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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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サルの町ロッブリーを経由してアユタヤーへ。天気が悪いです。

ピッサヌロークを出て、ロッブリー経由でアユタヤーへ。
ロッブリーあたりから急に天気が悪くなってきました。
あとで聞いたのですが、ベトナム辺りから台風が
バンコク付近に来ていた影響らしいです。

列車は1時間遅れで午後1時半にロッブリーに着き
雨の中を傘をさしながらの取材。
この町は猿が多いのだが、その時に猿が多い寺院の
向かい側あたりは、もう猿害のせいか、
ビルがみな空き家になっている。
その辺りはいつも数十匹のサルがうろちょろしているので、
歩くのもちょっと怖いほど。
昔は中に入った寺院も、今ではサルが多すぎて
入ることに躊躇するほど。
サルに支配された町のようだ。
サルもほどほどにいるころは町の観光に一役買っていたが、
こう多いと逆にマイナスなんじゃないかと思う。

夕方5時半の普通列車でアユタヤーへ。
1時間ちょっとの距離だけど、混んでいて座れず。
アユタヤーに着いたらもう真っ暗。
とぼとぼ歩いて、渡し船に乗って島内に渡り、
いつものBゲストハウスにチェックイン。
ここは暗くなると門を閉めてしまうが、
ベルを鳴らすと、オーナーのおばあさんが門を開けてくれた。

ここ数年、毎年ここに泊まっているのだが、
このおばあさん、毎回僕の顔を覚えてくれない(笑)
若い頃、マラリアの研究で大阪に2年ほど
留学した
ことがあるという。
で、もう70代だと思うのだが、基本的には
彼女ひとりでお客をケア。
(その他に通いでベッドメイクに来るタイ人と庭師がいる)
10部屋ぐらい埋まっているのに、朝食も彼女が作る。
ふつうタイ人オーナーは、食器の上げ下げなんかも命じるだけで
自分ではやらないので、中華系のタイ人なのかもしれない。

アユタヤも天気が悪く、着いた翌日はほぼ一日雨。
雨がやむと自転車で移動し、降り出すと休むという感じ。
そして夕方走った
急に空が真っ暗になり、上空を黒い雲が覆った。
こりゃ来るなと思ったが、まだ風が吹いてこないので、
あと10分ぐらいは大丈夫かなと歩いていると、
思っていたより早く、強い風が来た。
まだ3分は大丈夫だろうと思っていたが、
すごい音がしてきたので、そっちを見ると
200mほど先の林に激しい雨が降り注ぎ始めたのが見える。
あわてて近くの建物に走る。50m。
しかし半分走ったところで雨に捕まる。
最後の5秒ぐらいは雨の直撃を受けたが、
ちょっと濡れたぐらいでなんとか建物内にセーフ。
いや、日本じゃあまりこんなことないよなあ。

サルの町ロッブリーを経由してアユタヤーへ。天気が悪いです。_b0177242_29984.jpg

by mahaera | 2012-10-11 02:11 | 海外でのはなし | Comments(0)
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