「ほっ」と。キャンペーン
ブログトップ

旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

mahaera.exblog.jp

<   2010年 02月 ( 13 )   > この月の画像一覧

成田から

現在成田のヤフーカフェ。
インド、デリーへの出発まであと一時間ぐらい。

なんだか、この数日間は本当にあわただしかった。

今回、インド北部、デリー、アーグラー、バナーラス、コルカタ、ダージリン、シッキムを回るのだが、
たった17日間。移動距離は、前回のバングラの10倍はあるので、ダージリンとシッキム以外は、
ほとんど飛行機移動だ。

前は飛行機移動なんて贅沢と思っていたが、今は国内線もそう高くはないし、
何しろ時間が稼げる。
列車で17時間のところ、飛行機なら1時間。
早めに空港行ったりと面倒なところもあるが、とにかく半日で移動できてしまう。
それにそんなに疲れないので、そのあとも仕事が出来るし、
まあ、高くても時給に直せば、そのぐらいはペイしてしまうのだ。

インドではたぶんバングラよりもネットが使えると思うので、
現地からまたブログを更新します。

それでは。
[PR]
by mahaera | 2010-02-28 11:03 | 海外でのはなし | Comments(0)

行ってきます インドに

帰ってきたと思ったら、明日からインド(笑)
やっぱり一時帰国という感じです。

触るともっとやりたくなるので、楽器は一切手にしなかった。
バングラでも、パソコンに入っている、自分のライブ演奏はほとんど聴かなかった。
聴くとすぐにやりたくなるから。

バンド仲間の池谷君がブログに書いてたように、音楽をやる上でもっとも大事なのは初期衝動。
帰ってきたときには、十分その衝動を抱え込んでいて、いつでも音楽がやりたくなっているはずる

そのための、音楽をしない二ヶ月間。
でも帰ってきて、一緒にやってくれる人がいるかはわからない(笑)
まあ、そのときはそのときで。

バングラデシュはずっと仕事という感じで、夜、ホテルの部屋にいるときもずっと仕事をしていた気がする。
今度はどうなんだろうか。

帰国は3月18日です。
[PR]
by mahaera | 2010-02-28 01:06 | 仕事のはなし | Comments(0)

「存在の耐えられない軽さ」 ミラン・クンデラ著 を読む

「存在の耐えられない軽さ」 ミラン・クンデラ 集英社文庫 399ページ

帰国時、ダッカの空港から読み始め、
成田から帰りのリムジンバスで読み終わった本。

ダニエル・デイ・ルイス、ジュリエット・ビノシュ主演で映画化されたほうは観ていたが、それも90年代のこと。話の内容もほとんど忘れていた。

1968年、「プラハの春」と呼ばれたチェコスロバキアで起こった民主化の波。
その時代に、外科医トマシュの家に転がり込むようにしてやってきた女性テレサ。
ガールフレンドは数多い女たらしのトマシュだが、
テレサの持つ魅力にひかれ、彼女と一緒に住むように。
やがて、ソヴィエト軍がチェコを占領し、トマシュとテレサはオーストリアへ。
しかし、トマシュの浮気に耐えかねたテレサが祖国へと突如帰国。
トマシュも仕事をなげうってプラハへと戻る。
プラハは以前のプラハではなかった。重苦しい、監視と密告の世界。

そんな中でも、トマシュは浮気をやめない。
それが彼の生活そのものであるかのように。
しかし彼はテレサのことも愛している。
テレサは彼のことを強く愛しながらも、嫉妬に苦しむ。

「軽さ」と「重さ」について作者の意見が論じられ、
どちらが良く、また悪いのかの今昔の思想家の説が引用される。
が、正直言って、僕には「軽さ」が耐えられないほど「重い」という感覚がわからない。
せいぜい、同じ相手でも、恋をしている時はあんなに身も心も軽いのに、
嫉妬が始まると鎖をつけられたように重くなるということ。

会話がページの大半を占める日本の小説を読みなれた目には、
会話がほとんどないこの本は、読み進めるのに時間がかかる。
しかしその分、全体のトーンを変えることなく、
一定の雰囲気にずっと浸っていられた。
久しぶりにどっしりとした「文学」を読んだ充実感。
人生は些細なことの積み重ね。
世の中の大きな事件に比べれば、個人単位では平穏に暮らしているように見える。
しかし、そんな中にも葛藤があり、
それがその人の人生では大きなウェイトを占めるのだ。

b0177242_10141785.jpg

[PR]
by mahaera | 2010-02-26 10:14 | 読書の部屋 | Comments(0)

一時帰国、日曜から今度はインド

昨日、バングラから帰ってきた。

久しぶりに長く感じたツアー(笑)だった。
とくに前半に、病気になった時、「まだ先は長いのにこれから大丈夫か?」とかなり不安になったが、
なんとかガッツで体力を取り戻し、後半はかなり調子が上がってきて、
連日のバングラ料理も苦ではなくなってきた。

で、一息だが、すぐに次のツアーが待っている。
今度の日曜、28日からインドだ。
ずっとすぐ隣の国にいたのだが(笑)
帰国は3月18日なので、19日間。
何となく、今度は短く感じる。

帰国後のボブ・ディランのライブ(4公演のチケット購入済み)を楽しみにして。

そうそう、昨日、帰りの飛行機で、ビールを飲んだ。
33日ぶりのアルコール。
だが、久しぶりのビールはおいしくなく、酔うというより気持ち悪くなった。。。
年末年始はひたすら飲み続けていたのに。

あとは、ずっと楽器に触っていない。
音楽活動も、あと少し、お預けか。
[PR]
by mahaera | 2010-02-23 21:35 | 仕事のはなし | Comments(0)

バングラでの取材も終わり

長かったバングラでの取材も今日で終わり。
深夜の飛行機で、日本に戻る。日本に着くのは明日だ。

バングラを訪れるのは今回が初めて。
インドとほぼ同じと思っていたが、けっこう違うところも多かった。
まあ、8割はインドなんだけど。

まず、バングラの人たちは人懐っこい。
プライド高いインド人に比べて、腰が低いというか、
昔の東南アジアっぽい雰囲気もあり、みなニコニコとして気軽に声をかけてくる。
インドだと外国人旅行者が多すぎるのか、よほど田舎でも行かない限りそっけない。

バザールを歩いていても「写真を撮れ!」と言ってくるし、
一人を撮ったら周囲の人たちも、みな映りたがる。
食堂に入っても、従業員たちがみな好奇心むき出しでわらわら寄って来る。
町を歩けば、あちこちから「ボンドゥ!(友だち)」と声がかかる。

淋しくない反面、時にはそれがうっとおしいほどになる。
疲れているときなど、「放っておいてくれ」と言いたくなる事も正直ある。
しかしそれだけ注目を浴びているので、危険な目に遭うこともない。

実際、この国に駐在している人は、口をそろえて「治安はいい」という。
強盗とかよりも気をつけなくてはならないのは、交通事故だ。
とにかく運転は荒っぽい。街中を走るときなど、足に力が入ってしまう。

ガイドブックを作るにあたって最大の問題は、「見どころがない」ということ。
インドのタージマハル、ミャンマーのバガンのような強力な見どころがこの国にはない。
正直言って、行っても大したことがないところばかり。

まあ、それがこの国の魅力なのかもしれない。
英語のガイドブックLonely Planetでも、
バングラデシュのハイライトの1位にあげていたのは、
b0177242_128053.jpg
リキシャーだった。インドでも走っている人力三輪車だが、
確かにインドよりも、ひんぱんに利用する機会が多かった。

それでは、今度は日本で。
[PR]
by mahaera | 2010-02-21 12:09 | 海外でのはなし | Comments(0)

電柱が燃え上がる夜の町 ダッカ

おととい、夕食を食べホテルに戻る途中、交差点が妙に明るい。
何かと思って見たら、電柱が燃えている。

バングラの電信柱には、百本近い電線がぶら下がっており、重みでたいてい垂れ下がっている。
見ていて危険なのだが、次第にそれも日常の一こまという感じですっかり慣れてしまった。
しかしこうして、たまにはショートして燃え上がるらしい。

ちょうど僕が通りかかったときは、燃え初めのころのようで、
火はみるみるうちにどんどん大きくなっていく。
しかしその脇を、平然とパスや車、リクシャーが通り過ぎていく。
やがて、燃えて切れた電線が、パシッという音とともに落下。
電線の束が通行中のオートバイの上に落下し、バイカーに絡む。
あわや感電死かと思ったが、幸い電気は流れていなかった。

警官、いるんだから通行止めろよ。。。

やがて小さなトラックが現れ。荷台のハシゴをおろして、まだ燃え盛っている電柱にかける。
人がはしごを上っていき、大きな鋏のようなもので、燃えている電線を切り出した。
見ていて危険極まりない。。スリルというか、何か事故が起きそうでハラハラ。
さすが人力の国。手作業でことを処理する。

b0177242_2231388.jpg


電線を切り終わり、歓声が野次馬から起きる。
そのあと、バケツで下から水をぶっかけ鎮火。
おいおい、感電しないのかいと心配。思わず近くから遠ざかる。
人々は何だかわからない興奮状態で歓声があちこちで起きる。

とうとう、消防車は現れなかった(笑)

あまり面白いので、動画を撮ってしまった。
が、このブログじゃアップできないので残念。

仕事にはまったく関係ない出来事だけど、どこかに報告したくて、ここに掲載しました。

b0177242_22313283.jpg

[PR]
by mahaera | 2010-02-19 22:31 | 海外でのはなし | Comments(0)

バスターミナルはカオス状態。

今日は金曜日。こちらでは休日にあたり、会社は休み。
今いるホテルはビジネス街にあるので、朝起きて外を見ると人気なし。
本当は、今日はダッカ大学周辺を取材する予定だったが、考えてみると休日なので大学は休み。
人気のない大学周辺というのも淋しそうだし、博物館も半休らしいので、郊外の見どころへ行くことにした。
場所はダッカから25km東にあるショナルガオン。かつての古都らしい。
ダッカ市民のピクニックポイントということで、バスの本数も多いのかと思っていたら。。。

バスターミナルは以前もそうだったがカオス状態。
プラットホームのようなものはなく、どこからどのバスが出るのかさっぱりわからない。
第一、バスの行き先表示はベンガル文字のみなので、読めない。
6人に聞いて、ようやくお目当てのバス乗り場に着いた。

しかしバスはまだ止まっていなかった。人がたくさん待っているので、ここなのだろう。
チケット窓口に行くと、いろいろ言って売ってくれない。
言葉がわからないので、理由は不明。
やがてバスがやって来ると、明らかに定員の倍以上の人が押し寄せた。
チケットはバスの中でも買えると聞いていたが、チケットを持っている人しか中に入れない。
続けてもう一台。それもあっという間に殺到した人でいっぱいになる。

僕に「ここで待て」と教えてくれた人が、このバスに乗れという。
ともかく乗って席を確保。一瞬のうちに満席になる。
料金は通常の二倍の100tk(140円)。周囲の人も払っているので、ボラれているわけではない。
乗客に聞くと、「乗りたい人が多いから」というのがその理由。
立ち席はないので、席が埋まるとこれ以上人が乗らないように、乗降ドアがさっさと閉められる。

b0177242_20413635.jpg



発車を待っていると、隣のバス(これも満席)の前で言い合いが。
やがて警官もやってきた。高いので抗議する乗客が呼んだらしい。

b0177242_20421156.jpg



そんな騒然とした中、ようやくバスは出発。
最初の30分は、渋滞なので、時速6kmぐらいのノロノロ運転。
結局、25kmを行くのに1時間半かかって現地に到着。

しかし、着いてみたら、そこもものすごい人混み。
b0177242_20423585.jpg


思わず、休日に来たことを後悔してしまった。
[PR]
by mahaera | 2010-02-19 20:42 | 海外でのはなし | Comments(0)

「嫌われ松子の一生」 山田宗樹 幻冬舎文庫

「嫌われ松子の一生」 山田宗樹 幻冬舎文庫 上350ページ 下389ページ

映画は前に観ていて面白かったが、原作を初めて読んでみる。
読んでみると、ストーリーは原作にほぼ忠実なのだが、
映画の語り口はかなりデフォルメされてポップなものになっていたことがわかる。
たとえば、原作だともっとミステリー風味も残っているのだが、
映画ではアップダウンの激しい松子の一生を、ミュージカル仕立てにしていて、
これはこれで演出が成功していたことがわかる。

荒川沿いの北千住の日の出町に住む中年女性・松子が殺された。
今までそんな叔母がいたことも知らない西荻窪のアパートに住む大学生が、
部屋の後片付けに行ったことから、松子の人生に興味を抱き、
彼女の人生をいる人々を訪ね歩く。
教師だった松子が、教え子の万引き事件を何とか収集しようと
したことが裏目に出て、学校をクビに。そこから松子の転落人生が始まる。
家を飛び出したまず松子が知り合ったのは、自らを「太宰の生まれ変わり」という文学青年。
時に暴力を振るわれながらも彼を愛した松子だが、彼はあっけなく自殺。
次に松子は妻子ある男性と不倫をするが、それも自爆で終わり、風俗嬢へ。
指名ナンバーワンに上り詰めるも、悪いヒモにひっかかり、
ケンカの挙句、その男を殺害。
東京へと逃亡した松子は、そこで実直な理髪師と知り合い、
幸せな生活を続けるのもつかの間、警察に捕まり、刑務所へ。
七年後、松子は出所するのだが…。

とにかく、激情に駆られると今までのことは一気にどうでも良くなってしまうという松子。
真面目だが、思い込みも激しい。
その極端ぶりは、ある意味、自分の人生を一生懸命生きているのだが、
将来のビジョンがまるで欠けているため、自分の運命はすべて男次第なのだ。

上下巻合わせて700ページあまりの長編だが、非常に読みやすく、
また半分は会話なので、1時間100ページほどのスピードで読み進み、
セントマーチン島からコックスバザール、
そしてチッタゴンへの道のりで、読みきってしまった。
けっこう面白かったです。
今ならブックオフで一冊105円で買えるので、どうぞ(笑

b0177242_23274273.jpg

[PR]
by mahaera | 2010-02-18 23:27 | 読書の部屋 | Comments(0)

とりあえずセントマーティンの写真でも

バングラの写真もたまには。

まずセント・マーティン島へ行く途中の船で。
知り合ったバングラ人と強制的に記念撮影。
僕のカメラを奪うようにして、写真を撮ってくれました。

b0177242_1415779.jpg


次に島のビーチの様子です。

b0177242_14441.jpg



こちらは現在いるチッタゴンの川の船着場。ここからボートで対岸に渡りました。
川には多くの船が停泊しています。

b0177242_1484587.jpg

[PR]
by mahaera | 2010-02-17 01:49 | 海外でのはなし | Comments(0)

「クライマーズ・ハイ」「日本の10大新宗教」を読む

旅先で読んだ本を二冊。
いつも取材ではそうなのだが、最初の一週間はこれからのことを調べるのに忙しく、本を読んでいる余裕はない。今回はとくに初めてで、新刊なので、文庫を読み出したのは、10日を過ぎてから。
それでも部屋で読むなんて余裕はなく、たいてい移動の時ぐらいしか読む時間がないのだ。

■「クライマーズ・ハイ」 横山秀夫 文春文庫 474ページ
映画化されてヒットもしたベストセラー。1985年、御巣鷹山に日航機が墜落。地元新聞社を舞台に、全権デスクに任命された主人公が、組織の縄張りや確執と戦いながら、病院に搬送された友人、親子の葛藤をも乗り越えていこうとする…。
地方紙の記者にとっては、一生に一度あるかないかという大事件。騒然として盛り上がる記者たち、その興奮の様子がリアルに伝わってくる一方、事件などおかまいなしに己の利益ばかりを考える会社の幹部たちの腹黒さの描写も、なかなかおもしろい。
主人公が悩みながらもなかなか煮え切らないタイプで、それがきっと余計に読んでいてページを進めてしまうのかもしれない。「御巣鷹山」という大事件をあつかいながらも、主人公がまた一度も現場に行かないという設定も、ひねったもの。ただ、リアルさと社内の抗争をメインにしたため、爽快感は薄れる。が、今度は映画を観たくなった。

b0177242_22495931.jpg


■日本の10大新宗教 島田裕己 幻冬舎新書215ページ
創価学会、生長の家、天理教、PL教団、立正佼成会など、影響力の強い新宗教を10(同派を含めるとそれよりも多いが)取上げ、簡潔に解説した本。教団の成り立ちと拡張を説明しているが、ひとつあたり新書20ページなので、物足りなさも。とくにもう少し教義の違いや、その教団のどこが人をひきつけるのかを知りたかった。教科書を読んでるような感じは否めないが、まあ、アウトラインを知るのにはいいのかもしれない。

b0177242_2253379.jpg

[PR]
by mahaera | 2010-02-16 22:56 | 読書の部屋 | Comments(0)