので、商店が店を閉めてしまう夜七時を過ぎると、途端に寂しくなる。
あと、中米の人は熱帯アジアや中東の人みたいに、夜の「そぞろ歩き」はしないようで、夕方になるとみな猛然とダッシュして家路についている。
こちらはまだ夜の九時だけど、中心部の歩行者専用道の店の八割が閉まり、人もどんどん少なくなっていく。周辺にはホテルも多いんだが。そのくせ24時間営業のレストランやカフェもあり、この人が少ない状態が普通なんだろうなあ。ここでは。

さて、おととい、カメラが壊れるというトラブルに見舞われて、今朝は店が開く時間になると共に、中心部のカメラ屋を五~六軒まわった。
希望のキャノンの一眼レフはどこにもない。一眼レフ自体が数が少なく、各店に二台ぐらいしか置いていない。どこかに大きなカメラショップはないかと聞いてみたが、そんなものはないらしい。
一眼レフも取り寄せか、ネット注文になるのが普通だぐらいのことを言われ、仕方がなくコンパクトカメラを買う。
しかしニーズがないのか、競争相手がないのか、高い。
CanonのPower Shotの海外版、US$390で買ったものが、ネットで同じものを見るとUS AmazonではたったのUS$155。がっかりだ。。。

明日から二泊三日の国立公園のツアーに行ってきます。
それでは。
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by mahaera | 2009-01-20 19:27 | 海外でのはなし | Comments(0)

コスタリカへ 国境越えとプエルト・ビエホ

昨日、パナマのカリブ海側から越境し、コスタリカへ入国しました。
パナマが物価が高かったので、コスタリカへ入ったら安くと思いきや、
宿代は少し下がったものの、食費はむしろ上がったかも。

コスタリカ→パナマと国境を越える旅行者は多く、また国境を越えるバスなんかもシスティマティックになっているんだが、逆は少ないようで、なかなか乗合タクシーをシェアする人もいない。
国境といっても、トラックが一台ぎりぎりで通れる幅の鉄橋が架かっているだけ。かつての鉄道の橋だが、今では鉄道は走っておらず、人と車が行き来している。といっても車はぽつぽつと通るぐらい。人も点々とわたっているという程度。

パナマの出国係官はひとりしかおらず、並んだ人の列がなかなか進まない。スタンプを押してもらっているのは外国人だけのようで、地元の人は何事なく出入りしている。それをチェックする役人さえいない。

荷物を背負って橋を渡り、今度はコスタリカのイミグレーションへ。人が窓口に並んでいるが、よく見るとみな入国カードに記入しているだけ。係官は暇そうに雑誌を読んでいる。係官に後ろから声をかけ、カードをもらう。後ろに並んでいる旅行者たちは、カードをもらうのも知らずに並んでいる。

この日の目的地のプエルト・ビエホに行くバスが一時間半後なので、せっかくさっさとイミグレを抜けてきたのに、延々と待つ羽目になる。
タクシーが声をかけてくるが、US$30は高くて(40kmほどあるが)バスを待つ。

一時間半でプエルト・ビエホに到着。ビーチに面したツーリスト村で、安宿やバー、レストランが並んでいる姿はタイあたりのビーチのよう。六年前に一度泊まったことがあるが、その時よりもにぎわっているので、通りを歩いてもあまり思い出せない。

六年前に泊まったホテルに泊まるが、料金は当然のように倍に上がっていた。ここは緑多い中庭とプールが売りで、花の蜜を吸いにハチドリがいつも飛んでいる。庭の一角では、真っ赤な姿の小さなヤドクガエルを飼っていた。さまざまな種類の鳥が飛んでくるので、自然好きにはいいだろう。

土曜の夜だったので、ビーチ沿いのバーは盛り上がっていた。
生演奏の店もあり、行きたい気持ちはあるのだが、眠気には勝てず、
9時には寝てしまう。12時に一度目が覚めると、外から演奏がかなり盛り上がっている音が。。残念。
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by mahaera | 2009-01-19 19:28 | 海外でのはなし | Comments(0)