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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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新作映画評 ジョニー・デップ主演『パブリックエネミーズ』

監督:マイケル・マン
出演:ジョニー・デップ、クリスチャン・ベイル、マリオン・コティヤール
12月12日よりTOHOシネマズ スカラ座、他

ジョニー・デップの新作は、大恐慌時代の銀行ギャング、デリンジャーの最期の一年を描いたものだ。

1933年、銀行強盗のデリンジャーは、「貧乏人から金を奪わない」という手口から、
不況にあえぐ庶民たちのヒーロー的な存在だった。
仲間たちを刑務所から脱獄させたデリンジャーは、早速銀行を襲い、あっという間に金を奪って逃走。
しかし無益な殺人は好まない。
シカゴのバーで、デリンジャーは一人の美しい女性ビリーに目をとめる。
ビリーを食事に誘ったデリンジャーは、大胆にも自分が銀行強盗であることを打ち明ける。
その頃、FBIの権力拡大を目指すフーバー長官は、敏腕捜査官パーヴィスをシカゴに送り込み、
デリンジャーを「パブリックエネミー(社会の敵)」として逮捕をもくろむ。

愛し合うデリンジャとビリーだったが、ビリーの目の前でデリンジャーは逮捕。
しかし彼は脱獄し、再び犯罪を繰り返すが、新しい仲間は無益な殺人を。
山荘に落ち延びたデリンジャーたちをFBIが襲撃するが…。

『ヒート』ではデニーロとアル・パチーノ、『コラテラル』ではトム・クルーズとジェイミー・フォックス
『インサイダー』ではラッセル・クロウとアル・パチーノ
男同士の四つに組んだ対決を、スタイリッシュに見せるのが得意なマイケル・マン監督
銃撃戦大好きな監督らしく、今回も山荘での銃撃戦はたっぷり見せてくれる

1970年代映画で育った者にとってデリンジャーと言えば、ジョン・ミリアスがウォーレン・オーツ主演で映画化した『デリンジャー』がまず頭に浮かぶが、
自信家でクール、しかも粗暴な感じがないデリンジャーをデップが演じた今回の映画化も、
多くの人にとってきっと記憶に残る作品になるだろう。

車、帽子、コート、ピカピカの銃など、スタイリッシュ画面はさすが。
派手さよりも、男の美学を優先させるマイケル・マンの映画作りは安定して見せてくれる。
もっとも欠点がないわけではない。
この監督、毎度ながら人間性の奥行き感を脚本や演出ではなく、俳優の力に頼っているように感じる。
デリンジャーがビリーを好きになるきっかけとか、刹那的な生き方、虚栄心といった部分に説明(もしくはそれを示すちょっとしたエピソード)があまりないため、結局デリンジャーがどんな人間なのかがわかりにくいのだ。

思慮深い感じもないし。ビリーを最期まで愛していたというのも、何でなのかよくわからない。
デップの演技だけでは、やはりちょっと無理がある。
またデップと対決するFBI捜査官のクリスチャン・ベイルも影が薄い。
この人、『ターミネーター4』でも、『ダークナイト』でも自分が主演なのに、いいところは全部共演者に持っていかれてしまう。
主演なのに存在感がないという稀有な俳優なのだが、ここでも出番が多い割には、彼の人間性を象徴するようなエピソードがあまりなく、結果的に印象が薄い。

それに対して、デリンジャーの恋人役マリオン・コティヤールは、人間臭さをうまく物語りに盛り込み、
意外に存在感を出していた。

デリンジャーは映画館から出てきたところを、捜査官達に銃撃されて死亡するのだが、
最期、ちょっとセンチメンタルなエンディングは、きっと女性観客の涙を誘うのだろうなあ。

有名な割には、実際のデリンジャーの銀行強盗期間はわずか一年。
FBIに協力し、彼を映画館に誘い出した娼館のマダムは、目印に赤いドレスを着ていたことから、
アメリカで「赤いドレスの女」というと、「運命の女性」ということになるらしい。
昔、『ウーマン・イン・レッド』という映画があったけど、そういうことなのか。

映画を観てからデリンジャーに興味がわき、ネットでいろいろ調べてしまいました。
★★★☆
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by mahaera | 2009-11-30 21:54 | 映画のはなし | Comments(0)

昨日、小田急相模原のロック・バー「スクール・オブ・ロック」で、YUSUKEのライブを手伝った

昨日、昼間はブルースロックバンドThe fakeの練習だったが、新曲を聴いて覚える余裕がなく、
ほとんどその場でやることに。
ブルース進行ならいいが、コード進行が何パターンか出てくると、その場ではやっぱり覚えられない。
そしてキメがけっこうあるんで、あと一回の練習でできるか不安。
ちなみにライブは12月12日に横浜です。

さて、昨夜は地元、小田急相模原のバー、スクール・オブ・ロックで、友人のYUSUKEくんのバックを手伝う。
そんな夜に限って、妻が仕事で高円寺、そして実家に泊ると言うことで、息子を連れてのライブだ。
夜八時からスタートの予定だが、客が来ない。
「来たら始めましょう」なんて呑気なこと言っていたが、あっという間に夜9時。
夜10時にはライブを終えて、息子を寝かそうと思っていたのだが…。

小学生の息子はマスターと将棋を始める始末。
雄介君はやる気をなくしていたのかもしれないが、
熱海からわざわざ来て演奏しないで手ぶらで帰るのも悪いと思い、10時が近づき
「人、来なくてもとりあえず始めようか」
と言う。

でお客はマスターと息子だけで、演奏を始める。いや、最初は彼のソロなんで、僕も入れてお客は3人。
で、2曲目が始まるころにや常連のMくん、3曲目にやはり常連のまことさんがやってくる。
演奏していると、何となく人を呼ぶ空気が生まれるのかなあ。
それとも10時過ぎないと、常連さん来ないのか。

五曲目で僕がピアノで加わり、BANK BANDの「糸」、そして70年代の歌手、川村かおりの「風になりたい」を演奏。この演奏中にさらにお客が3名増える。

もう帰る予定の時間から何となく始まったこのライブ。
だんだん客が増えてくるので、休憩なしで何となくだらだら進む。
最終的にはカウンターが埋まるぐらいお客が入ったのだが。
雄介君はお客からリクエスト曲を募り、カバーばかり歌い、結局、予定していたオリジナル曲は一曲のみ。
僕も練習していた曲は終わってしまったので、あとは適当に伴奏つけてました。
最後はなぜか「シンシア」~「祭りのあと」~「安奈」で終わり。
全17曲、1時間半。なんだかんだでやったね。

というわけで、また雄介のライブがあったら案内します。
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by mahaera | 2009-11-29 21:56 | ぼくの音楽・バンド活動 | Comments(0)

インフルエンザが流行っている

今日、これからバンドの打ち上げで下北沢へ行くのだが、参加予定だった池谷くんから、
「息子がインフルで、僕もうつっているかもしれないので欠席」というメールが来た。

詳しくは池谷くんのブログに書いてあるが、うちの息子の小学校もインフルばやり。
先週、息子と遊んでいた同じマンションの子どもも連休明けにインフル発症。

しかし、うちの息子はいつもどおり。
「かかるなら、仕事ヒマな、いまのうちかかってくれよ。
病院が休みな年末年始はやめてくれよ~」

と思う。

テレビのニュースでは、とうとう新型インフルにかかった人が、一千万人を超したと言っている。
先週だけでも約百万人弱。多いなあ。
一人かかっただけで、犯罪者扱いされたアメリカ帰りの女子高生、あの騒ぎはなんだったんだろう。
マスコミってそんなものね。

息子のクラスは、一度、学級閉鎖になったが、その後は大丈夫らしい。
僕も何度かかかったかな?と思ったことはあるが、結局何ともない。
妻の声が聞こえそうだ。

「かかるなら、仕事ヒマな、いまのうちかかってくれよ。
病院が休みな年末年始はやめてくれよ~」

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by mahaera | 2009-11-27 19:58 | 日常のはなし | Comments(0)

おすすめDVD 『ラースと、その彼女』 笑ってホロリとさせられた

くだらないギャグ連発のアメリカン・コメディも好きだが、僕が一番好きなコメディはこんなタイプかもしれない。
無理やり笑わそうしているんじゃなくて、人生のちょっとしたことが、人にとっては笑いになる。
『イカとクジラ』、『リトル・ミス・サンシャイン』とか。

この『ラースと、その彼女』もそんな映画のひとつだ。

舞台はアメリカの田舎町。町の住民が皆顔見知りのような小さな町。
27歳の青年ラースは、優しい若者で皆から好かれているが、女性との付き合いは苦手。
彼に思いを寄せる職場の女性もいるが、なぜか逃げてばかり。

いつも自分の家に閉じこもりがちなラースを、同じ敷地内に住む兄夫婦は心配して食事に誘うが、
ラースは応じない。
女っけがなく、遊びにも行かず、一人でひっそりと暮らしているラースだったが、ある日、兄夫婦に
「紹介したい人がいるんだ」
と告げる。大喜びする兄夫婦だったが、ラースが連れてきたのはなんと等身大のラブドール(ダッチワイフ)。

「弟がおかしくなった!」とあわてる兄だが、ラースはふつうにそのラブドール、名前はビアンカと話を始める。
ラースとその彼女ビアンカを騙し騙し病院に連れて行くが、医師は
「ラースの妄想だが、それを受け入れることで、少しずつ事態は解決するかもしれない」と言う。

ラースを愛する町の住民達はそれに協力。ビアンカを生きている人間として迎え入れることにする。
要は、ラースに調子を合わせることにしたのだ。

ビアンカといるラースは明るくなり、今までは絶対に行かなかったようなパーティにもビアンカ同伴で出席するようになる。
またビアンカもずっとラースといるわけでなく、「ブティックのモデル」や「ボランティア活動」をするように。
しかしそのうち、ラースに変化が訪れ始める。

冬の寒さが厳しいアメリカの田舎町。
冒頭、寒々しい部屋にひとり閉じこもっているラースが、彼の心のうちを表しているようだ。
ラースの母は出産後、死亡。
極端に無口な父親に嫌気が差した兄は、父親とラースを残して出て行ってしまった。
父の死後、兄は戻ってきたが、父をラースに押し付けて、逃げ出したことを後悔している。
ラースはきっとそれまで、とても静かな生活を送ってきたのだろう。
人とコミュニケーションをとるのが苦手。そして見かけとは裏腹に、心はまだ少年のまま止まっているのだ。

そんな彼に変化が訪れたのは、兄の妻の妊娠だ。
自分を生む時死んだという母への想い、そして「妊娠」して体型が変わっていくという女性の生々しい姿を見て、初めて女性を意識したのかもしれない。
そんな彼が、インターネットでラブドールを購入する。
しかしセックスのためではない。そもそも彼の心はまだ少年だから、セックスの意味すら知らない。
むしろ、小さな子どもが空想上の友だち(イマジナリーフレンド)を作ったり、ぬいぐるみに話しかけたりするのと似ている。
「大の大人が」と思うかもしれないが、ラースの仕事の同僚だって、仕事場にフィギュアを並べたり、クマのぬいぐるみを飾ったり、それにちょっかい出した出さないなんてで喧嘩までしている。

ふつうだったら薄気味悪い「変態」にされてしまうラースだが、この映画の中では、町の人々の優しさが彼を包み込む。
邦画だったら、「優しさの押し売り状態になってしまいそうな設定だが、このあたりが実にうまい。
周囲の人々が、ラブドールを連れ歩くラースを、優しく受け入れるところがこの映画のキモで、
多くの映画は奇抜な設定は作られるが、ここで失敗してしまうと思う。

やがて、ラースは「ビアンカ」と口論をするようになる。
今まで気にもしなかった同僚の女の子に彼氏ができたのも気になる。
「嫉妬」という感情が芽生えたのだ。

長い冬が過ぎ、町に春が来るころ、ラースは少年から大人へと成長していく。
そして生身の女性を愛することを知るのだ。

僕の好きな映画に『シザーハンズ』があるが、ラースはある意味エドワードのような存在だ。
2人とも孤独だったが、ラースはずっと町に住んでいながら、誰もそれを気づかなかったのだ。

笑いながら、ホロリとさせるこの映画、DVDでレンタル中なので、見つけたら借りてみては。
公式ホームページ
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by mahaera | 2009-11-27 11:44 | 映画のはなし | Comments(0)

毎度お知らせです おださがスクール・オブ・ロックでYUSUKEのライブ

毎度ライブの告知ですみません。
28日(土)に小田急相模原のロック・バー「スクールオブ・ロック」に出ます。
といっても、今回は友人のYUSUKEくんのバックで、キーボードを4曲ほど弾くだけですが。

YUSUKE HP

彼の曲はロックじゃないんで、コードチェンジが多い上、ふだんあまり弾かないキーが多いので、
覚えるのに一苦労。
しかしせっかくFキーで覚えた曲も、リハでカポ動かして「Aにしよう」なんて感じになったり。
そこで、今までズルと思ってやらなかった、キーボードのキー・トランスポーズ機能を使うことに。
心苦しいけど、ま、「ギターだってカポ使うじゃん」と割り切ってやることに。

スタートは20:00~。チャージなし。ドリンクのみ。

時間があれば、僕も歌うかもしれません。。

スクール・オブ・ロックHP


ついでにもうひとつ。

この店の企画忘年会イベントにも出ます。
こちらは12月13日(日) 場所は小田急相模原のライブハウス「T-ROCKS」
13:30~19:30で出番は最後のほうだと思います。
マスターがボーカルの、そのまま「スクールオブロック」で、キーボードを弾きます。
こちらはロックバンドです。

詳細は こちら
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by mahaera | 2009-11-26 14:46 | ぼくの音楽・バンド活動 | Comments(0)

新作映画評 マイケル・ムーアの新作 『キャピタリズム マネーは踊る』

『キャピタリズム マネーは踊る』 マイケル・ムーア監督 12月5日より公開


『ボウリング・フォー・コロンバイン』で銃社会を、『シッコ』では医療問題と、アメリカの抱える問題を取り上げてきたマイケル・ムーア。
その新作のテーマは、ズバリ「資本主義」だ。
どうもアメリカ人は、「民主主義=資本主義」と思い込んできたようで、アンチ社会主義のために資本主義を批判できない風潮にあった。
しかし現在の資本主義はまるで「民主」を反映せず、少数の金持ちが政治を握り、
自分達に優位な法案しか通さない。

リーマン破綻以前からアメリカでは、住宅ローン延滞のために自宅を差し押さえられる人が増えていた。
「サブプライムローン問題」というやつだ。支払い能力がない人にまで住宅を担保にお金を融資し、払えなくなったら家を差し押さえる。
規制緩和に働いたのは、政府を巻き込んだ金持ちたち。
余剰なお金を貸す先を、投資家ではなく一般の人たちに向けたわけだ。
しかしこのローンは最初から貸し倒れになりそうな無理があった。
それにも関わらず、半ば強引に貸し付けた結果、家を抵当に取られる人が続出。

その結果、真面目に働いても家や職を失う人々が多数出ることになる。
借りたほうが悪い? 
いやいや、多くの人が払えないようなルールを作るのが悪いのだ。
庶民から家や仕事を奪い、太り続ける吸血鬼のような金持ち達。
「1%の富裕層が底辺の95%より多い富を独占」
しているというアメリカでは、国民の税金が金持ちを救うために投入される
ムーアは$マークのついた袋を持ち、「僕たちの金を返せ!」とウォール街へ突入していく。

ある意味、アメリカは社会のシステムにおいては欠陥だらけで、発展途上国とそう変わらない。
貧困、犯罪が蔓延する一方で、驚くほどの金持ちがいる。
そして金持ちは何かあっても自分のお金を出すことはない
税制すら変えて、利を得る。
そんな不公平をムーアは糾弾する。

ただ、ムーアは民主主義を信じている。「選挙」という方法で、金持ちに対抗できると。
日本も同様。
無駄遣いや金持ちの言い訳にうんざりだから、選挙で民主党が勝利した。
この方法は有効だ。民主党がダメなら、また変えればいいのだから。
★★★☆

→旅行人の旅シネでも紹介しています。
公式ホームページ
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by mahaera | 2009-11-25 11:39 | 映画のはなし | Comments(0)

松嶋×町山 未公開映画を観る 東京MXテレビ『ジーザスキャンプ』の回

ひそかなファンが多いこの番組。実は観たことがない。
が、友だちのG君が、「ぜひ観ろ」と番組を焼いてくれたので(それもけっこう前)、ようやく観た。ゴメン。

これは、アメリカのさまざまな断片を描く日本未公開のドキュメンタリー映画を二週にわたって送るもの。
テレビのニュース番組からだけではわからない、「いまのアメリカ」を見せてくれるという。

ここ数年、日本で公開されるドキュメンタリー映画が増えた。
火付け役は『ボウリング・フォー・コロンバイン』かと思うが、『皇帝ペンギン』もまた動物ドキュメンタリーブームを起こした。
現在流行っているのは、「環境」や「食の安全」といったテーマのドキュメンタリーが多い。
このブログでも、時おり紹介している。

で、なかには劇映画よりも面白いものもかなりあるわけで、ウィル・スミスが飛んだり跳ねたりするバカ映画や、CGクリエーターの雇用にしか貢献していないようなロボットアクション映画を観る無駄な時間があるくらいなら、こっちに金払ったほうがいというものも少なくない。

映画は「娯楽」だけど、「知識」でもあるんだから、本読まないなら、せめて映画ぐらい読もうよ。

で、この『ジーザス・キャンプ』の回、面白かった。
日本人もブッシュが大統領に再当選した選挙で初めて知った人が多いという、アメリカのバイブル・ベルト。
アメリカの中西部から南部にかけては、キリスト教原理主義(福音主義)のキリスト教徒が多い(アメリカ人の三割)というが、
これはその一派が行う、子供たち向けの宗教キャンプのドキュメントだ。

これは、聖書に書いてあることは“すべて真実”とする考えで、
「人間はもちろん神が創ったもので、進化論はウソ」
動物は神が1日で創ったから、ヒトも恐竜も昔から一緒に暮らしていたことになる。
だから、学校教育は聖書の教えに反してウソを教えていることになる。
あとは、中絶反対。中絶を禁止する法律を作ろうと運動。
それから同性愛者の結婚も不可。そんなものは神は認めない。

まあ、こんな風にコチコチに宗教に固まった人は、どこにでもいるんだが、
問題はその子ども達だ。
親から小さい頃から、このキリスト教原理主義を教え込まれ、純粋なゆえ信じ切っている。
北朝鮮の洗脳教育みたいなもんだ。
集会ではイエスをたたえ、トランス状態になり、意味不明な言葉をしゃべり、涙を流す。
バックには興奮を高めるための、クリスチャンロックも流れる(というジャンルがあるそうだ。なぜかメタルっぽい)。
子ども達は、大人顔負けの受け答えをして、実に理路整然と話す。
優秀で真面目なだけに、こんなにしてしまった親の責任は多きないなあ。

もちろんブッシュ支持だから(映画はブッシュ政権時に製作された)、神のために戦うことはいとわない。
「あなたたちは神の兵士になるのよ!」と先導するリーダー。
>「ハリーポッターは魔法使いだから、反キリストです。みちゃいけません」って。
中絶された胎児大の人形くばって、小学生ぐらいの子ども達に「中絶反対!」を叫ばせる。
やり過ぎだって。

もちろんこのドキュメンタリーは、そうした彼らを肯定しているわけではなく、あきらかに行き過ぎているこのキャンプの模様を皆に見せて、「これでいいんですか?」と社会に問うているわけだが。

「純粋」って怖いよね。
考えたら、神様は知恵のリンゴを食べた人間をエデンの園から追放したわけだから、
彼らすれば知恵なんかないほうがいいのかもしれない。盲目的に信じればいい。神を。
でも、神が直接しゃべることはないから、結局は人間が指示を出しているわけだ。

ちなみに10歳の息子に見せて、「お前もジーザスキャンプに入りたいか」って言ったけど、
「なんか“ともだち”みたいだね」って冷めていた。
そんな「ともだち」がいるんじゃなくて、「20世紀少年」のシーンに酷似しているからだと思うが。

(今回は字体やフォントをいじくってみました)
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by mahaera | 2009-11-24 14:12 | 映画のはなし | Comments(0)

キーボードを買う YAMAHA S03

今年になってから、このブログでも「バンドではキーボーダー」と自分で書いているが、
お恥ずかしいが、自分の楽器を持っていなかった。
五月からずっと借りっぱなしだったのが、YAMAHAのS03というシンセ。
5~6年前に出て、今は廃番。当時は7~8万円くらいしたようだ。
で、半年ばかり弾いているうちに、これに慣れてしまい、いろいろ欲しい機種を調べているときも、これを基準に考えるようになった。

で、楽器屋に行き、同じくらいの価格の機種で探してみるのだが、
7~10万円くらいのものが少なく、また一長一短。
YAMAHAのMMなんとかは、鍵盤がちゃちいし、
JUNO-Diは機能や操作性はいいんだが、肝心の音色、そして鍵盤がダメ。
KORGのものは音はいいのだが、操作性、鍵盤がいまひとつ。
で、どうしても欲しいのがないんで、同じS03ま中古を探すことにした。
しかし、どうもあまり出回っていないらしく、たまにYAHOOオークションに出る程度。
価格は2万円ぐらいで取引されているようだった。
で、ある夜、ネットを見ていたら渋谷のMUSIC LAND KEYに中古があるとHPに掲載。
一晩悩んだけど(約四万円)、結局、それを押えて買うことに。

YAMAHA S03のいいところ
61鍵で6kgと軽い。
鍵盤のレスポンスが弾きやすい。
ピアノ系の音が充実。とくにウーリッツァーの音は気に入っている。
余計な機能が少ない。

ダメなところ
オルガン系がいまいち。これぞという音がない。この点はKORGのほうがいい。
ブラックが欲しかったが、売りに出されていたのはシルバーだった。シルバーは嫌い。

ソフトケース代、八千円がさらにかかったが、先週、購入して帰る。
家で弾いてみる。何か感じが違う。
音がおかしいと思っていたら、キートランスポーズがプラス11に設定してあった。
ちゃんと戻しておけよって感じ。

これでまあ家でちゃんと練習ができるのだが、スタンドを買ってないので、テーブルに置いて使うしかない。
それが面倒で、まだあまり触っていない。
まあ、週末、また演奏があるんで、練習しなきゃならないんだけど。。。

次のライブ
11月28日 おださがスクール・オブ・ロックでYUSUKEのバックで、4曲ほどピアノを弾きます。
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by mahaera | 2009-11-23 20:42 | ぼくの音楽・バンド活動 | Comments(4)

アフィリエイトをやろうと思ってみたが

いまどき、みんながやっているアフィリエイト。
やろうやろうと思っていたが、腰が重く、手をつけていなかった。

このブログだって、ようやく画像を(たまにだが)アップするようになったぐらいだし、
HPへのリンクの方法も、つい先日知ったくらいだ。

で、アフィリエイト。
本や映画の紹介で、チラシや表紙をデジカメで撮ってやるくらいなら、
画像データがあるアマゾンのアフィリエイトを引っ張ってきたほうが楽
と思い、アマゾンに登録。
さあ、と思ったらできない??

なんとこの僕がやってるエキサイトブログ、アフィリエイト禁止だったのだ。
そんなことも知りませんでした。

がーん。
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by mahaera | 2009-11-23 12:26 | 日常のはなし | Comments(0)

西荻窪 ヘブンズドア ブルースセッションに行った

行って来ました。月に一回ある西荻窪ヘブンズドアのブルースセッション。

今回は地元、小田急相模原に住んでいる知り合いのサックス吹き、山本君も一緒。
さらに現地で、おなじみトランペッターの池谷くん、バンド仲間の西岡、そして大学時代の後輩と顔見知りが多くリラックスした雰囲気。

最初はお客さんが少ないんで、淋しかったけど、いつものように八時半ごろから人が増え始め、最終的にはにぎやかな雰囲気に。

前回、うまくできないんでかなりへこんだけど、今回も自分に関しては、まだまだって感じ。
スケールはなんとか覚えたけど、盛上げ方とかがダメで、ただ音が上下しているってだけで、
ブルースなんだから気分を盛上げたりあおったりしなきゃならないのに、それができない。

みなさんけっこううまいんで、勉強させていただきます。
最初はうまくモニターが聞こえなく、また前回そのくせPAからはガンガン音出ていたので、恥ずかしかったけど、
今回はその逆で、録音聴いてみると、あまり音が出てなかったみたい。
生音で勝負するギターに比べると、まだその辺が心配で、思い切ってできないのだ。
まあ、音がガンガン出ていてもまちがえなきゃいいんだけど、やはりまちがえてるんで力不足。

まあ、自分のことは置いて、みなさんうまいんで自分がやっていない時のほうがリラックスして、
客として大いに楽しめました。
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by mahaera | 2009-11-22 19:04 | ぼくの音楽・バンド活動 | Comments(0)