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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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Maha-eraライブat Gastown終了しました

最近すっかりブログを更新していません。。

25日土曜日は、大和市の桜ヶ丘のライブバーGastownで
僕がやっているバンドMaha-eraのライブがありました。

メンバーがそろうのはほぼ3か月ぶり。
リハもしてなかったので、昼間集まって近くのスタジオでリハ。

夕刻、現場に移動して、現地でのリハなしでのライブ。

メンバーはこのところレギュラー化している矢野さんsaxを入れての
6人編成。

曲目は5月の神田イゾルデのものとほぼ同じ。
練習不足の割には、まあまあうまくいったかな、
という感じでした。。
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by mahaera | 2012-08-30 01:12 | ぼくの音楽・バンド活動 | Comments(0)

ビートルズのレコーディングエンジニアだったG・エメリックの「ザ・ビートルズ・サウンド」を読んで 3

何年か前に買って読んだ、ビートルズのスタジオエンジニア
だったジェフ・エメリック(のちにコステロなどのプロデューサー)
の本「ザ・ビートルズ・サウンド最後の真実」
を最近読み直している。
Facebookに書いているものを手直しして、ここに再録します。

「マジカル・ミステリーツアー」~「イエロー・サブマリン」

セッションは、ポールは張り切っていた(自分の曲だけ)だが、
バンド自体でモチベーションが下がっていたことが書かれている。
おかしいのは、シングル「レディ・マドンナ」
プロモーション用に口パク演奏の撮影があった日、ジョンが
「レディ・マドンナなんて知ったことか。新曲があるんだ。こっちをやろうぜ」と、
困り顔のポールを尻目に「ヘイ・ブルドッグ」のセッションをはじめたこと。
久しぶりにメンバーが極上のプレイをし、ジョージのソロも
「これは彼が一発でものにした、数少ないソロのひとつ」と、
ほめているんだかわからないコメントがされている(笑)

「ホワイトアルバム」録音中の険悪な雰囲気に耐え切れず、
ビートルズ担当を自ら降りてしまったエメリック。
しばらくしてそんな彼のもとにポールからアップルへの引き抜きが。
アップル社員となったエメリックはしばらくして、
ジョージ・マーティンに呼び出され新作の録音に誘われる。
面白いエピソードいっぱいだが、その中に自信をつけて
一回り大きくなっていたジョージ・ハリスンの描写がある。
自作曲についてポールに指示を出したり(以前ならありえない)、
ソロも堂々としたものだった。「サムシング」のギターソロも、
オーケストラの録音に合わせてライブで一発で決めた
何があったの。ジョージ?

「アビーロード」がビートルズのアルバムの中でも、
ソフトな印象があるのは、このアルバムだけミキシングコンソールが
真空管ではなくトランジスタだということ。
やはり音の雰囲気がガラッと変わってしまうのだそうだ。

本はその後、ビートルズ解散後は、
「バンド・オン・ザ・ラン」のレコーディングにもついて書かれている。
エメリックは、このアルバムでグラミー賞を受賞。

興味ある人は高いけど、ぜひ読んでください。
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by mahaera | 2012-08-17 00:10 | 音楽CD、ライブ、映画紹介 | Comments(0)

夏休みに入る 伊豆での野外ライブを終えて今は朝霧高原

8月12日、伊豆の国市の韮山の別荘地で行われた
小さな夏祭りに出演する。
野外ステージで、キーボードを演奏しただけだが。
ギターと歌は、この別荘地に住む水野雄介くん。
演目はなつかしの曲ということで、
卒業写真、風、花嫁、シンシアといった昔のフォーク。
30分ほどのステージで、始めたときはまだ小雨が降っていたが、
演奏中に雨が止み、次のグループのときは青空が見えていた。

ここて近くに住む、大学時代の友人に久しぶりに会う。
ほとんど大学卒業以来かな。
音楽系サークルで一緒だったふたりで、
いまはこの別荘地に暮らしているカップル。
ということは30年近く、長いなあ。

この日は、祭りの売店で売れ残った焼きそばととうもろこしを
死ぬほど食べた。
友人と遅くまで飲み食いおしゃべりし、オリンピックの閉会式をすっかり
見逃したが、再放送が起きたらちょうど始まったところ。
英国を代表するミュージャンたちが出ていたが、
それでもあとで、いくつものシーンがカットされた編集版という
ことを知った。ザ・フーの「マイ・ジェネレーション」聴きながら
「閉会式はまだ続きますが、放送はここまで」
と言われたときはがっかりだった。
その後、この閉会式の放送に対するクレームで、
ツイッターが大いに盛り上がったことを知る。
音楽中心の閉会式なのに、アナウンサーはまったく音楽に疎く、
どうでもいいコメントばかり話していたからだ。
僕も音楽だけ聴きたかったなあ。

伊豆から東京に帰ると、超暑い。
しかし翌14日、親戚の住む朝霧高原へ。
新宿からバスで本栖湖。あいにくの天気だが涼しい。
そして昨夜はまたしても村祭り(笑)
子供はカブトやクワガタを捜していたが、見つからず。
僕はまたビールと焼きそば、焼き鳥の夕食。
夜は涼しく、熟睡。
明日、東京に帰る予定だが、東京は暑いんだろうなあ。
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by mahaera | 2012-08-15 14:43 | 日常のはなし | Comments(0)

ビートルズのレコーディングエンジニアだったG・エメリックの「ザ・ビートルズ・サウンド」を読んで 2


何年か前に買って読んだ、ビートルズのスタジオエンジニア
だったジェフ・エメリック(のちにコステロなどのプロデューサー)
の本「ザ・ビートルズ・サウンド最後の真実」
を最近読み直している。
Facebookに書いているものを手直しして、ここに再録します。

さすがに「ペパー」関連は、あちこちで語りつくされているので、
新しいエピソードはなかったが、ジョージが「ペパー」用に持ってきた
「オンリー・ノーザン・ソング」がいまいちで、
みんな口に出しては言わないが不満だったこと。
それにしても「ウイズインユーウイズアウトユー」じゃなくて
「オンリーノーザンソング」が入っていたら、と思うと。。

「sgtペパーズ」や「グッドモーニング」などのギターソロを
次々にポールが奪っていくあたりが面白い

結局、ジョージはこのアルバムではあまりやることがなかったという。
このアルバムの録音の後半では、ボーカル入れも終わって、
最後にベースを入れたとのこと。
つまり歌のメロディラインを聴きながら、
ポールがベースラインを考えて(けっこう時間がかかったよう)
録音したと。そのため、ベースの音も埋もれることなく
またリードベースって感じの曲もあるし。

「愛こそはすべて」だが、放送2週間前に
ジョンが思い出して書いた曲。
放送は口パクではなく、ジョンのリードボーカル、
ポールのベースとかけ声、ジョージのリードギターと
オーケストラは生
(ボールとジョージのバックボーカルは口パク)。
ジョンはチューインガムを捨て忘れて放送が始まる。
放送終了後、すぐにジョンのボーカルを二行(歌詞を忘れていたため)、
リンゴのイントロのドラムロールを差し替えただけで、
翌日トラックダウン。そしてその週のうちに発売
現在ライブ盤として発売されている音楽より、
ずっとライブだったことがわかって面白い。

ジェフ・エメリックも「複雑なスコアとトリッキーな拍子」
書いているオーケストレーションはさすが。
ジョンはいつも置く歌詞カードがカメラアングルのために
取り除かれ、「ああ神様、どうか歌詞を間違えませんように」
つぶやいていたのをエメリックに聞かれている。
また放送前にジョージがテレビプロデューサーと
話しこんでいるのを目撃して
「もしかしてギターソロのときにカメラを向けないように
指示していたのかもしれない」と述べています
(ミスって後で音を差し替えたなくてはならないときのことを考えて)。
ギターソロ?のタイムと音程感は、いまだったらコンピューターで
ジャストに修正されてしまいそうなぐらい、ギリギリ。
でも、すごく歌っていて、頭にこびりついている。

続く
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by mahaera | 2012-08-12 01:55 | 音楽CD、ライブ、映画紹介 | Comments(0)

新作映画レビュー『アベンジャーズ』マーベルコミックのヒーローたちが大集合。日本ではどうかな

アベンジャーズ

2012年/アメリカ

監督:ジョス・ウェドン
出演:ロバート・ダウニーJr.、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、サミュエル・L・ジャクソン
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公開:8月17日より全国にて


それまで『スパイダーマン』などの単発ヒットはあったものの
『ハルク』の失敗などがあったマーベルヒーローもの。
ところが、『アイアンマン』がまさかの大ヒットをしたため、
マ-ペルヒーローたちが集結する“アベンジャーズ・プロジェクト”
が始まった。
『アイアンマン2』『インクレディブル・ハルク』『マイティ・ソー』
『キャプテン・アメリカ』
は、本作のための前日談(プリクエル)に
過ぎなかったということだ。こうして、どの作品の最後にも必ず
サミュエル・L・ジャクソンが登場し、期待をあおることになる。

シールドの基地に突然アスガルドを追放されたロキが現れ、
無限のパワーを持つという四次元キューブを奪い去る。
世界滅亡の危機が迫る中、長官ニック・フューリーは
ヒーローたちを集め、“アベンジャーズ”を結成、ロキと戦う決断をする。
永い眠りから覚めた“キャプテン・アメリカ”ことスティーブ・ロジャース、
“アイアンマン”ことトニー・スターク、怒るとハルクに変身するバナー博士、
雷神ソーたちが集まった。

見ものは何といってもヒーローたちが一同に介し、同じ画面で見られること。
これ、冷静に見ると、コスプレした大人たち、よくやっているなと
いう感じだが、いままでのシリーズをすべて観ていた(お布施ですね)
僕のようなものにとっては、ジミー・ペイジとジェフ・ベックが、
あるいはボブ・ディランとポール・マッカートニーが競演するような
楽しさ。こうなりゃ、もう演目は何でもいいって感じ。
最初はいがみ合っていたヒーローたちが、最後には一致団結し
敵と戦うのはお約束だが、やはり実際にそれが見られると抜群に面白い。
ハルクことバナー博士役大人の事情でエドワード・ノートンではなく、
マーク・ラファロ(『キッズ・オールライト』の人)になってしまったが、
意外に好演。ノートンだと、ちょっとロバート・ダウニーJr.と被ってしまうので
ちょうどよかったかも。
各ヒーローの活躍時間配分はほぼ均等(笑)なので、
今までの作品で登場シーンが少なかったブラック・ウイドウ、ホークアイ
活躍シーンもたっぷり見られる。
今回、おいしいのはやっぱりハルクでしょ
「うがーっ」と暴れまくり、周囲のことまったく考えてない。
ハルクがロキをしばくシーンは場内爆笑。

ただアメリカのコミックヒーローって、SF入ると悪役の造形がいまひとつで、
どの映画もみんな同じ。
今回も、敵役がロキをのぞき、ショッカーの戦闘員のように、その他大勢
最後のニューヨーク市街戦の見た目は、
ほとんど『トランスフォーマー3』と変わらなかった。
せっかく、途中まで面白かったのにねえ。
怪獣もせっかくなんだから、もっと個性的なの出してよって感じ。
いくら戦闘員をたくさん倒しても、幹部クラスのキャラがロキ
だけじゃねえ。(しかもソーの弟だし)

まあ、でも早く次を見せろって感じだけど、本作の大ヒットで、
出演者のギャラも大いに上がり、『Xメン』シリーズのように
作りにくくなってしまうんだろうなあ。

(★★★☆)
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by mahaera | 2012-08-11 10:56 | 映画のはなし | Comments(0)

ビートルズのレコーディングエンジニアだったG・エメリックの「ザ・ビートルズ・サウンド」を読んで 1

何年か前に買って読んだ、ビートルズのスタジオエンジニア
だったジェフ・エメリック(のちにコステロなどのプロデューサー)
の本「ザ・ビートルズ・サウンド最後の真実」
を最近読み直している。
とはいえ、毎日少しずつ。
もう語りつくされているビートルズだが、
それでも新たな発見があって面白い。
Facebookに書いているものを手直しして、ここに再録します。

「ア・ハード・デイズナイト」ですでに
4トラックが導入されていたこと、
「フォーセール」の「ロックンロール・ミュージック」のピアノが
ジョージ・マーティンではなくポールであるというのは通説とは異なる。
「ロックンロール・ミュージック」のピアノ、
そう思って聴くと、ギターは一本に聞こえ(ジョージがベース)、
ピアノもマーティンとは異なる気がしてくる。
「ア・ハードデイズナイト」のジョージのギターソロも、ジ
ョージがうまくできなかったので、半速に落として
ピアノとユニゾンして録音したとか、なるほどねって感じだ。

僕は「トゥモロー・ネバー・ノウズ」のサウンドがとても好きだが、
あのサウンドはギターとドラムをテンポ早くして録音し、
スピードを落として再生していること、
および、そのリズムトラックのテープを切って
ループ再生していることが書かれている。
あの曲の閉塞感は、「普通に通し演奏されたものとは違う」
と感じていたのは、そのためか。
「ペイパーバックライター」と「レイン」
ベースサウンドはとてもかっこいいが、
あれはベースアンプの前にスピーカーをマイク代わりに置いて、
音を録ったというのも面白い。ただ、
それはCDのステレオミックスでは再現されていないと、
こぼしているのも納得。僕の持っているCDだと、
明らかにベースは音やせしているしね。

「イエロー・サブマリン」の間奏部に、
わずか2小節だけ軍楽隊風のマーチが入るが、
あれは管楽器奏者を呼んで演奏してもらったのかと
思っていたが、これは時間がなくてジョージ・マーティンが
EMIのライブラリーからレコードを引っ張り出して
キーが同じでつながりそうなスーザのマーチを
著作権料が心配で(笑)、切り貼りしてメロを少し変え、
フェイドアウトを早くしたそうだ。
でも誰も気が付かなかったそうだ。
3番のリンゴのボーカルに対応してジョンの
おどけたコールの最初のラインがないのは、
アシスタントエンジニアが間違って
ジョンのトラックを消してしまったためとか。

続く
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by mahaera | 2012-08-10 10:57 | 音楽CD、ライブ、映画紹介 | Comments(0)

最新映画レビュー『ヴァージニア』 コッポラの新作は夢か現か幻かといった趣

ヴァージニア

2011年/アメリカ

監督:フランシスコ・F・コッポラ
出演:ヴァル・キルマー、エル・ファニング、ブルース・ダーン
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
公開:8月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町にて


エル・ファニングが好きだ。

姉のダコタはみなさん知っていると思うが、このあまり似ていない妹は
最近実にいい仕事をしている。

ダコタがお人形さんみたいな顔なのに対し、
妹のエルは、田舎の少女をやらせたら右に出るものはない。

『SUPER 8』の少女、あの映画の一番の救いだよね。
『幸せへのキセキ』の田舎の少女も実にいい。
だから、このコッポラの新作も、
僕はエル・ファニング見たさに行ったのだ。

主人公はオカルト作家のボルティモア。
彼はサイン会で訪れた小さな町で、数日前に
大きな杭を打ち込まれた少女の死体が発見されたことを知る。
ボルティモアはミステリー好きの保安官から、
この事件を元にした小説を共著しないかと持ちかけられる。
気乗りがしないボルティモアだったが、その夜、夢の中に
Vと名乗る少女と作家のエドガー・アラン・ポーが現れ、
かつてこの町で子供たちが犠牲になった事件へと彼を導く。
現在と過去の事件を解いていくうち、
彼は自分の過去と向き合うようになる…。

この町にはすべての時間が合っていない
7つの盤面を持つ時計台がある。時間は絶対のように思えるが、
人はそれぞれ、まったく違った時間の流れ方を感じているのだ。
全編“これは夢かうつつか幻か”という、どこまでが本当か
夢(作家の小説)かわからないような作品だ。
創作と人生に行き詰まり、未来や過去から目を背け、
現実からも逃げる酒浸りの男だ。
そんな男が創作のインスピレーションを得ていく。
彼を夢(想像)の世界へ導くのは、作家のポーと少女V
Vは創造の源となるミューズであり、作家が失くしたものの象徴だ。
この少女を演じるのがエル・ファニングなのだ。

まあ小品だが、上り調子の彼女を見て、コッポラの話術に浸るのも
悪くはないだろう。
(★★★)
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by mahaera | 2012-08-08 00:25 | 映画のはなし | Comments(0)

とうとう「LOST」見終わった。長い道のりだったが

先日、念願の「LOST」、最後まで見切った。
最後の20話ちょっとを、2年残していたのが心残りで、
バングラデシュから帰国してから、連日連夜、
毎日平均2~3話を見て終わらす。

さて、このドラマ、多くの人は、途中で挫折したと思う。
僕は、第一シーズンではまって、第二でダレて、
第三でなんとか持ち直し、ここまで来たんだが、
まあ、正直言って、途中やめるのがいやで見続けた、って感じ。

始まって6年もたっているので、脚本家など製作陣も入れ替わり、
初期の細かい設定とか、謎とか忘れられているのもあるし、
大人の事情で降板したキャストもいるので、
最後のほうは、全部を丸く治める新たなキャラを投入して、
善悪の戦い、みたいな終わり方にしている。

まあ、浦沢直樹のマンがみたいなもので、
とりあえず次の週に関心を引っ張るために、
どうでもいいキャラを持ち上げたり、引き伸ばしたりしているうち、
自分でも収拾つかなくなってくる感じ。

やはり失敗は、途中で引き伸ばそうと、主要キャラを増やしすぎたことかなあ。

しかし、このドラマでなじめないのは、簡単にみんな、人を殺しすぎ。
300人ぐらい殺されているんじゃないの?
その多くは丸腰の非戦闘員ってところが、ねえ。
それも、主人公や悪役側も、仲間が殺されても、
誰も悔やまなくて話が進んでいくのも、しっくり来ない。
とりいえず、敵は殺せって感じで進んでいくんで、
それがどーもねって感じ。

ともあれ、夏休みの宿題が終わった。
これから「LOST」を見たいという人へは、
その時間があったら、映画を60本見ることができるので、
そっちを進めるなあ。僕はね。
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by mahaera | 2012-08-08 00:03 | 映画のはなし | Comments(0)

新作映画レビュー『かぞくのくに』北朝鮮から帰ってきた兄。 “くに”が押しつぶしていく家族の幸せ

かぞくのくに
2012年/日本

監督:ヤン・ヨンヒ(『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』)
出演:安藤サクラ(『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』)、井浦新(芸名ARATAから改名『ピンポン』『ワンダフルライフ』)、ヤン・イクチュン(『息もできない』)、諏訪太朗、宮崎美子、津嘉山正種
配給:スターサンズ
公開:8月4日よりテアトル新宿、109シネマズ川崎ほか
上映時間:100分
公式HP:kazokunokuni.com



『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』
の2本のドキュメンタリーを
発表してきたヤン・ヨンヒが、
自らの体験をもとに初めて作り上げたフィクション。
インタビューを読むと、本作にあった多くのことは実際にあったことで、
ラストを除いて、ほぼ再現ドラマのようにして作り上げたらしい。


ある夏の日、在日朝鮮人2世で日本語教師をしているリエ、
同胞協会幹部の父、優しい母の3人で暮らす家族のもとに、
兄ソンホが北朝鮮から戻ってくる。
少年時代の帰国事業で移住して以来、25年ぶりの再会だった。
病気治療のための3ヵ月はいえ、ソンホの帰国に喜ぶ家族。
旧友たちやかつての恋人との再会をするソンホだが、
多くを語らなかった。北朝鮮の監視員の目が常に張り付く中、
リエは何も言えない環境に次第に苛立ちを覚えていく。

韓流ブーム以降の現在からは想像もつかないだろうが、
ソンホが北朝鮮に渡った70年代には日本でもまだまだ公然と
人種差別が存在していた(今でもなくなったわけではないが)。
僕はこの物語の兄弟とほぼ同世代だが、
子供のころ近所に住んで一緒に遊んでいた友達が、
同じ小学校に行かずに朝鮮学校に行き、
次第に疎遠になっていったこと、小学校の同じクラスには
韓国籍の子が何人かおり、同じ“朝鮮人”でふたつの派閥があると
感じていたことを覚えている。
まだ子供だった僕は、差別まではわからなかったが、
大人たちの言葉の端々から、
何か違うグループだということを感じとっていただけだった。
社会に出ると、僕と同世代の在日の人たちと出会い、
さまざまな差別があることを知った。
このころ、就職や結婚など未来を奪われた若い人たちが、
希望を求めて北朝鮮へ渡っていった。

 「大手の会社や公務員は、就職の際、在日か部落出身か
を調べる」は都市伝説だったのか。結婚を親に反対され、
日本を出てしまったものもいた。今ではウソのようだが、
その頃、共産国家は理想の国のように日本で宣伝されていた。
資本主義や民主主義に幻滅した人たちも、
北朝鮮や中国に理想を求めた。
“北”の実情が知られるようになった今だからこそ、
渡った人たちや送り出した人たちの後悔と苦悩が想像できるが、
騙されてきた当事者たちが失ったものは大きい。

ラスト、“あの国”へ戻らなければな
らない兄を見送るしかない主人公の無念は、
そのまま監督の気持ちであることが伝わってくる。
正直言って、俳優のテンションのばらつきや
、作りが荒く感じられるところもあるが、主演の二人の熱演により、
それはカバーされている。『息もできない』のヤン・イクチュンも好演。
(★★★☆前原利行)
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by mahaera | 2012-08-02 13:21 | Comments(0)

東京都現代美術館の特撮展に家族で行く

7月31日、夏休みなので子供を連れてどこかへと思い、
子供のリクエストに応じて、東京都現代美術館でやっている
特撮展に行ってきました。
平日なので、思ったほど込んではおらず、
すきすきではないものの、わりと余裕を持って見られました。

日本のミニチュア造形のすばらしさ。
あと、昔の怪獣映画のイラスト画、
すばらしい! 色合いといい、構図といい、
この感じは、いまやもう無理。

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東京タワーの前で記念撮影。
子供も楽しんでいました。

その後、近くの円通寺に行き、母の墓参り。

夜は、久しぶりに家族で外食。
西荻窪の、焼き鳥屋だけど。

まあ、そんな感じで、本当に久しぶりの3人での外出でした。
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by mahaera | 2012-08-02 02:42 | 日常のはなし | Comments(0)