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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

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「子供のための世界史」関連本紹介9(古代オリエント)その6「四大文明 インダス」「メソポタミアとインダスのあいだ」

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NHKスペシャル 四大文明 インダス

日本放送出版協会 (2000/08)
近藤 英夫(著), NHKスペシャル「四大文明」プロジェクト (著)

NHK、放映された「四大文明」の時に出た本。当時、初めて詳しくカメラが入ったドーラビーラー遺跡については詳しくて面白い。ただし、インダス文明の外観的なところが弱い、というか、素人にもわかるような解説が少なく、いきなり細かく専門的なところに入るので、読み進めてもイメージがつかみにくいのが難。

★★


メソポタミアとインダスのあいだ: 知られざる海洋の古代文明

(筑摩選書) 単行本 – 2015/12/14
後藤 健 (著)

メソポタミア文明とインダス文明を結ぶ間のペルシャ湾岸に、農耕ではなく交易によって栄えていた文明があったという説を唱える。それにより、両地域は孤立していたわけではなく、交易ネットワークがあって成り立っていた。イラン高原のトランス・エラム文明についても触れるが、大半はアラビア半島で繁栄した交易都市文明について。今まで知らなかったので、なかなか興味深い。文明はすべて農耕から発達したわけではないという「非農耕文明」もあったという主張や、インダス文明の起源についてイラン高原のエラム文明が関係していたという説もまた、面白い。

★★★


by mahaera | 2019-01-06 13:15 | 子供に教える世界史・古代編 | Comments(0)
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