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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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チェンマイの夜は更けて3 今夜はジャズライブ

チェンマイ最後の夜。しかし夜の九時半ぐらいまでやることがあり、なかなかオフにはならない。
夕食兼レストランチェックがすみ、10時ちょっと前、旧市街を歩く。
トゥクトゥクを捕まえたかったのだが、見当たらず、一キロちょっと(20分ほど)歩く羽目になる。

今晩のオフの目的地は、旧市街北、チャーンプアク門のそばにある、たぶんチェンマイ唯一のジャズライブバー「ノース・ゲイトNorth Gate」。とぼとぼ歩いているうち、夕方会った日本人のAさんが後ろからチャリでやってきた。現在、リタイア後にチェンマイでタイ語学校に通っているというAさん、かなりのジャズ好きで(アルトサックスを吹くそうだ)、彼にこの店も教えてもらったのだ。一緒に店へ。
通りに面した店の外、道端にもテーブルとイスが適当に置かれている。
すでにほぼ満席。タイ人と欧米人が半々といったところ。
その筋のお姉さんと思われる方々も座っている。
システムはカウンターでお金と引き換えに飲み物を買って、適当なところに座るだけ。
ビールもあるが、ジントニックやウイスキーソーダなどのカクテルが80バーツ(約230円)とこの手の店にしては安いので、それを頼む。もちろんチャージはない。

演奏は21:30と22:30ごろの二回で、2グループが出る。
着いたときは、ドラマーとギタリストが欧米人、ベースがタイ人のトリオが演奏中。
ジャズにはあまり詳しくないので、「誰風の演奏」とはわからないのだが、わりとオーソドックスなジャズだ。

Aさんに言われて気づいたが、カウンターの近くであまり大きくない音でパーカションを叩いている老人がいる。見た目は浮浪者風。Aさんによれば、日本人だという。
Aさんが店に来たときにはこの老人は必ずおり、参加するのかそうでないのかといった感じで、演奏が始まると自主的に叩いているという。
グループのメンバーは、そんなこの老人を無視して演奏を続けていた。
しかしこの店と関係なければ、勝手にセットを組んで演奏することもできないだろうし、謎は深まる。
「本当に日本人なんですか?」とAさんに聞くと、店の人に聞いたのだからまちがいないという。
「沈没した日本人のなれの果て」とAさん。「かかわりあいになりたくないねえ」とも言っていたが、この浮浪者風の老人は、僕らのことを気にもしない。

最初のグループは22:30ごろ演奏終了。
その時点で、そこにいた客の半数ほどが帰る。その筋のお姉さま方は、出勤かもしれない。
次のグループの演奏がなかなか始まらない。
どうやらドラマーが遅刻していたようで、到着するなり演奏が始まる。
スタートは23:00ぐらいだった。編成はドラム、ウッドベース、ギターがタイ人。トランペットが白人。
こちらはもっとロック、フュージョン寄りなのか、ビートがそんなに4でもない。
いちおうジャズだが、ギタリスト弾きまくっているうちにだんだんとロックぽい感じになってくるのがおかしい。
チョーキングやアームも使うしね。
ウッドベースだが、もろフュージョンぽい曲もあり。
ただしベースがいくら16ぽくても、ドラムは4ビートジャズ風なのがミソ。トランペットもまあオーソドックス。
ここでも浮浪者風の老人は、すみのほうで邪魔にならないくらいの感じで勝手に参加。
メンバーはまるでこの老人をいないかのように無視。

23:30ごろ、「そろそろ帰りましょうか」とAさん。
僕も明日は早いので、演奏中だがここを出ることにする。
運よくトゥクトゥクが通りかかったのでホテル(ターペー門前のモントリ)へ。
ホテルの一階のレストランでも、まだ女性ボーカルが歌っていた。
まだ0時前か。早いなと思いながら、部屋で荷造り。
今日は金曜の夜なので、まだまだあちこちでライブが行われているんだろう。
明日、土曜の夜はチェンマイでも大きなライブレストランでカラパオ(タイの有名ミュージシャン)のライブが行われるという。

しかし、明日はもうチェンマイを後にしなければならない。
これで三夜続いた、チェンマイのライブ報告を終わりにします。
また、タイでライブを見たらブログにアップします。


↓ ノース・ゲイト・バーの様子
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by mahaera | 2009-09-12 02:44 | 海外でのはなし | Comments(0)
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