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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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来日中のヒメナ・サリニャーナにボブ・ディランのカバーのことを聞く

アムネスティの活動80周年を記念して、80組のアーティストによる
ボブ・ディランのカバーアルバムが発売されている。
「Chimes of Freedom」だ。
この存在は、inter FMのバラカンモーニングで知ったのだが、
(番組は昨日で終了。残念)
日本版はなく、輸入版のみ。というのも、所属の異なるアーティストたち
によるチャリティアルバムだからだ。

で、このアルバムのことはいつか書こうと思っていたのだが、
それは今度ゆっくり書くとして、一昨日、メキシコ出身の歌手
ヒメナ・サリニャーナさんにインタビューに行ったとき、
このアルバムに参加した経緯を個人的に聞きたかった。
で、本題とは関係ないインタビューだったので、
たぶんそちらには掲載しないので、ちょこっとここに書いておきます。

ヒメナ
メキシコではボブ・ディランはアメリカに比べると
それほど有名ではなく、
とくに私たちの世代では存在感の大きい人ではありません
もちろん名前は知っていて、一度メキシコでコンサートを
見たことがあるが、音楽にあまりピンとくるものがなく、
彼の本質は理解できませんでした。
このアルバムの話が来たときに、この機会にもう一度聴いてみようと、
リサーチもかねて5~6枚のレコードを聴き、
「アイ・ウォント・ユー」を選びました。
そのときでもこの曲は何を言いたいのかわからなかった(笑)
人に聞いてもわからない、
そしてディラン自身も知らないらしい。
まあ、いちいち歌詞の説明をしたくないのでしょう。
そのあたりから、彼のことが少しわかってきた。
でもボブ・ディランだったら、私はレナード・コーエンのファンかな(笑)

うーん、残念。ボブのファンかと思っていたので。
でも、ヒメナさんの「アイ・ウォント・ユー」のカバーもいいので、
聞いてみてください。
このアルバム4枚組で、amazonならたったの2400円くらいです。

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ちゃっかりヒメナさんのサインをもらってしまいました。
後光が差すディランの右下です。
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by mahaera | 2012-03-31 21:28 | 音楽CD、ライブ、映画紹介 | Comments(0)

新作映画レビュー『マリリン7日間の恋』 ひとりの青年から見たマリリンの素顔を描く

マリリン7日間の恋

2011年/アメリカ、イギリス

監督:サイモン・カーティス
出演:ミシェル・ウィリアムズ、ケネス・ブラナー、エディ・レッドメイン、ジュディ・デンチ、エマ・ワトソン、ドミニク・クーパー
配給:角川映画
公開:角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ホカニテ公開中

これもうかうかしていたらレビューを書く前に公開中になっていた。
ということであわててのせます。

エルビスと並ぶアメリカン・ポップカルチャーの
巨大なアイコン
がマリリンだが、
映画で見せる「オツムは少し弱いけどセクシーで気立てのいいブロンド娘
というパブリックイメージと、実際のマリリンはかなり違っていたことは、
今では周知の事実だ。
スターではあるが演技に自信がなく、
常に誰か頼れる人がいないと精神的に不安定なマリリン。
感情の起伏が激しく、睡眠薬や精神安定剤に頼り、
精神が不安定ながら、それを補う魅力があり、
うまくはまったときは、誰にも負けない演技力を発揮する。
名作『お熱いのがお好き』の撮影が苦労の連続だったことは
たしか監督のワイルダーのインタビューで呼んだことがある。
そんなマリリンの素顔を書き残したのは、
本作の主人公であるコリン・クラーク
彼の回顧録に記された実話が、この映画の原作になっている。

1956年、新作映画『王子と踊り子』の撮影のために
、マリリン・モンローがイギリスにやってきた。
監督&共演は名優ローレンス・オリヴィエ。
撮影が始まるが、精神が不安定なマリリンはたびたび遅刻し、
オリヴィエらの反感を買う。孤立するマリリンが現場で心を許すのは、
この映画の第3助監督コリンだけだった。
上流階級の子弟で映画界に飛び込んできばかりの
23歳の青年コリンを、マリリンは何かと指名するようになる。
やがてコリンはマリリンに恋心を抱くようになる。

オールド映画ファンなら、マリリンだけでなく、
実名で登場する有名人たちの素顔も興味深いだろう。
『ブルー・バレンタイン』のミシェル・ウィリアムズがマリリンを演じている。
ミシェル・ウィリアムズのマリリンが実はそんなに似ていないのだが、
それは映画を見ているうちに気にならなくなる。
(よく見るとメリル・ストリープとサッチャーは似ていないが気にならないのと一緒)
これはこれで、こういうマリリンがいたと素直に楽しめるし、
ちゃんと魅力的に描かれているので、似ていなくてもおーけーだ。
ケネス・ブラナー演じるローレンス・オリヴィエのキャラは、
たぶんこうだたんだろうなあ、と思え、かなり笑え、
アカデミー助演男優賞にノミネートされたのも納得。

ハリー・ポッターシリーズのエマ・ワトソンが
脇役で出ているのも気になった。

(★★★)
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by mahaera | 2012-03-31 10:20 | 映画のはなし | Comments(0)

忙しいはいいことだ。明日はヒメナ・サリニャーナ

イベントに向けて準備が、進んでいる。
告知、といっても、今から間に合うところ、
地道にチラシを置いてもらえるところを探している。

バンドもそうだけど、何かをやろうとすると、
うまくいっているときのアッパー感と、
ダメだったり、僕と波長が合わない人に絶望的になったりの
ダウナー感が、一日の間に行ったりきたりで、
情緒不安定になりがちだ。
何もしないで仕事だけしていれば、もっと淡々と進むんだが、
(依頼されてやる仕事ならもっと割り切れるし、
自分がやらなくても誰がカがやる)
自分が何もしなければ、何も進まないようなことだと、
別に、お前がやらなくてもいいんじゃないか、
もしかしたら、みんなメーワクなんじゃないかと、
ふと思ってしまう。

大勢でやろうとして、よけいに孤独になってしまう。
そんなことって、まあ誰にでもあるんだろうけどねえ。

じゃあ、やんなきゃいいじゃん!
まさにその通りなんだが、わかっていてもやりたくなってしまう。
それが、性(さが)ってやつですかね(笑)

さて、いまは仕事は請けすぎて、けっこう大変。
まあ、けっこう大変、ぐらいが人間充実しているんでしょう。

明日は、「メキシコの蒼井優」といわれている(笑)、
ヒメナ・サリニャーナさんにインタビューの仕事。
久しぶりのインタビュー仕事なんで、やや緊張気味。
何を質問したらいいんだろうかって。

で、数日前から彼女のYoutube片端からチェックしています。
最初はピンと来なかった曲も、いまはけっこう覚えました。

それでは。。
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by mahaera | 2012-03-28 23:36 | 仕事のはなし | Comments(0)

海外旅行講座「がけっぷち欧州講座」終了 満席の大盛況でした

報告が遅れましたが、24日の西荻窪アコースティックカフェでの
森優子さんの海外旅行講座「がけっぷち欧州講座」
大盛況のうち終了しました。

いやー、これ募集から二週間ほどで定員がいっぱいになり、受付終了。
急遽、来月の4月28日に追加講演を組んだのですが、
こちらも現在でほぼ満席状態
森さん人気、失礼ですが、驚きました。

そしてお客も、いつもの男性中心ではなく、
森さんファンの女性が多く、しかもみな熱心に聞き入っている。。
3時間近い、休みない森さんトーク(途中休憩ありましたが)、
その仕込んできた画像、イラストのことを考えると、
自分の今までのトークのいいかげんさ(準備不足さ)に、
ほんと森さんに頭下がります。

欧州とは何ぞや、というところから、
ヨーロッパのアイデンティティー、
そして森さん自身の旅行で得た生の体験、
働かないギリシャ人
二世、三世のアイデンティティーは何人?
といったことを、単なる経験値だけではなく、
リサーチに基づいているところも、これだけのものを調べるのは
大変だったろうなあ、と思います。

僕自身もかなり勉強になりました。
集客、努力する前に、もう森さんのおかげで満席になってしまったので、
申し訳ない。。。
打ち上げの席で、クタって寝てしまった森さん
きっと徹夜で準備していたのでしょう。
お疲れさま!

そして、それを暖かく見守っている旦那様
アナタもエラい。

来月もよろしくお願いします!
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by mahaera | 2012-03-26 01:22 | 仕事のはなし | Comments(0)

新作映画レビュー『ピープルVSジョージ・ルーカス』 作品とはいったい誰のものなのか。

ピープルVSジョージ・ルーカス

2010年/アメリカ、イギリス

監督:アレクサンドレ・オー・フィリップ
出演:ゲイリー・カーツ、ニール・ゲイマン、デイヴ・プラウズ
配給:ファインフィルムズ
公開:シネクイントにてレイトショー上映中


これもすでに公開中でした。
『スターウォーズEP1』の3D公開にあわせた上映だったのか。

なぜ『スター・ウォーズ』は社会現象にまでなったのか。
その答えのひとつがこのドキュメンタリーにある。
ジョージ・ルーカスが生み出した『スター・ウォーズ』は
単なるヒット作品というワクを超え、世界中の多くの人々に
「世界観を共有する」という現象を作り出した。
本作はその世界中のファン、とりわけ旧3部作の支持者たちのコメントや
ファンが作った映像などを交え、
彼らのルーカスに対する複雑な愛憎関係を映し出す。

いかに熱狂的なファンが生まれ、その世界に浸りこむようになったか。
そして失望からルーカスを憎む者まで現れたか。
確かに昔からのファンからすれば、新3部作は酷いものだったかもしれない。
旧3部作に手を加えた「特別編」はファンへの冒涜だったのかもしれない。
しかし新3部作で育った新しいファンもいるし、
それを支持している人たちもいるわけだから、
出来不出来だけではないだろう。
旧3部作だってイウォークの登場シーンが大嫌いな人も少なくないのだから。
僕も『ジェダイの帰還』のショボさには、当時がっかりした記憶がある
このドキュメンタリーでは、すでに皆が共有するようになった
『スター・ウォーズ』の世界観はファンにとってゆるぎないものであり、
その改変は作者本人の手によるものであっても許されないものであった。
まるで「聖書」や「コーラン」を改変するほどの騒ぎなのだ。
しかしそんなファンのおろかさを笑いながら見ているうち、
やがてそこに「作品は誰のものなのか」という
大きなテーマが浮かび上がってくるのだ。
それは映画に限らず、ファンがいる「作品」なら、すべてに
共通することだろう。
音楽なんか、常に「昔の方がよかった」という声にさらされているしね。

(★★★)
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by mahaera | 2012-03-23 22:08 | 映画のはなし | Comments(0)

新作映画レビュー『アリラン』 3年の沈黙を破る、ギム・ギドクによる自問自答ドキュメント

アリラン

2011年/韓国

監督:キム・ギドク
出演:キム・ギドク
配給:クレストインターナショナル
公開:シアターイメージフォーラムにて公開中


3週間、インドにいっている間、試写で見た映画が次々と公開中になっていた。
ブログで紹介しようと思っている間に、
この映画もすでに公開中だったのだ。

“鬼才”とも言われる、韓国の監督キム・ギドク
彼の作風は、好き嫌いがハッキリ分かれるが、
熱狂的なファンも少なくない。
地元韓国よりもヨーロッパでの評価が高く、
主要な国際映画祭での多くの賞がそれを示しているが、
本作は、それまで1年に1本のペースで作品を発表してきた彼が、
なぜ隠遁生活を送るようになったのかを、自問自答する
セルフドキュメンタリーだ。

山間の町外れにある粗末な家。
その中にテントを張り、一匹の猫と暮らしている男がいる。
ぼうぼうと伸びた髪には白いものが混じり、身なりもみすぼらしく、
マキで煮炊きをしている。男の名はキム・ギドク。
やがて彼はカメラに向かって語り出す。
映画『悲夢』の撮影中に起きた事故によるショック。
そして映画仲間の裏切り。さまざまなことが重なり、
この3年間映画を撮れなくなったという。

撮影の場には本人しかおらず、自身が撮った映像をつないだだけの
“ほぼ自主制作映画”だが、別撮りの映像も編集されており、
もうひとりのギドクが現れ、質問をギドク自身に投げかけるなど、
完全なドキュメンタリーではない。
ともあれ、こうした映画を撮るようになったのは、
リハビリ期間を通り越して創作意欲がまた湧いてきたということだろう。
悩める作家の、シリアスと滑稽さ、
そして虚実入り乱れた映像表現。
ただし、やっぱり好き嫌いがわかれるだろうなあ。

(★★★)
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by mahaera | 2012-03-23 21:53 | 映画のはなし | Comments(0)

ビートルズがいたマハリシ・マヘーシ・ヨギ・アーシュラム探訪 リシケシュ

デリーに戻ってきました。
今晩の便で日本に帰るので、明日の昼ごろには家に戻っていると思います。

さて、昨日ビートルズの話題が出たので行って来ました。
マハリシ・マヘーシ・ヨギ・アーシュラム

地元ではビートルズ・アーシュラムとも呼ばれるところですが、
1997年に閉鎖されて、いまは廃墟になっています。

これが入り口です。

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マハリシ・マヘーシ・ヨギは1960年代のヒッピー文化の中では
瞑想の三大グルのひとりとして知られ、
ビートルズ以外にもドノバン、ビーチボーイズなどがその教えを受けました。

1968年2月、すでに4月にアップルを発足させることが決まっていた
ビートルズのメンバー4人は、このリシケシュのアーシュラムで
取り巻きともどもグルの教えを受けた。

しかし、食事が合わないとリンゴ夫妻は二週間ほどで帰国。
ポールは予定通り一ヶ月で帰国。
ジョンとジョージは四月までいたが、マハリシの女性への
セクハラ問題で失望したジョンは、彼を非難した。

管理人?に入り口の鍵を受けてもらい、
入場料(寄付)50ルピー(約100円)を払って中に入れてもらう。
坂道を登っていくと、変わった形の瞑想小屋が点在している。
これはビートルズの時代には無かったらしい。
草はぼうぼう、建物は荒れ放題だ。

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滞在中、ビートルズのメンバーはかなり退屈していたらしい。
一日5時間の瞑想タイム以外は、遊びに行くところもない。
ビートルズといえどもまだ二十代。
いまもリシケシュにあるバックパッカーの若者と同じぐらいの歳だ。
ちなみにリシケシュは聖地なので、酒も肉食も禁じられている。
ということで、暇な若者たちがするということで、かなり
ドラッグ浸りだったようだ。

廃墟の中を歩いていく。
かさかさと音がしてみると、野鳥がえさを探している。
ときおり、サルも出没するらしい。
これはアパート型式の建物。

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で、シンガーソングライターのドノバンに、アコースティックギターの
3フィンガーを習う。ヒマだったのだろう。
ジョンはまじめに習得し、それが「ジュリア」「ディア・プルーデンス」に
生かされる。はたで斜め見して覚えたポールは2フィンガーで
「ブラックバード」、「マザーズネイチャーサン」にそのテクを導入したという。

ここで作ったといわれている曲で有名なのが、
瞑想(とドラッグ)でちょっとおかしくなって部屋に引きこもって
しまった女優ミア・ファローの妹のことを歌った
「ディア・プルーデンス」。
瞑想ばかりの退屈な日々から生まれた
「アイム・ソー・タイアド」。
セクハラしたマハリシに失望した皮肉の歌
「セクシー・セディ」
どれもジョンの曲だ。


ポールが滞在中に書いたといわれる曲は
「ロッキー・ラクーン」
「ホワイ・ドント・ウィー・ドゥー・イット・イン・ザ・ロード」
「マザー・ネイチャーズ・サン」
「アイ・ウィル」

だ。ジョージは熱心に瞑想していたのか、ヒマじゃなかったのか
ここで作ったという曲は知られていない。

セクハラ事件の真相は明らかにされていない。
そのあとも、マハリシのアーシュラムは発展したらしい。

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廃墟の中を歩いていると、誰かがまだいるような気がして
ちょっと怖くなる。

マハリシ・マヘーシ・ヨギ・アーシュラム。
不思議な異空間がそこにあった。
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by mahaera | 2012-03-20 20:09 | 海外でのはなし | Comments(1)

リシケシュにてビートルズを思う

デリーからガンジス川の上流、リシケシュというところに来ている。
ヨガとか瞑想系の人たちがたくさん来ている聖地。
ロック好きにはビートルズがここで瞑想をしにやってきて、
幻滅して帰っていったところ。「セクシーセディ」とか
「ディアプルーデンス」はここで作ったという。
そういえばホワイトアルバムには、
アコースティックの3フィンガーとか2フィンガーの曲が多いが、
暇をもてあましたジョンとポールが、アコギでここで作ったんだろう。
「ブラック・バード」「マザーズ・ネイチャーサン」とかも。

部屋から見たガンジスです。
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by mahaera | 2012-03-19 13:08 | 海外でのはなし | Comments(0)

新作映画レビュー『ピナ・バウシュ 夢の教室』  十代の少年少女がピナの代表作を踊るドキュメンタリー

ピナ・バウシュ 夢の教室

2010年/ドイツ

監督:アン・リンセル
出演:ピナ・バウシュ、ベネディクト・ビリエ、ジョセフィン=アン・エンディコット
配給:トランスフォーマー
公開:ユーロスペース、ヒューマントラストシネマ有楽町にて公開中

日本ではヴィム・ヴェンダースの
『ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』と対になるような形で、
現在公開中の作品だ。
あちらがピナの死後に作られたのに比べ、
本作が作られたのはピナが亡くなる約1年前。

ピナ・バウシュのことは、先月もこのブログで書いたが、
世界的な舞踊家であった彼女の代表作「コンタクトホーフ」
を踊るため、ダンス経験のない40人の十代の若者が集まる。

かつて老人たちばかりで再演したことがあるピナだが、
今回は逆に子供たちに演じさせるのだ。
十ヵ月後の本番に向けて稽古が始まった。
最初は人に触れることさえ慣れず、戸惑う少年少女たちだが、
やがて自分に自信を持つようになっていく。
演目はピナの作品だが、このドキュメンタリーの主役は、
レッスンに励む少年少女たちと2人の指導者ベネディクトとジョー(ジョセフィン)だ。
ピナはレッスンを時々観に来てチェックし、全体の方向性を決めていく。
見た目は大人びていても、インタビューでは不安や恐れ、
喜びをさらけ出していく若者たち。
実際、さまざまな感情を表現するピナの振り付けは難しいし、
マスターするのは至難の業だろう。
しかしその努力の過程を人々が感じ取ることができ、
そしてだからこそ感動するのだ。

前にロックの名曲を老人たちが歌う『ヤング@ハート』という
ドキュメンタリーがあった。優れた作品は、いろいろな表情を
持つことが出来る。このピナの作品も、プロのダンサーでもなく、
まだ恋の甘さも人生の苦さも知らない若者たちが踊ることにより、
新しい表情を見せていく。
そこに創り手の喜びを感じる。

(★★★☆)
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by mahaera | 2012-03-19 03:02 | 映画のはなし | Comments(2)

デリーからリシケシュへ。カフェOKAERIで巻き寿司

意外にも、昨夜の部屋の下のセレモニーは12時前には終わってしまい、
無事寝ることができた。とはいえ今朝は五時半起き。
荷造りして六時には宿を出て、ニューデリー駅へ。
6時50分発のシャダブディエクスプレスで、ハリドワールへ行くためだ。
出発して最初のうちは通過待ちの停車が続いたため、
これは遅れるな、と思ったが、定刻の11:25ぴったりに
着いたのには驚いた。
寝不足で車中の半分以上寝ていたが、
チャイだ、朝食だといちいち起こされてしまった。

ハリドワールからはそのままリシケシュへ。
年々交通量が多くなるのか、いつもよりも時間がかかる。
なんだかんだで、ホテルにチェックインして落ち着いたら、
もう一時近くなっていた。

今回は、もともとリシケシュに来る予定が無かったが、
デリーでの仕事に余裕が出来たため、一泊二日で来ることに。
宿はけっこういいところで、しかも部屋はガンガービュー。
とはいえ部屋より、レセプション周りが一番きれいなところが、
インドらしい。
部屋にオイルヒーターが置いてあり、冬は寒いんだなと感じさせる。

昨年オープンしたという、日本人の奥様がやっている日本食レストラン
カフェOKAERIで巻き寿司セットを食す。
奥様も、90年代に「旅行人」で旅をした口で、
僕が昔作った「アジア横断」がおいてあり、
来月旅行人のイベントをすることもあり、感慨深いものがあった。

さて、明日は、みっちり仕事して、夜はデリーへ。
デリー着は23時ごろなので、寝るのは深夜だろうなあ。
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by mahaera | 2012-03-19 02:45 | 海外でのはなし | Comments(0)