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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

mahaera.exblog.jp

2015年 11月 30日 ( 1 )

ローマ人の物語「迷走する帝国」 軍人皇帝時代は皇帝の名を覚えるだけで大変

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11月17日(FBより転載)

2冊読み終わって、図書館に返しに行く。
「ローマ人の物語」は3世紀の軍人皇帝時代。50年ぐらいの間に22人の皇帝がたった時代で、病死と戦死は数人で、あとはほとんどが暗殺・謀殺された。「この皇帝、覚えていてもどうせすぐ死んじゃうし」って感じだ。全員が無能という訳でもなく、それなりに使命を感じてがんばった皇帝もいるのだが、結果が出ないと部下に殺されてしまう。皇帝は終身制なので、辞めさせたければ死んでもらうしかないという弊害だ。あとは当時の皇帝は、大統領のような内政のトップであり、軍団の司令官だったので、戦争が続けば前線に出っぱなし。作戦しくじれば、殺されるの繰り返し。このころは皇帝は貴族出身でもなく、叩き上げの軍人なので平民出身が多い。なので、権威もなかったのだろう。次から次へとゲルマン人が国境破って侵入してくるし、フランスではガリア帝国、シリアではパルミラ王国が勝手に独立しちゃうし、皇帝は新興のササン朝の捕虜になっちゃうし、ガタガタな時代だ。
 元を教えたので、次回は明。これが終って、やっとルネサンスやティムール時代だ。
by mahaera | 2015-11-30 01:01 | 読書の部屋 | Comments(0)