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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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「子供のための世界史」関連本紹介6(古代オリエント)その3「人類の起原と古代オリエント」「世界一面白い 古代エジプトの謎」

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■人類の起原と古代オリエント (世界の歴史)  1998年
 中央公論社
昔から続く、世界史全集の第1巻。
図書館には常備されている定番だ。
人類の誕生、先史時代、農耕と牧畜、シュメールと古代メソポタミア、古代エジプトまでが解説されている。
旧版に比べると図版やカラー写真が飛躍的に増え、見ていて楽しい本になっている。
かといって読みやすいかというとそうでもなく、多くの専門家がバラバラに書いたものをまとめたという印象が少なくない。
つまり通して読んで世界史の流れがわかるかというと、よくわからないのだ。
専門家の章ごとにはいいところもあるのだけれど。
高校生の副読本としては、ダメだろう。
文庫版も出ているが、図書館で借りてつまんで読むのがいい。
★★


■世界一面白い 古代エジプトの謎 【ピラミッド/太陽の船篇】
 2010年 中経文庫 吉村作治 著

学会とか専門家からは、いろいろまちがっていると批判もある吉村作治だが、古代エジプトの魅力を誰にもわかりやすく普及させた功績は大きい。
この人の魅力は、とにかく「素人にもわかりやすく」だ。
この本は先史時代から古王国時代までのエジプトの歴史本だが、一般の人が興味を持つように(多少ベタでも)工夫されている。
通俗的かもしれないがそれは重要だ。
意外に先王朝時代までも詳しく解説されているのは助かった。
読み応えがあるのは、本人が一番押している「太陽の船」のくだりだろう。
文庫本は中古で投げ売りされているので手に入れやすい。
★★★★


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by mahaera | 2018-12-01 12:05 | 子供に教える世界史・古代編 | Comments(0)
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