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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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最新映画レビュー『ブレードランナー2049』を観た。映像、音楽、音響と、画面構成が素晴らしい

この二ヶ月あまりで、シリーズもの、続編もの映画ラッシュだが、
まずは『ブレードランナー2049』。
高校生だった当時、リアルタイムで観た『ブレードランナー」だが、
しかしそんなに思い入れはない。

なので、今回まっさらの頭で観たが、
リドリー・スコットの最近のエイリアンシリーズでの命題も盛り込まれ、
さらに『エイリアン・コヴェナント』よりも十倍楽しめる。
これは、スコットが監督せずに、今、上り調子の監督、
ドゥニ・ヴィルヌーヴに任せて大正解だ。
画面構成が素晴らしく、撮影監督のロジャー・ディーキンスの仕事ぶりが素晴らしい。
どんな激しいアクションシーンでも、我々を傍観者の気分にさせてくれる。
また、音楽と音響デザインも映画のルックにピッタリだ。
ということで、大画面の映画館で観るべき作品だろう。
「淡々としすぎて長い」という人もいるだろうが、
これはそれに浸れる人には、長さも淡々さも苦にならない。

で、本作に合わせて、前日譚となる3作の短編が作られたが、
これは全部、YouTubeで見られる。
劇中に語られる大停電の資源を描いたアニメ、
レプリカントの新型を認めさせるウォレスと、
Kがモートンの前に現れるきっかけとなった事件を描く2つの実写短編だ。
字幕はないが、なんとなくわかるかと思う。



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# by mahaera | 2017-11-02 15:14 | 映画のはなし | Comments(0)

2017.10.28 Mamatos 練馬BE bornライブ終了


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10/28土曜、練馬BE-bornでのライブに
来ていただいたみな様、ありがとうございました。
温かい雰囲気の中、リラックスして演奏できました。

また、ベテランの共演バンドにも恵まれました。
アンサンブルがカッコイイParadox Paradigm、
ジャニーズのヒット曲を連発するCherry'sのみなさん(これはズルい選曲)
とも素晴らしく、楽しめました。

Mamatosの年内のライブは未定ですが、決まりましたらお知らせします。
これからバンドは次のCD作りに入ります! 
できましたら、またよろしく!

セットリストは
1 Carry On
2 今宵このバーにて
3ぶる〜すでい
4かんかん照り
5サニーデイ
6花 (新曲)
7 U鬱な夏
アンコール /さよなら僕の影



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# by mahaera | 2017-11-01 12:27 | ぼくの音楽・バンド活動 | Comments(0)

Mamatos Live 2017 ! Vol.5 「ハロウィーンナイト ライブ!」at 練馬BE born

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いよいよ明日になりました!
10/28土曜日に練馬のBE bornにて。
出番は20:00ごろで1600円1ドリンク付きです。
この後、しばらくライブの予定ないので、ぜひみなさん、おいでください!

10月28日のライブは、MAMATOSのドラマーJACK“オーランタン”大西のホームと言える練馬BE-bornで行います。
ハロウィーン前ということで、コスプ
レも楽しめるかも?
 なお、ライブ終了後、会場で打ち上げを行います。
こち
らもふるってご参加下さい(参加費2200円、中華料理バイキングスタイル + 2ドリンク)。

■日時 10月28日(土)17:30 OPEN
 18:00 Paradox Paradigm
 19:00 Cherry's
 20:00 MAMATOS with おのゆみ
 20:45終演予定
 21:00打ち上げあり


■料金:チャージ1600円(1ドリンク付)

出演
■MAMATOS(ママトス)
2017年3月結成の、日本語オリジナルによるポップロックバンド。2017年7月1st ミニアルバム「MAMATOS」発売。バンドメンバーは、前原利行(Vocal, Bass)、斉藤☆厚(Vocal, Guitar)、JACK大西(Drums)、さくら(Violin)。8月よりカオリン(Vocal)が新加入。また現在サポートとして、おのゆみ(Keyboard)も参加。

■Paradox Paradigm
2010年11月結成。Osamu Paradigm(Vo)、Kazuya Paradigm(G)、Saigo T. Paradigm(Key)、Megul Paradox(Dr)、Toshiya Paramount (Ba)による日本語によるオリジナルを演奏するロックバンド。

●Cherry's
ジャニーズ系のカバーバンド(笑)というが、本当は? Q太郎(Vo&Dr)、田中工場長(Vo&Ba)、ごんのすけ(Key&Vo)、コツ(Vo&G)

■会場:練馬BE-born
      TEL 03-3557-5495 [URL] livebar-beborn.com
      〒150-0044 東京都練馬区豊玉北5-31-3 TSビルB1
西武池袋線・地下鉄大江戸線「練馬」南口下車徒歩5分

千川通りを右に進み、文化センター入口を左折。二手に分かれた2本目の道を進み、紳士服「青山」の裏側。1階がインド料理店「ケララバワン」。

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# by mahaera | 2017-10-27 12:52 | ぼくの音楽・バンド活動 | Comments(1)

最新映画レビュー『婚約者の友人』誤解から生まれた愛を描く、オゾン監督最新作

婚約者の友人
2016年/フランス、ドイツ
監督:フランソワ・オゾン
出演:ピエール・ニネ、パウラ・ベーア
公開:シネスイッチ銀座にて公開中

10月公開作品で、一番のオススメ、というより、
個人的に一番心境的にハマったのが、本作だ。
原作となる戯曲を過去にルビッチが映画化したこともあったらしい。
舞台は第一次世界大戦後のドイツの地方都市。
婚約者フランツを戦争で亡くしたが、行くあてのないアンナを、
フランツの両親は自分の娘のようにして一緒に暮らしている。
ある日、フランツの墓参りをして泣いているフランス人のアドリアンを、
アンナは見かける。アドリアンを家に招いたフランツの両親に、
彼は戦前のパリに来たフランツと知り合い、友人だったという。
かつての敵国人ということで反感を持つ周囲だが、フランツの両親、
そしてアンナはアドリアンに好意を持っていく。
しかしアドリアンには秘密があった。。。

映画を見慣れている人であれば、途中でアドリアンの秘密は予想がつく。
なので、映画の中盤でそれを明かしてしまうのはよくわかる。
問題はそのあとの展開だ。原作では主人公はアドリアンだったのに、
映画ではアンナにそれを変えた理由が、そこにあるからだ。
アンナの抑えた愛情が愛おしく、そして優しさから嘘を選ぶ心、
彼女が最後に選ぶ道も、力強さとやるせなさも感じさせる、大人の味わいだ。
こう言う映画は、なかなか出会えない。
愛とは、誤解から始まるものだが、それも愛なのだと。
それでも前に進む、アンナの姿には心打たれる。
★★★☆
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# by mahaera | 2017-10-26 20:29 | 映画のはなし | Comments(0)

トム・ペティの代表曲だと思うんだが「I Won't Back Down」 みなさん知ってますか?



トム・ペティのソロアルバムに入っていた曲
「I Won't Back Down」は人気が高い曲の一つで、
アメリカではシングルでチャート12位まで上がっている。
このソロアルバムの録音中に、
知る人ぞ知るトラヴェリン・ウィルベリーズが結成され、
そのアルバム作りが挟まれたので、サウンドはもろジェフ・リン
曲もジェフ・リンとの共作で、このPVにはジョージとリンゴの二人のビートルも参加。

曲もシンプルながらいい曲で、歌詞も力強い。
「地獄の入り口に立っても負けやしない」
「ここで踏ん張り、後ろへは退かないぜ」
という固い意志の歌詞だが、
それを声高ではなく、シンプルに歌っているところが余計に決意を感じさせ、
品がある。



でも、感動的ななのは、911トリビュートのテレビ番組の時に、
トム・ペティが選んでこの曲を演奏したこと。
歌詞の内容と静かだか力強い演奏が、強いインパクトを残したな。




ちらは、フロリダ出身のトム・ペティを追悼して、
アメフトのフロリダ・ゲイターズの試合スタジアムでの観客の、この曲の合唱。
みんなが歌えるほど、この曲は知られていたんだな、と思った。




パール・ジャムのエディ・ベーダーのカバーもついでに紹介。
これは亡くなるずっと前だけど。




しつこいけれど、ジョニー・キャッシュのカバーもいいんだ




さらにしつこいけれど、ジョン・フォガティ(元CCR)
トム・ペティとラスベガスの乱射事件の被害者を追悼して歌う
このバージョンも、力強さを感じて素晴らしい。



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# by mahaera | 2017-10-25 10:05 | 音楽CD、ライブ、映画紹介 | Comments(1)

2017年10/24月曜日、武道館にBECKを観に行く。

10/24月曜日、武道館にBECKを観に行く。
去年から今年にかけて、今更だがはまって過去作をかなり聴き直した。
なので、待望の来日。以前は曲とか知らなかったし。
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しかし、緊急来日って、もう公演日の一ヶ月切っていたせいか、
周囲では行けない人が多かったよ。自分は、割と自由にスケジュールが切れるのでいいんだが。。
そのためか、オープニングアクトのコーネリアスが始まる前は、まだまだ武道館はガラガラ。

不安がよぎる。別に一階
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はスタンディングにしなくても良かったんじゃない?
二階から上の東西も、人がいないのが目立たないように黒いシートで覆っているし。
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一階もガラガラだし。
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コーネリアスは音もいいが、照明と映像の演出が現代アートのようで凄い。
いや、完成度が高いというか、これは断然お得だった!
30分間、みっちりと楽しみました。

BECKは4分ぐらいの曲を20曲ぐらいやって、1時間半。
ほとんどの共演がBメロまでしかないのも、いさぎいい。いいライブだった。
多分、代表曲はほとんどやったのでは?

あと、ニューアルバム「Colors」からの曲も良かった。
華やかさと深めのボーカルリバーブが、武道館のアリーナをダンスフロアにしてた。


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# by mahaera | 2017-10-24 10:54 | 音楽CD、ライブ、映画紹介 | Comments(0)

最新映画レビュー『バリー・シール アメリカをはめた男』コメディにするしかない、ひどい実話

あまりみなさん興味ないと思うが、現在公開中のトム・クルーズ主演の『バリー・シール アメリカをはめた男』結構面白かった。
これは実話で、民間航空会社のパイロットのバリーがCIAにその腕を買われて、中米の反政府ゲリラに武器を密輸するが、
帰りに空になった飛行機で、コロンビアから大量のコカインを運び、大儲けするというピカレスクコメディ。

ニカラグアのサンディニスタ政権に対抗するゲリラに渡す武器が
アメリカ製だとバレるので、CIAがイスラエルから
ソ連製の武器を手に入れて飛行機に積み込むんだが、
ゲリラたちはほとんど戦う気がなく、
アメリカから来た武器を転売目的でもらうボンクラばかり。
秘密訓練でアメリカに運ばれた兵士たちも、
アメリカに着いた途端に脱走したりと、
映画を見ていると「こんな奴らに援助しているCIAはマジでバカ」と誰しも思う。
おまけに時のレーガン政権時は麻薬汚染がアメリカに広まったのたが、その原因がCIAが用意した飛行機とは。
CIAもバリーの密輸を知っていたが、
とにかく武器を運んでもらうために、大目に見ていた。

ま、アメリカもその後、イラン・コントラ事件を起こす。
これもバカな話で(本作にもノース中佐は登場)、
ニカラグアの反政府組織にソ連製の武器を渡すために、
当時の敵国であるイランにアメリカ製の武器を売り、
そこでソ連製の武器を買っていたことが発覚した事件だ。
今だったら、アメリカ軍が密かに北朝鮮に武器を売っているようなもの。

しかしこんな無茶苦茶なことができたのは、
携帯もインターネットもない時代だからだったのかも。
テイストとしては、あまりにもやっていることが酷すぎて
笑うしかないという、ディカプリオ主演の
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』と同じ。
しかし、この映画の問題は、それをトム・クルーズが演じているので、嫌な奴に見えないところかな。
そこで本作の批評性は薄れ、娯楽作品になってしまったのが残念。
お前のせいで、多くの人が麻薬で命を落としたんだろって。
しかし、一冊の本を読んだほどの気分になった。

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# by mahaera | 2017-10-23 12:55 | 映画のはなし | Comments(0)