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2019My映画ベストテンを「旅行人シネマ倶楽部」のページに掲載すべく、選出中。
それとは別に、昨年初めて見た旧作映画で、ここに書かなかったけど、面白かったものをサクっとメモ代わりに書いておく。
『イット・フォローズ』
昨年一番面白く、一番余韻が残ってその後何度も思い出したホラー映画。『リング』は呪いのビデオテープだが、こちらはセックス。助かるには、誰かとセックスして移すしかないし、その人が殺されてしまえばまたItは戻ってくる。『ヘレディタリー/継承』とか、『ゲットアウト』は、どこか他人事としてみていられるが、これは「自分だったらどうするか」と考えながら見てしまう。カメラワークもいい。いやーな映画。
『コクソン』これまた、いやーな映画。韓国の田舎の村で次々に起きる殺人事件。犯人はそれぞれ別で、誰がやったかもわかるが、なぜ殺人が伝染していくのか。謎の日本人役の國村隼も不気味。夜中に見だしたら途中で止められなくなって、朝になっちゃったよ。
『ウインドリバー』
インディアン居留地で起きた少女の変死事件。FBI捜査員と地元の動物ハンターが犯人を追う。謎解きは普通だが、それよりどん詰まりの居留地の姿がやるせない。脚本家としては名高いテイラー・シェリダンの初監督作。
『レゴ・ムービー』
先に「2」を見たので、オチはわかってはいたが、子供向きだと思ってスルーしていたのを後悔。感動的な親子もの、そして高次元の世界について考えてしまうるある意味、『インターステラー』より、高次元がわかりやすく説明されている。この世界よりさらに上の次元という意味では、『ソーセージ・パーティー』もおすすめ。こちらは子供には見せられないけど。
『アシュラ』
出てくる人間全員悪人の韓国映画。悪徳市長の使いっぱの悪徳刑事が、検事に弱みを握られて市長の悪事を探らさせれる。すべてがエグい。そして殺し合い。やりすぎ感が上等!という感じで、途中から気持ちよくなっていく。
『女神の見えざる手』
目的を果たすためには手段を選ばない女性ロビイストが、ライフル協会と戦う。主人公のジェシカ・チャスティンが当たり役。きれいごとを言う奴は信用できない。信じるなら、どんな禁じ手を使っても勝つという姿勢が清々しい。
『アンノウン』『フライトゲーム』
戦う定年ジジイ、リーアム・ニーソンが活躍するサスペンスドラマ。まあ、設定は穴だらけかもしれないけれど、とりあえず見ている間はグイグイと進んで行く力強さはある。これと『トレイン・ミッション』とか見れば、あなたもニーソン通。
『暗殺の森』
見逃していた1972年のベルドリッチの名作。全体主義に寄り添って昇進していく、優柔不断なファシストをトランティニャンが、彼が愛する女性をドミニク・サンダが好演。今回、ようやく始めてみて、濃厚な映画世界を堪能。
『魔術師』
ベルイマンの1958年の作品で、ベルイマン作品としてはとっつきやすい方。喜劇ともオカルト劇とも言える。ベルイマンはそのうちまとめて紹介したい。
以上落穂拾いの10本でした。
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