「ほっ」と。キャンペーン
ブログトップ

旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

mahaera.exblog.jp

<   2012年 01月 ( 17 )   > この月の画像一覧

海外旅行講座「インドの奥へ」 終了、2月はお休みです

旅行人の蔵前さんをお呼びしての海外旅行講座
「インドの奥へ」 終了しました。
当日はちょうど満席の27名いらしていただきありがとうございました。
蔵前さんから全員プレゼントもあり、
また、インドのマニアックな旅のお話も聞け、
こちらもとても勉強になりました。

で、2月はこの海外旅行講座、お休みをいただいて、
次は3月末にする予定です。またよろしくお願いします。

次なるイベントは、自動車ART展。
ほぼ自動車に興味がない僕ですが(笑)、
いろいろあって、ちょっと噛むことになりました。


場所は神楽坂・光鱗亭ギャラリー
〒162-0805 東京都新宿区矢来町41
TEL&FAX 03-6265-0630
■開館時間: 11:00am〜7:00pm
■休館日: 毎週月曜日
http://www.kagurazaka-kourintei.com/?p=1049

2012.2.11sat〜2.26sun  (2.13 2.20は休館)
自動車ART  佐原輝夫X稲垣利治X畔蒜幸雄3人展
イラストレーション、切り絵、モデルカー、“自動車アート”をテーマに、
業界の第一線で活躍中の3人の作家による企画展。

これに青戸務による、カーデザインのトークイベント(2.18 17:00~)
もあります。

詳細は上記ウエブをご覧ください。
[PR]
by mahaera | 2012-01-30 22:53 | 仕事のはなし | Comments(0)

新作映画レビュー『ペントハウス』 全財産を取り返すため、元従業員が厳重なセキュリティを破る

ペントハウス

2010年/アメリカ

監督:ブレット・ラトナー
出演:ベン・スティラー(『トロピックサンダー史上最低の作戦』)、エディ・マーフィ(『ドリームガールズ』)、ケイシー・アフレック(『キラー・インサイド・ミー』)、マシュー・ブロデリック(『フェリスは朝、突然に』)、ティア・レオーニ(『ジュラシックパーク3』)
配給:東宝東和
公開:2月3日より全国


ニューヨークのマンハッタンにそびえる65階建てのザ・タワー。
そこはセレブのみが住む超高級マンションだ。
居住者の望みを満たすサービスを提供しているのが、
管理マネージャーのジョシュの的確な采配だった。
しかし、ある日、ペントハウスに住む大富豪で理事でもある
ショウがFBIに逮捕される。
証券詐欺の罪を犯し、逃亡を図ろうとしたのだ。
しかもショウは自分が捕まることを薄々知りながら、
預かっていたザ・タワーの使用人全員の年金を私的流用していた。
怒りにかられたジョシュは反省の色がないショウのコレクションを
破壊するが、そのおかげでクビに。
ジョシュは仲間たちと、ダマし取られた大金を奪い返す決心をする。

宣伝では、ベン・スティラー×エディ・マーフィだが、
実際はベン・スティラーとその仲間たちといった趣の『オーシャンズ11』
悪者(金持ち)から銃も使わず血も流さず、
頭を使って財産を盗み出す」というストーリーは『オーシャンズ11』と同様だが、
それもそのはず、脚本家が同じなのだ。

で、監督が『ラッシュアワー』シリーズのブレット・ラトナー。
まあ、映画史に残らないようなヒット作を作り続ける職人のような人で、
『ラッシュアワー』の1~3すべて見ているはずなのだが、
僕はすでに話の大半は忘れているし、区別もつかない。
個性的な監督の続編を無難に仕上げるのも得意で、
ドクター・ハンニバルシリーズ3作目の『レッド・ドラゴン』や
『X-MENファイナルデシジョン』(これは面白かった)なども
監督している。
で、本作はどうかというと、万人受けのコメディタッチの犯罪ものという
デートムービー、あるいはファミリームービーで、まったく毒はない
主演級の俳優をずらりと並べた豪華キャストはなかなか楽しめるのだが、
いかんせん、キャラ自体に魅力がない
そもそも何のプロを集めたのかというのも活かされていないし、
肝心の強奪計画も、けっこう行き当たりばったりだ。
笑いの要素は意外に少なく、『オーシャンズ11』同様
スマートな犯罪物を目指したのだろうが、あっちもつまらなかったな。

というわけで。ベン・スティラー、今回はちょっと残念な結果になってしまった。
それでも、まったく冴えないエディ・マーフィよりはましだ。

(★★☆)
[PR]
by mahaera | 2012-01-29 11:26 | 映画のはなし | Comments(0)

明日の海外旅行講座「インドの奥へ」 講師:蔵前仁一 残席わずか

明日、毎月西荻でやっている海外旅行講座です。
2月は都合でお休みなので、ぜひ来てください。
とはいえ、さっき店に聞いたら、残席は3~4席らしいので、
くる予定で申し込んでいない人は、今日中に申し込んでおいたほうがいいです。

いらっしゃる方は明日会いましょう。

シリーズ/海外旅行講座「インドの奥へ」
講師:蔵前仁一

ガイドブックに載っていないインドの奥へ旅する。観光地ではないインドには何があるのか、どういうところなのか、どうやって行くのか。タージマハールもガンジス川も出てこないインドの奥深い魅力を紹介します。

■日時:1月28日(土)14:30~17:30
■参加費:チャージ1,000円+ワンドリンクオーダー
■会場:アコースティックカフェ(西荻窪)
■申込:着席定員は25名です。
     お席を確保いたしますので、事前の受講予約をおすすめします。
     お電話、e-mailまたはホームページの「受講予約受付」から、お申し込みください。
     TEL 03-6915-0299
     e-mail :cafe@nishiogi.aas-member.com
     受付フォーム:http://www.efeel.to/survey/entry01/
     ※定員になり次第締め切らせていただきます。
■問合せ先:アコースティックカフェ
      TEL:03-6915-0299(定休日:日曜日)
      東京都杉並区西荻北3丁目7-9 レジュイールB1
      http://triad.aas-member.com/acoustic_cafe/
■主催:西荻文化倶楽部

詳しくはこちら↓
http://nishiogi.aas-member.com/event/journey/0128.html
突然、口から英語が飛び出す!
[PR]
by mahaera | 2012-01-27 18:07 | 仕事のはなし | Comments(0)

旅シネ 執筆者が選ぶ2011年ベスト10 に僕のベストテン掲載しました

旅行人のウエブ「旅シネ」でやっている
執筆者が選ぶ映画年間ベストテン。

僕のは以下の10本です。
(内容は旅シネ寄稿と同じです)
各映画評は、ブログ内リンク先に表示されています。
 
1 未来を生きる君たちへ(スサンネ・ビア監督/デンマーク、スウェーデン)
子どもを持つ親として、昨年一番ツボにはまったかもしれない。
暴力渦巻く世界で、平和主義者はどう生きればいいのか。
いじめにあった子どもに「殴り返して来い!」と言うべきなのか。
殴り返せない、やさしい子だっているのだ。
親としてどう生きればいいのか、深く考えてしまう。

2 アンチクライスト(ラース・フォン・トリアー監督/デンマーク、ドイツ、フランス、スウェーデン、イタリア、ポーランド)
昨年観た映画の中で、いちばん“痛かった”映画。
いや、あのシーン、ほんとに痛そう。
セックスシーン満載の「シャイニング」か。不快だけど、インパクト大。
「何もそこまでしなくとも」とシャルロット・ゲンズブールに言いたくなる。

3 キラー・インサイド・ミー(マイケル・ウインターボトム監督/アメリカ、スウェーデン、イギリス、カナダ)
この映画を観たあとは、一日中この映画のことが頭から離れなかった。
動機がよくわからない殺人。それらしい動機は語られるのだが、
殺人を繰り返す主人公が何を考えているのかわからないのが
現代的なのかも。マイケル・ウインターボトム久々の大当たり。

4 キッズ・オールライト(リサ・チョロデンコ監督/アメリカ)
血のつながっていない家族に、子どもたちと血のつながった
父親が突然現れて…。コメディタッチの軽快なホームドラマだが、
「家族って何?」という基本的なことを、痛いほど突いてくる。男あわれ。

5 アンストッパブル(トニー・スコット監督/アメリカ)
年の初めにロードショーで見る。暴走する列車を止めようとする、
いたってシンプルな話だが、近ごろこんな爽快なアクション映画はなかった。
画面にエールを送りたいぐらいのスカッとさは逆に貴重。で、よくできている。

6 イグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップ(バンクシー監督/アメリカ、イギリス)
昨年見たドキュメンタリーの中では、これがピカいち。
さんざん笑った後、「アートって何だ」って本当に考えた。
モダンアートの敷居が低くなった。

7 モールス(マット・リーヴス監督/アメリカ)
スウェーデンのカルト映画『ぼくのエリ 200歳の少女』の
アメリカ版リメイク。オリジナル未見だが、きっとそっちもいいのだろう。
怖いシーンもあるが、観たあとは非常に切ない気分になる。
彼らがその後どうなったのか、今も気になる。

8 カンパニー・メン(ジョン・ウェルズ監督/アメリカ)
突然、会社を解雇されてしまった家族持ちの男たちの話。
他人事とは思えず、わが身になって観てしまった。
僕はフリーランスだが、仕事がなくなるって、ホラー映画以上の恐怖だ。
映画観ている間中、ジリジリしてしまった。

9 宇宙人ポール(グレッグ・モットーラ監督/アメリカ)
『SUPER 8』にいまひとつのれなかった僕には、
とてもピッタリきた。『未知との遭遇』『E.T.』との遭遇に
オマージュ捧げるんだったら、昔子どもだった僕たちを主人公にしなきゃ。

10 バビロンの陽光(モハメド・アルダラジー監督/イラク、イギリス、フランス、オランダ、パレスチナ、UAE、エジプト)
最近『デビルズ・ダブル』を観たが、やはりフセイン政権は狂っていた。
かなり地味な映画で90分という短さだが、映画が終わるころには、
映画が始まったころに比べてもうずいぶん遠くへ来てしまった
ことに気づくロードムービー。

ベストテンにはもれたけど、気に入っている他の作品は以下の通り。『サラエボ、希望の街角』『アリス・クリードの失踪』『4月の涙』『メタルヘッド』『いのちの子ども』<a href="http://mahaera.exblog.jp/16033404/" target="_blank">『スーパー!』『ゴーストライター』『キャプテン・アメリカ』『家族の庭』『Xメン ファーストジェネレーション』『ソウル・キッチン』
[PR]
by mahaera | 2012-01-26 01:03 | 映画のはなし | Comments(0)

奥田民生1/23大宮ソニックシティに行く。終わったら、外は白い雪の夜

1月23日月曜日、奥田民生のライブを観に大宮へ行った。

あんまり人のライブは観に行かないほうだが、今回はたまたま
チケットを譲ってくださるという方がいらっしゃったので、
バンド仲間で民生好きなGくんを誘って一緒に行く。
たぶん20年ぶりぐらいの大宮。
席はPA席の隣で、僕らぐらいの年齢にはちょうどいいあたり。
客層は思っていたよりも若く、ちゃんと若いファンもついているのだなあ。

ツアータイトルは「おとしのレイラ」 何かと思ったら、
バンドメンバーの小原礼が昨年還暦を迎えたことによるものらしい。
「お歳の礼ら」というダジャレ(笑)
バンドは、民生のギターに小原のベース、それにドラムとキーボード
というシンプルな4人編成

これといった演出もなく、ライブハウスのようにダラっと始まる。
いや、途中の力の抜けきったしゃべりも、ホールでやるものではない感じ。
とにかく民生のギターの音が、すごくいい
ジャリーンとコードを弾いてはじまる曲が多いのだが、
音とリズムがいいからなのか、シンプルだがカッコいい。
あと全体のリズムがものすごくタイトでうらやましい。

途中の小原礼のコーナーではミカバンドの曲を。
最後のほうでは陽水の「最後のニュース」を入れつつ、
どこを切っても民生という曲が2時間続く。
あんまり最近のCD聴かないので、知っている曲は
1/3ぐらいしかなかったが、それもまああまり気にならない。
演奏はすばらしいが、しゃべりは最低で(笑)、
ダラダラもいいとこ。
まあこんな感じなんでしょうね。最近は。

アンコールで出てきた民生が
「外はすごい雪だぞ~」

ライブが終わって外に出ると、大宮は雪に包まれていた。
いつもなら一杯というところだが、電車が止まることを恐れて
そのまま帰宅の夜だった。

しかしアンコール2の「さすらい」すごく速かった。
民生も雪で速く帰りたかったのかな。
[PR]
by mahaera | 2012-01-25 10:51 | 音楽CD、ライブ、映画紹介 | Comments(2)

新作映画レビュー『ハンター』 バイオ企業の依頼を受け、絶滅したタスマニアタイガーを 追うひとりの傭兵

ハンター
The Hunter
2011年/オーストラリア

監督:ダニエル・ネットハイム
出演:ウイレム・デフォー(『アンチ・クライスト』『ミラル』)、フランシス・オコナー(『A. I.』『タイムライン』)、サム・ニール(『ジュラシックパーク』『ピアノ・レッスン』)
配給:ブロード・メディア・スタジオ
公開:2月4日より丸の内ルーブル、新宿ミラノ、渋谷東急
上映時間:109分
公式HP:www.hunter-movie.jp


傭兵マーティンはバイオテクノロジー企業から、
絶滅したはずのタスマニアタイガーの生体サンプル入手の
仕事を請け負う。タイガーの生存情報を秘密裏に入手した企業は、
凄腕のハンターでもあるマーティンに依頼し、
その遺伝子情報を独占しようとしたのだ。
タスマニアに着いたマーティンは学者を装い、
ベースキャンプとなる家へ向かう。
そこには幼い姉弟と寝たきりの母親ルーシーがいた。
環境運動家の子供たちの父親は、
数ヶ月前に森で消息を絶ったままだった。
森と家を往復し、タイガー捜索を続けるマーティン。
彼はタイガー生存の手がかりをつかんでいくが、彼を監視する者がいた…。

■レヴュー
昨年公開された『アンチ・クライスト』で久々に主演、
といった感じのウイレム・デフォー。
最近の映画ファンはデフォーといったら
『プラトーン』のエリアス伍長じゃなくてグリーン・ゴブリンかなあ、
と思っていたので、この主演作はうれしい。
主人公は孤独な一匹狼として生きているプロの傭兵。
暖かい家庭を築くこともなく、孤独に生きてきた。
そんな男が、父親不在の一家に接しているうちに
自然に彼らの父親代わりになり、少しずつ心境が変化していく。
なんか、プロットは、ジョージ・クルーニー扮する殺し屋が
イタリアの田舎町で人間味を帯びてくる『ラストターゲット』に
似ているが、どうもこちらは演出力不足なのか、
静と動の切り替えが悪いのか、淡々としすぎてしまっている。
デフォーはほぼ全編出ずっぱりの熱演なのだが、
適役なのかもいまひとつわからない。

とマイナス面ばかり書いてしまったが、題材は面白く、
もっとよくなる作品だっただけに、ちょっと残念だった。
あと、サム・ニールがインディ・ジョーンズか
ジュラシックパークか、という格好が気になった(笑)
(★★☆前原利行)

■映画の背景
・バイオ企業の目的はタスマニアタイガーの捕獲ではなく、
それを殺してサンプルを入手し、秘密裏に独占すること。
現実世界でも遺伝子情報を求めて、人
跡未踏の地にプラントハンターたちが踏み込んでいくことは知られ、
荒唐無稽の話ではない。プラントハンターの話は
以前、「ゴルゴ13」にも出てきた。

(旅行人のウエブサイト「旅シネ」に寄稿したものを転載しました)
[PR]
by mahaera | 2012-01-24 13:08 | 映画のはなし | Comments(0)

新作映画レビュー『ピアノマニア』 、究極の音を求めて調律師がピアノに向かう一年を追うドキュメンタリー

ピアノマニア

2009年/オーストリア、ドイツ

監督:リリアン・フランク、ロベルト・シビス
出演:シュテファン・クニュップファー、ピエール=ロラン・エマール、ラン・ラン、ティル・フェルナー
配給:エスピーオー
公開:1月21日よりシネマート新宿

私たちはどのくらいの仕上がりで物事に満足しているのだろう。
ある人は達成率70%で自分を褒め称え、
ある人は90%でも満足できないかもしれない。
しかし本作に登場する名演奏家たちは、もともとの目標レベルが高い上、
99.9%でも満足できない人たちだ。

バッハの《フーガの技法》の録音を1年後に控えた
ピアニストのピエール=ロラン・エマール。
一台のピアノにさまざまな音色を求めるエマールの希望に添うべく
努力しているのは、スタンウェイを代表する調律師のシュテファンだ。
数々の名演奏家たちの要求に応えてきたシュテファンだが、
今回の要求はハードルが高かった。
エマールの目的に合ったピアノを選び、試行錯誤を繰り返す日々。
その傍ら、多くの仕事をこなしていくシュテファンの姿をカメラは追う。

1台のピアノでオルガンやクラヴィコードのニュアンスが欲しい
(といってもシンセのようにそのものの音を出すわけではない)という
リクエストに応じてピアノ選びから始まり、調律へと進むのだが、
正直言ってわかる人にしかわからないという些細なレベルの調整だ。
しかし完璧を求め、最後の0.1%に労を惜しまない人たち
カメラの前に映し出される。
これが真の「マニア(熱中する人)」なのだろう。
最初は「マニア=ファン」だと思っていたが、これは違う。
些細なことを追求するほど、高いレベルの人たちを追い、
そのこだわりを収めたものなのだ。
プロの世界の厳しさ、いや厳しいからこそトップレベル
それを知った。

(★★★)
[PR]
by mahaera | 2012-01-20 07:39 | 映画のはなし | Comments(0)

今月の海外旅行講座は蔵前さん登場!

何とか毎月続いている海外旅行講座。
今月は、旅行人の蔵前さんがいよいよ登場です。
そろそろ満席になりそうなので、もし見たい方がいらしたら、
お早めの申し込みを。

当日、僕は司会、進行役で行きます。


シリーズ/海外旅行講座「インドの奥へ」
講師:蔵前仁一


ガイドブックに載っていないインドの奥へ旅する。観光地ではないインドには何があるのか、どういうところなのか、どうやって行くのか。タージマハールもガンジス川も出てこないインドの奥深い魅力を紹介します。

日時:1月28日(土)14:30~17:30
■参加費:チャージ1,000円+ワンドリンクオーダー
■会場:アコースティックカフェ(西荻窪)
■申込:着席定員は25名です。

     お席を確保いたしますので、事前の受講予約をおすすめします。
     お電話、e-mailまたはホームページの「受講予約受付」から、お申し込みください。
     TEL 03-6915-0299
     e-mail :cafe@nishiogi.aas-member.com
     受付フォーム:http://www.efeel.to/survey/entry01/
     ※定員になり次第締め切らせていただきます。
■問合せ先:アコースティックカフェ
      TEL:03-6915-0299(定休日:日曜日)
      東京都杉並区西荻北3丁目7-9 レジュイールB1
      http://triad.aas-member.com/acoustic_cafe/
■主催:西荻文化倶楽部

詳しくはこちら↓
http://nishiogi.aas-member.com/event/journey/0128.html
[PR]
by mahaera | 2012-01-18 01:25 | 仕事のはなし | Comments(0)

新作映画レビュー『アニマル・キングダム』 少年が引き取られた先は、犯罪で結ばれている一家だった

アニマル・キングダム

2010年/オーストラリア

監督:デヴィッド・ミショッド
出演:ジェームズ・フレッシュヴィル、ジャッキー・ウィーヴァー・ガイ・ピアース
配給:トランスフォーマー
公開:1月21日
劇場情報:TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館

メルンボルンで母と二人暮らしの17歳の少年ジョシュア。
ある日、母親が薬物の過剰摂取で死んだことから、
長い間付き合いがなかった祖母ジャニーンの家に引き取られる。
ジャニーンの家には、3人の息子たちがいた。
一見、家族思いで明るい人物たちだが、
全員が強盗や麻薬の密売などの犯罪に手を染めており、
警察にマークされている状態だった。
当初は関係なかったジョシュアも、
やがてその犯罪に巻き込まれていく。

冒頭、テレビのバラエティ番組をぼーっと見ている少年がいる。
そこへ救急隊員がやってくる。ソファでひとりの女性が倒れている。
隊員に質問される少年。しかし少年の目はときどき画面に向かっている。
倒れているのは少年の母親。ドラッグ服用により死亡している。
少年の表情はずっと無表情だ。
そして少年は祖母の家に引き取られる。

映画は少年の目を通してこの犯罪者一家の姿を描いていくが、
少年の内面はほとんど最後まで明かさない。
これは意図的で、そんな家族でも依存するしかない少年の心境を
観客にゆだねているのだ。
それまで主体的に行動することがなかった少年なので、
この家族と警察のどちら側につくかは、
その無表情な顔からはなかなかわからないのだ。
ある事件をきっかけにこの家族の非情さがより露わになるが、
そこからそれまで目立たなかった祖母がクローズアップされてくる。
この祖母の歪んだ愛情がこのような家族を生み出し、
過去に少年の母親が出て行った原因なのだろう。
もっとも人間くさいはずの“家族”を、
「アニマル・キングダム=野生の王国」と表すほど、
殺伐とした世界が広がっている。

小粒だが、ピリリと辛い作品だ。
(★★★)
[PR]
by mahaera | 2012-01-15 23:40 | 映画のはなし | Comments(0)

新作映画レビュー『ジャックとジル』 お騒がせの妹ジルと振り回される双子の兄ジャックを一人二役で

ジャックとジル

2011年/アメリカ

監督:デニス・デューガン
出演:アダム・サンドラー、ケイティ・ホームズ、アル・パチーノ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開:1月21日よりシネクイント にて


「アメリカではヒットメーカー」だが日本では知名度が低い。
たいていそんな俳優はコメディ俳優なのだが、
アダム・サンドラーはたぶんそのトップクラスだろう。
2011年のハリウッド俳優収入ランキングでは、
1位ディカプリオ、2位ジョニー・デップに続き、第三位。
現在のギャラは30億と言われ、トム・クルーズに並ぶギャラだという。
日本じゃきっと「誰、それ?」なんだろうが。

さて、今回、サンドラーは性別も性格も正反対の双子という
一人二役に挑戦している。
妻と2人の子供に囲まれて幸せな家庭を築き、
広告代理店でビジネスマンとしても成功しているジャック。
そんな彼の悩みは、毎年感謝祭になると、
双子の妹のジルが我が家にやってくること。
いつもハイテンションで他人の迷惑を顧みないジルにジャックは辟易。
しかし、ある日、自分のスポンサーのCM(ミスド)に出演してもらうため
アル・パチーノに会いに出かけた先で、
そのジルにパチーノが一目ぼれしてしまう。
ジャックは妹をダシに、出演依頼を画策する。

人に迷惑をかけてもまったく気づかないオバサンキャラのジル。
この女性キャラは、サンドラーがTVサタデーナイト・ライブ時代に
得意としていたものだという。
まあ、これだけでも笑わせてくれるのだが、それが全編続くと
ちょっと疲れてしまう。そこで、本作では、本物のアル・パチーノ
がデフォルメされた自分自身を演じて私たちを楽しませてくれる。
“CMに出ない”“古典の舞台に入れ込んでいる”
“役にのめり込み過ぎ”という、彼のパブリックイメージを
彼自身が楽しんで演じている。考えてみたら、純然たるコメディに
パチーノが出ることはほとんどない。

散々笑わせながら、最後にはホロリとさせてくれるのは、
脚本や演出がしっかりとしているからだろう。

ジョニー・デップが本人役で、カメオ出演しているのも
お楽しみだ。


(★★★)
[PR]
by mahaera | 2012-01-13 11:28 | 映画のはなし | Comments(0)