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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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最新映画レビュー『LOGAN/ローガン』 シリーズ最終章はまさかの傑作!

20年近く、“ウルヴァリン”を演じてきたヒュー・ジャックマン。
その最終作となる「LOGAN」は、まさかの傑作だった。
ダメな作品もあるが、それで全作品を見続けてきたファンにとっては、最高の贈り物だ。

不死の体を持ったおかげで、愛するものの死を見すぎた
ローガン(ウルヴァリン)。
アルツハイマーを患い、自分の力を制御できなくなった
チャールズ(プロフェッサーX)の面倒を見ながら、自殺を夢見ている。
そんな彼が抱え込むことになったのは、
彼の遺伝子を組み込まれて誕生した少女。
逃避行を続ける3人の姿は“家族”に見えてくる。
Xメンシリーズ、最高のバイオレンス映画(首が飛びまくる)だが、
それも「人を殺したものは、一生それから逃れることができない」
という映画「シェーン」のセリフを生かすため。

最後は、もう涙目になってしまったよ。
娘を持つ男親には、「インターステラー」に続く
号泣映画であることはまちがいない。命が受け継がれるためには、
人と同じようにローガンも死なねばならないのだ。
by mahaera | 2017-06-07 09:27 | 映画のはなし | Comments(0)
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