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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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最新映画レビュー『トレイン・ミッション』 リストラされたニーソンが、列車の中で大ピンチ!



今やオッさんアクションの第一人者となったリーアム・ニーソン
「シンドラーのリスト」のようなドラマや文芸映画に出るのをやめ(『沈黙』ぐらい?)、すっかりB級アクションまっしぐらで、ブルース・ウィリス、ニコラス・ケイジの後に続く存在に。
ただウィリスほどマッチョやコメディ感はなく、ケイジほどエキセントリックでもない、普通の家庭にいそうなのがキャラだ。
本作は『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』ジャウマ・コレット=セラ監督となんと4作目のタッグで、
よほど相性が合うのだろうなあ。
単なるクライムアクションではなく、
凝ったプロットが用意されており、ストーリーも面白かった。

映画の2/3は、ニューヨークの
グランドセントラル駅発の郊外電車の中

『ガール・オン・ザ・トレイン』や『恋におちて』のあの電車だ。
かつて刑事だったニーソンだが、今は保険屋。
娘の大学費用や家のローンに追われているが、
突然クビの宣告を受ける
俺はもう60だし、再就職も厳しい。
何とかと頼むが、君はいらないと冷たい返事。
呆然と落ち込むニーソン。
時間を潰し、何年も乗り慣れた同じ便の列車に乗り込む。
そこへ一人の女が彼の前に座り、ある提案をする。
それはこの列車の乗客から、ある人物を探し出せば、
10万ドル(約1000万円)をくれる
というのだ。
しかも、その申し出を断れないように、
いくつもの罠が彼に仕掛けられていた。。。

警官も買収し、市政さえ左右する大きな犯罪組織。
殺人事件の目撃者を消すために、
元刑事のニーソンに目撃者の割り出しを依頼したのだ。
ニーソンは途中で重大さに気づくが、誰にも知らせることはできないし、家族にも危険が及ぶしかないと孤軍奮闘。
しかし、目撃者を見つけ出せば、その人物は確実に消される
さらに自身の身の保証もない。
追い詰めらた男が、どうその状況を脱するか。
しかもタイムリミットは、終着駅に着くまで。
走行する列車という限定された舞台は、
ヒッチコック的な面白さも。

飽きることがない展開なのだが、最後はちょっと盛り過ぎて、
「そんな大掛かりの犯罪の割には、ニーソンひとりに頼りすぎ」
とちょっと、盛り疲れになる。
そしてCG感バリバリの列車大暴走もちょっと興ざめ。
うーん、こんなに派手派手にして、
逆に安っぽい感じになってしまったのが残念。。。
途中までは、面白かったのだけれど。
でも、脚本に冴えはあるので、
平均点以上では絶対にあるのだが。惜しい! 
★★★

グランドセントラル駅発のメトロノース線の記事は


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by mahaera | 2018-04-01 23:06 | 映画のはなし | Comments(0)
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