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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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GWを前に。仕事のBGMなど

早い人は、昨日からゴールデンウィーク。
うちは後半にお出かけを予定しているけど、あとはノープラン。

仕事がつまっているんで、持ち帰ってやったりもあるけど、
まあ、のんびりとという感じです。バンド関係の練習もないし。
まあ、この機会に、ほとんどしていなかった個人練習でもしてみようと。

考えてみたら、昨年からライブ、ライブで、やる曲の練習だけ。
それもほとんどコードと曲の構成を覚えるといったレベルばかりで、
運指とかスケール練習とか、難しいコード覚えるとか、してなかったしね。
こうした基本やってないから、いまだにソロ、ちゃんと弾けないし。

キーボードはじめてから、昨年は「とりあえず、今年はピアノとオルガンだけ」
と、その音色以外はほぼ使わないでやっていたけど、
今年は少しエレピ、それもローズ系の音を積極的に使おうというのが目標。
あと、ブラス系の音。シンセブラスって80'sぽくてあんまり好きじゃなかったけど、
最近はファンク系の曲もやるんで。でもうまくやんないと、しょぼくなってしまう。

家にいると、妻がつけっぱなしのテレビをつい見てしまう。
妻はかけっぱなしのテレビが気にならないが、
僕はその音や会話が頭の中に入ってきてしまうので、原稿書きはできなくなる。
日本のロックも好きだが、ほとんどCDを持っていないのは、
仕事しながら聴けないからで、日本語で文章を考えているとき、
日本語の意味ある歌が聞こえてくると、そっちに気をとられてしまうからだ。
なので、仕事中、聞いているのは外国語曲、あるいはジャズなどのインスト。

ちなみに仕事に短時間、集中しなくちゃいけないとき、
締め切りが一時間後とか、そんなときの愛聴盤はジャズ。
それも心地悪い音楽。ビル・エバンスよりマイルス。
マイルスなら、『ビッチェズ・ブルー』とか『フォア・アンド・モア』とかね。
ゆったりとした仕事中ならディラン。
最近は、オールマンブラザースのフィルモアのライブとかもよく聴いている。
これはゆったりとした仕事のときにいい。

脈絡のない話でした。
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by mahaera | 2010-04-30 08:57 | 日常のはなし | Comments(0)

アカデミー賞主演男優賞受賞作品 『クレイジー・ハート』を観る

『クレイジー・ハート』 6/12よりTOHOシネマズシャンテほか

本年度アカデミー賞の主演男優賞(ジェフ・ブリッジス)、主題歌賞を受賞。
かつて一世を風靡していたカントリーシンガーが、
今ではギター一本でドサ周り。
彼のバックバンドの一員がいまや大スターになっているのも苦々しい。
そんな彼がシングルマザーと恋をし、また復帰に向けて動き出すが、
飲酒癖がそれを妨げる。けっこう期待したんだが、話は単調。

主演男優賞を獲ったジェフ・ブリッジスはうまいと思うが、
この主人公の葛藤がまったく感じられない。
というのも、人物はみな類型的で複雑さが足りなく、
なんだかテレビドラマのよう。次の展開が読めてしまう。
あと、落ちぶれたからには、当然、負の要素があるわけで、
それが「だらしないけど、根はいい人」じゃ説得力がない。

面白かったのは、カメオ出演のコリン・ファレルで、
かつてのバックミュージシャンだが、いまや人気スターという役。
しかしあまり自分の役どころを理解してないようで映画に馴染んでいない。
その感じが、逆に面白かった。

ヒロインのマギー・ギレンホールは、可愛いといえば可愛いのだが、
それを意識した演技がうっとおしい。
ジュリエット・ビノシュのコメディ演技のよう。

となれば、この映画の見どころ、
いや聴きどころはT=ボーン・バーネットによる劇中音楽。
僕はボブ・ディランのローリング・サンダー・レビューや日本公演で
この人を知っているだけだったので、
映画『オー・ブラザー』のサウンドトラック盤の大ヒットで、
一躍時の人になったときは驚いた。
彼の作るカントリーソングは、ロックファンでも聴きやすい。
というわけで、音楽に助けられたが、マイ評価は★★
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by mahaera | 2010-04-29 14:30 | 映画のはなし | Comments(0)

『コロンブス 永遠の海』 世界最年長の現役映画監督による映画

今週も先週に引き続き、市ヶ谷の編集プロダクションに通っている。
ようやく試写に行けるようになったが、まだまだ本数も少ない。
そのなかから今日はこの作品

『コロンブス永遠の海』  監督マノエル・ド・オリヴェイラ 
5月1日より岩波ホールにて

1946年マヌエルは弟と共に、リスボンからニューヨーク行きに乗船する。
数年後、ポルトガルに戻ったマヌエルは教師のシルヴィアと結婚。
新婚旅行を兼ねて、コロンブスの生誕地と考える町クーバへ向かう。
歴史研究者でもある彼は、「コロンブスはポルトガル人だった」
という仮説を立証しようと考えていた。

47年後のアメリカ、年老いたマヌエルとシルヴィアはニューヨークにいた。
彼らは自分たちの人生と
過去のポルトガル人の郷愁を重ね合わせていた。


監督のマノエル・ド・オリヴェイラは、1908年生まれというから、
今年102歳
まちがいなく、世界最年長の現役映画監督だ。
とはいえ世界的に評価され始めたのは、1993年の『アブラハム渓谷』だから、
遅咲き中の遅咲きと言ってもいいだろう。

彼の作品は知的な会話に満ちており、観る者を選ぶ
まあ、言ってしまえばインテリ好みで敷居が高い。
その奥にある文明に対する深い考察に興味が持てなければ
(ある程度歴史や文明に対する予備知識がないとチンプンカンプンかも)
作品を楽しむことはできない。
まあ、映画なのだが、気分は新書を読んでいるような
前回観た『永遠の語らい』は、わりと楽しめたが、
本作ではその面白さがつかめないまま、観終わってしまった。
残念。★★

この作品のレビューを以下のサイトに書いています。
msnエンタメ 

旅行人 旅シネ
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by mahaera | 2010-04-28 13:50 | 映画のはなし | Comments(0)

水元公園のブルースセッション

木曜日、再び西荻ヘブンズ・ドアへ。
アメリカンロックのセッションとのことだが、着くのが遅く、お目当てのボブ・ディランは終了。
あまり知らないニール・ヤングを何曲かやる。
知っているのはライク・ア・ハリケーン、オハイオぐらいのニール。
あとCCR、それとキャロルキングの「イッツ・トゥーレイト」も弾く。
しかし、曲知らないとやっぱりね。グルーピーセッションのときは、いちおう予習していったけど、
今回はまったくその場でだった。

もう昨日になるが、土曜日、水元公園の野外ブルースセッションに行く。
天気がよくて良かった。
これはバンドThe Fakeで参加のほか、セッションで何曲か参加。
まあ、いきなりのアドリブ、まだまだで、What's Going On はコードを散らす程度。
あと何やったっけ。Sweet Home Alabamaとか、アイ・シャル・ビー・リリーストとか。
個人的には調子が出てきたら終了という感じだったけど、屋外で気持ちよくできてよかった。
主催者さま、ありがとうございます。

次のライブ予定は、五月のThe Fakeのライブ。
ちょっとそれまでには気の利いたフレーズ、弾けるようにしたいもんだが。。。
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by mahaera | 2010-04-25 00:44 | ぼくの音楽・バンド活動 | Comments(0)

西荻窪のグルービーセッションVol.2に行ってきた

西荻窪のグルービーセッションVol.2に行ってきた。

前回はキーボードが僕しかいなかったので、知っている曲も知らない曲も弾いたが、
成功率30パーセントの出来ばえ(笑)
今回はうまいキーボードの人が来たので、
半分はお休みしてビールを飲んで、人の演奏を聴いた。
店の構造でしょうがないのだが、キーボードの位置にいると、
ボーカルや管楽器などマイクを使う楽器の音がほとんど聞こえない。
「なんかやっているな」程度なのだ。
なので、前回は家に帰って録音を聞いて、やっと状態がわかったしだい。

今回は客席側で、楽しむ。
ハンコックの「カメレオン」とか、二管編成になると断然かっこいい。
今回は、ソプラノサックスとフルートの持ち替えの人が、テナーサックスに加わったので、
急にファンク度が増す。
「ホワッツ・ゴーイン・オン」のイントロもソプラノ入るとかっこいいしね。

圧巻は、テナーサックスとフルートソロ入りの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。
けっこうはまっていた。もともとこの曲のリフ、シンプルでブラスに向いているしね。

それでは、これから市ヶ谷の事務所に行ってきます。
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by mahaera | 2010-04-22 11:56 | ぼくの音楽・バンド活動 | Comments(0)

公開中の映画評など 『息もできない』、『プレシャス』、『ファンボーイズ』

来月の中旬まで、市ヶ谷にある編集プロダクションに週3回ほど通って仕事なのだが、
仕事そのものよりも「通勤」に疲れている。こんなこと書くと、
そんなの「当たり前だ!」とお叱りを受けそうだが、
ふだんそんな生活を送っていないので仕方がない。
疲れからくるのか、仕事の忙しさから来るのか、
原因はハッキリしないが、ここ一週間、どうも精神的に調子が出ない。
自分でも自覚が出てきたのがここ数日なので
(「振り返ってみれば昨日もおとといも調子が悪かったなあ」というレベル)、
周りの人間は誰も気づかない。
土曜のスタジオ練習も、日曜の弾き語りのバック演奏も、いまひとつ高揚しない。
いつもなら、演奏していれば楽しい気分になるのだが。原因不明。。。

そんな訳でなかなか映画を観る時間がない。観てもブログに書く時間がない。
で、簡単にコメント

●『プレシャス』上 映中
アメリカの貧しい黒人家庭に住む、おデブの少女(中学生か高校生ぐらい)が主人公。
父親によって二度も妊娠させられ、母親は娘に嫉妬し、家庭内暴力。
小さな赤ちゃんは障害児。相撲取りのような体格で恋人はいないが、
いつか素敵な人が現れる日を夢見ている。
そんな主人公が、退校になり、フリースクールで知り合った教師に、
「学ぶ」ことが自立につながることと教えられる。
不幸のスパイラルのような世界は、アメリカにも
インドの貧民窟以下の世界があることを教えてはくれるが、
なんだか無理やり感動させられているような気もしなくもない。
これを観て、それなりに涙が出るようなシーンもあるのだが、薄っぺらい。
アカデミー助演女優賞をとった母親役の熱演も、
あとから思えばやり過ぎの感も。★★

●『ファンボーイズ』 4月24日より渋谷シアターTSUTAYA

ときは『スターウォーズEP1ファントムメナス』公開の半年前。
高校時代の同窓パーティーで再会した、かつてのスターウォーズ・オタクたちが、
死期が迫っている友人のために、カリフォルニアにある
スカイウォーカーランチ(ルーカスの会社)に行ってフィルムを盗み出そうと計画する
。プレスシートに書いてあったが、製作途中で、
友情物語からドタバタコメディへと路線がシフトし、
「不治の病の友人のために」という設定が、なくってしまった。
しかし、最終的にその設定を戻したらしいるその混乱が映画の随所にあり、
「不治の病の友人のために」という設定を、
見ていてもときどき思い出す程度。
『スタートレック』ファンとは犬猿の仲という設定も、コネタ程度の笑いしか誘えない。
まあ、ところどころいい所もあるが、役者たちに力がないせいか、
はたまた演出不足か、長続きしない。
スターウォーズ・ファンのうちの息子は笑っていたが、★★。

●『息もできない』 シネマライズほかにて上映中
映画ファンにはなにかと話題の韓国映画。
暴力でしか自分を表現することができないチンピラが主人公。
監督・脚本・編集・製作のヤン・イクチョンの個人的な映画で、
力はあるが、映画的にはつたないところもあり、多少不満は残る。
キム・ギドクの『悪い男』を見たときと印象はダブるが、
『悪い男』にあった衝撃はない。あちらには何か、
人間の根っこにかかわるところまで抉り出そうとしているのに対し、
こちらはどこか他人ごと的な気がしてしまうのはなぜか。
でも、見ごたえのある映画にはかわりない。★★★
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by mahaera | 2010-04-21 11:27 | 映画のはなし | Comments(0)

ドキュメンタリー 『ビルマVJ 消された革命』を観る

先日、試写で『ビルマVJ 消された革命』というドキュメンタリーを観た。

VJとはビデオジャーナリストのこと。
これは2007年9月にビルマで起きた民主化を要求する
大規模な反政府デモの様子を映像に収めたVJたちを通し、
ビルマの現状を広く知ってもらおうというドキュメンタリーだ。

ガイドブックの取材で、僕は何度かビルマ(ミャンマー)を訪れている。
ご存知かと思うが、この国はここ何十年か軍によって支配されており、
言論や報道の自由は一切ない。選挙によって選ばれた政党は、
軍によって活動を禁止され、アウンサンスーチー氏は自宅軟禁されている。
秘密警察が市民の間を行き来し、不要な発言をした者を投獄している。

この国を旅していて、独裁国家という感じがしないのは、
独裁国家にありがちな個人崇拝がないためだろう。
たいていの独裁国家では、国家元首の個人崇拝を高め、
国中に個人の肖像をばら撒くが、ここビルマではそんなことはない。
軍人のトップが誰であるかはみな知っているが、
彼は決して表には出てこない。裏で人々を操っているのだ。
それに特別変わった思想があるわけではない。
何かを実現させるために独裁国家を作ったわけではない点が、
共産主義国家やナチスと異なる。

それに旅もほぼ自由にできる。
ふつうの観光旅行をするだけなら、とくに旅に制約はない。
だから旅行者の間では「自由に旅行できる北朝鮮」とも言われている。

とは言え、政治の話はご法度だ。
不自由を感じるのは、インターネットが厳しく制限されていること。
まず、hotmailなどのフリーメールは使用できない
見られないサイトも多い。
テレビや新聞のニュースはすべて政府系なので、
本当のことを伝えているのは外国のメディアになる。
しかしそんなものは政府としては知られたくない。
だから中国のように厳しく制限をかけているのだ。

で、話は戻る。
反政府デモのきっかけは、ガソリン代の値上げだ。
ガソリンの値段は政府が決めており、また一人当たりの配給量は決まっている。
それが一気に二倍の値上げになった。
ガソリン代が上がれば、輸送コストも倍になり、すべての物の値段が上がる。
バス代も二倍。気分的には給料半減だ。

それにこの国では、長い軍政に対する不満がくすぶっていた。
最後の大きなデモが19年間前というから、
若い世代は生まれた気から自由な空気というものを知らない。
いつの時代だって、若者は変革が好きだ。
街頭で行われたデモを当初軍事政権は慎重に見ていた。
そんなことは若者の人生において今まで一度もなかった。
僧侶たちも立ち上がった。初めて本当の「空気」を吸った感じだ。

この『ビルマVJ消された革命』は、その大規模なデモの雰囲気を、
匿名のビデオジャーナリストたちが捕らえた映像を通して私たちに伝えてくれる。
彼らは捕まれば当然、投獄される。
しかもこの国では、殺されないまでにせよ無期懲役だってありうる。

日本人ジャーナリスト、長井さんが射殺される瞬間も、
彼らのカメラによって捕らえられている。
あの映像は日本でも何度もニュースで流れたから、覚えている方も多いだろう。
逃げようとする長井さんを、至近距離で狙い撃ちする兵士。
ビデオカメラを持って倒れる長井さん。
「事故」という軍事政権の主張は、この映像によって崩れた。
国家による殺人だが、日本政府は今回のタイの事件でも及び腰だ。
せっかく政権が変わったのに。

それは何度見ても心が凍るような映像だった。
僕が家庭を持っているせいだろう。
長井さんの死を「ヒーローの死」ではなく、
妻も子もいる「家庭人の死」として感じてしまう。
家庭人の命を簡単に奪ってまで、
守るほどの価値があるんだろうか。軍事政権。

こんなことを書くと、もう僕はビルマ(ミャンマー)に入国できないかもしれない。
毎日、担当者が検索して反政府的な発言をする日本人も調べているはずだから。
僕が次にビザの申請に行ったときに、申請をはねられるかもしれない。
「あなたの名前はブラックリストに載っている」と。

僕は運動家でも政治活動家でもない。
家族を持つただの家庭人なら、誰しも思うことをここに書いただけだ。
署名運動も抗議運動もしない。
ただ思っていることを、書いただけだ。

※『ビルマVJ消された革命』は5月15日から
渋谷シアターイメージフォーラムにて公開されます。
公式HP/www.burmavj.jp
ちなみに観に行かれる際には、入口にビルマ秘密警察の人間がいるか要チェック!
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by mahaera | 2010-04-17 12:18 | 映画のはなし | Comments(1)

音楽談義 ライブの告知

本当は最近見た映画について書くはずだったが、途中でストップ。
夜は結局、近くののバーで飲んでしまい、その原稿もそのまま。

夜、近くに住むサックスのYくんから連絡があり、一緒に飲むことにする。
まあ、話すのは音楽談義。
僕より歳が一回り以上若いY君の話はとても新鮮だ。
バンド経験が少ないY君は、理想の音楽を現在のグループで実現させたいという意気込みを語る。

そのひたむきさがいい。

先日、自分のリーダーグループのリハでスタジオに入った。
すごく楽しかった。
自分のオリジナル曲をうまいメンバーでやる。
イメージしかなかった音が形になっていく楽しさはなんともいえない。
もう少したつと「もっと」という欲が出てくるのだろう。メンバーにも自分にも。
でも最初に出た音のすばらしさは忘れたくないな。

ライブ予定の告知です。

4/18 20:00 小田急相模原School of Rock 友人のYUSUKEくんのバックでキーボードを弾きます
4/21 20:00 西荻窪ヘブンズ・ドアで「グルーピーセッション」にKeyで参加
4/24 日中 時間未定 葛飾区の水元公園の野外ステージでブルースセッション Keyで参加
5/8 夜 神田イゾルテ ブルースバンドThe Fake Keyで参加
5/15 21:00 桜ヶ丘Gastown 自分のバンドMaha-eraで歌とキーボード

詳細が決まったら、またアップします。
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by mahaera | 2010-04-16 02:27 | ぼくの音楽・バンド活動 | Comments(0)

タイの政治混乱 たまには真面目な話を

今日は家で仕事、の予定。
日曜日、「暖かい」と書いたら、昨日は冬に戻ったかのように寒かった。
そして、今日はまた朝から半そででも大丈夫なくらい暖かい。
こうして繰り返して、初夏に向かっていくんだろう。

いろいろ気になるニュースがある。
タイの日本人カメラマン銃撃死事件。
以前、ミャンマーでカメラマンの長井さんが撃たれて死亡した事件があったが、
あれは最初からミャンマー政府による悪質な事件として報道されていた。
今回はまだ事実関係が発表されていないが、
ほぼ治安当局による発砲だろう。

毎年、仕事でタイに行っているので、
ここ数年の赤服(タクシン派)と黄色服(反タクシン派)の対立を見ていたが、
なかなか収まりどころがない。

以前、タイのジャーナリスト志望の学生にこの件に関してインタビューされたことがある。
僕の意見は、
「いくら不正や蓄財疑惑があっても、
選挙で選ばれた政府をクーデターで倒していたら、選挙の意味がない。
そこに民主主義は反映されず、力のあるほうが政権をとることになる。
それは、よくない」
だった。地方の貧農層を中心に支持を集めるタクシン派だが、
それだけでは選挙に勝てない。現政権に不満を持つ人が、かなりいるということだ。

タイの政治状況は、いまひとつ日本人にはわかりにくいので、
日本に置き換えてみよう。こんな感じかな。

民主党が不正や蓄財疑惑で、自民党の非難を浴び、
自衛隊が動いてクーデターを起こして、鳩山、小沢が国外逃亡。
自民党は、自らを正当化するために、総選挙を行う。

ところが、再び第一党は民主党に。党首の岡田が首相に。
一度はそれを受け入れた自民だが、
岡田が民放の料理番組にゲストで出て、
ギャラを受け取ったことを「法律違反」として訴追。
裁判所と結託して、辞任に追い込む。

さらに、自民党支持派は成田空港を一週間占拠して、
民主党の国際的評判を落とす。
それに対応できない民主は「無能」とされ、
次の選挙では第一党は再び自民が返り咲く。
自民を支えるのは、都市の中間層、富裕層、軍人、官僚。
民主を支えるのは地方の貧農のほか、通信などを主体とする新興の富裕層。
さて再び政権与党に返り咲いた自民だが、
当然、民主支持者たちは不満が募る。
選挙で負けたら、クーデターや実力行使をはかる自民支持者たちに対抗して、
自分たちも大規模なデモを繰り返し、都市機能をマヒさせる。
そんなのが現在のタイの状況だ。

ただ死者を出すような弾圧をしたら評判は当然悪くなる。
なので、デモや座り込みの強制排除は、双方ともなるべくしないようにしてきた。
今回の騒動で、現首相の評判は一気に落ちるだろう。

個人的には、タクシン派、反タクシン派、どっちもどっちだと思う。
ただ、選挙がある国なので、暴力ではなく、選挙で国を変えて欲しいし、
また、負けたら、いくら悔しくても、それを受け入れるのが、民主主義だ。

あと今回、ここまで騒ぎが大きくなり、いまだ収まらない原因のひとつに、
国王の体調不良がある。
いつもは、どこかで国王が登場し、調停に入るのだが、
今回はシーンとしているのだ。
収拾がつかないほど混乱してくると、タイでは国王が登場し、
「お前ら、いいかげんにしなさい。後に引けない気持ちはわかるが、ここらで手打ちをしろ!」
と、双方の代表を呼びつけるのだが、今回はまったく姿を現さないし、ノーコメント。

今年82歳という高齢で、近年は公務も減ってきている国王。
タイでこんなこといったら、不敬罪でつかまるが
、「Xデー」もそう遠くないと言われている。
そうなったら、タイの混乱はますます激しくなるだろう。
世継ぎ問題もあるし。

そんなわけで、今年後半の僕のタイの仕事もなくなるかもしれない(笑)
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by mahaera | 2010-04-13 10:17 | 海外でのはなし | Comments(0)

桜吹雪の今日

ここのところ、映画評やCD評をまったく掲載していない。本も読んだのもあるが書いていない。
なんか、仕事で文を書くのが続いているんで、そのあたりの欲求が満たされているからかもしれない。

その代わり、文章と対極、理屈よりも感性の音楽活動のほうが、余暇としてはバランスがいい。
昨日は自分のバンドのリハ。
自分の曲を自分が歌って、しかもバンド。
なんだか、自分でももったいない感じ(笑)
せっかくうまいメンバーなんだから、もっとうまいボーカルがいるといいんだけど。

週末は天気もよく、絶好の花見日和。
東京はもう散ってしまったようだけど、こちらはこの週末が一番よかったな。
その割には、花見客は先週に比べて格段に減っていた。
今日の夕方には風が吹き、雪のように花吹雪が舞った。
それを見て、車を降りた僕と息子は走り出して、その中に入っていった。
理由はないけど、そんなことをしてみたくなりませんか?
桜吹雪の中、サッカーをしている少年たちがいた。
なんか、いい絵だったな。

昼間は息子のサイエンス教室の送り迎えの合間に、町田の芹が谷公園でなごむ。
先週はまだ少なかった生き物も、
今日は暖かさに誘われてモンシロチョウやシジミチョウが飛び交っていた。
子供たちがザリガニ取りに夢中になっていた。

日向にいると、半袖Tシャツ姿でも、けっこう暑いぐらいの陽気で、
インドから帰ってきて、寒さにめげていた僕にはいい日だった。
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by mahaera | 2010-04-12 00:11 | 日常のはなし | Comments(1)