人気ブログランキング |
ブログトップ

旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

mahaera.exblog.jp

2018年 02月 02日 ( 1 )

2017年MY映画ベストテン いろいろあるけれど、割とメジャー作品が中心に


1. ドリーム(セオドア・メルフィ監督/アメリカ)
 日本でもっと大ヒットして欲しかった。宇宙実話ものは、もともと大好きなジャンルだが、本作は文句のつけようがない出来。とにかく脚本が素晴らしく、無駄なシーンがない。そして脇役に至るキャラまで、手抜きなくきっちり作り込まれている。ファレルの音楽も最高! そして見終わった後、、最高に気持ち良い気分になれる。

2. ラ・ラ・ランド(デミアン・チャゼル監督/アメリカ)
 隙だらけの脚本、主役二人以外のキャラが全て書き割りと、『ドリーム』に比べると映画的完成度は低いかもしないが、それをすべて帳消しにする音楽のマジック。そしてラスト40秒で、心を持っていかれる。1回目はノイズになっていた部分も、2回目鑑賞以降は愛おしいシーンに。リピート鑑賞するたびに、没入度は倍増。

3. ローガン(ジェームズ・マンゴールド監督/アメリカ)
 Xメン、ウルヴァリン両シリーズを通じての最高傑作。マンゴールド監督の前作『ウルヴァリンSAMURAI』はひどい出来だったが、今回は『17才のカルテ』のようにキャラに深みを出す演出。このシリーズで号泣するとは。

4. ダンケルク(クリストファー・ノーラン監督/イギリス、アメリカ、フランス、オランダ)
 なぜか日本では評価が低いが、もしかしたらノーラン最高傑作かも。とにかく「映像で見せる」ことにこだわった作品で、大画面で見ることに意義がある。説明を省いたソリッドな演出は好き。

5. ありがとう、トニ・エルドマン(マーレン・アデ監督/ドイツ、オーストリア)
 162分もあると知って見るのを躊躇したが、見て大正解。長さも感じさせないくらい、いや、この長さが必要だったからこそ、最後にくるカタルシスが素晴らしい。主人公が訪問した家族の前で歌う「グレイテスト・ラブ・オブ・オール」はベストシーン。

6. ノクターナル・アニマルズ(トム・フォード監督/アメリカ)
 何がいいかと説明するのは難しいが、2016年の『キャロル』同様、濃密な映画時間を堪能できる。つまり演出が的確だということ。

7. 婚約者の友人(フランソワ・オゾン監督/フランス、ドイツ)
 これも1シーン1シーン、的確な演出がされている。そして観客が薄々気づいている謎は中盤で明かされ、そのあとに真の物語が始まる。

8. ブレードランナー2049(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督/アメリカ)
 リドリー・スコットが監督しないでよかった! 

9. ムーンライト(バリー・ジェンキンス監督/アメリカ)
 非常に繊細な作品。セリフのない中でも、確実に感情は伝わる。

10. ガーディアンズ・ギャラクシー・リミックス(ジェームズ・ガン監督/アメリカ)
 単純に楽しめるが、父と子の関係もきっちり描いていて、最後は男泣き。

上記テンと同等によかった作品としては、『キングコング: 髑髏島の巨神』『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』、『ベイビードライバー』、『IT/イットそれが見えたら、終わり。』、KUBO二本の弦の秘密』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

旅行人のWEBサイト 旅行人シネマ倶楽部に寄稿したものを転載しました

by mahaera | 2018-02-02 18:28 | 映画のはなし | Comments(1)