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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

mahaera.exblog.jp

2019年 02月 28日 ( 2 )

子供に教える世界史[古代編] インド=ヨーロッパ語族の民族移動の時代(前2000〜前1500年)その6 インド・アーリヤ人と同系統?のフルリ人のミタンニ王国


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前回までは黒海北岸から東へ向かったインド=ヨーロッパ語族の話だったが、ここからは南に向かったグループの話。
これもインド=ヨーロッパ語族ではないかと言われているのが、前25世紀ごろコーカサス山脈付近から北メソポタミアに南下したフルリ人だ。
最初は少数であちこちに分散し、国家を作るほどの勢力ではなかったが、前17世紀にはフルリ人初の国ヤムハド王国が生まれる。
この国は短命だったが、前16世紀には北メソポタミアにミタンニ王国が建国する。
ミタンニは世界史の教科書にも出てくるので、覚えておいたほうがいいだろう。
この王国の支配層はフルリ人だったが、住民の多くは前から住んでいたメソポタミアの民族だった。
またフルリ人もすべてがインド=ヨーロッパ語族ではなく、そのトップだけがそうだったのかもしれない。
というのもフルリ語は膠着語でインド=ヨーロッパ語系ではないものの、ヴェーダ時代のインドのサンスクリット語と共通する単語が多数使われていた。
数字の呼び名が1(eka)、3(tera)、5(Panza)、7(satta)と、今もインドで使われている単語に近かったり、インドラやヴァルナといったインドの古代の神々を信仰していたりしたようだ。
また、フルリ人の神々の名前、王の名前はサンスクリット語で説明できるものだった。
なので南に向かったアーリア人の一派がコーカス山脈あたりで土着の民族を支配し、フルリ人を形成。
さらに南下したのかもしれない。
彼らはインド=ヨーロッパ語族が持っていた火葬の習慣と馬と戦車の使用をメソポタミアにもたらしたが、それはアーリア人のインド侵入とほぼ同時期だった。
また、馬を扱うフルリ人は、古代オリエントの国家に調教師として派遣されていたという記録もある。
また、陶芸や冶金にも秀でていたという。
フルリ人のミタンニ王国は300年続き、最盛期はアッシリアを支配下に置き、オリエントの強国として南のバビロニアと対立。ヒッタイトやエジプト新王国と交流し、時には戦争もした。



by mahaera | 2019-02-28 19:01 | 子供に教える世界史・古代編 | Comments(0)

2019インド旅行 その11 ハイダラーバード 「バーフバリ!」ラモジー・フィルムシティへ

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「バーフバリ、王を讃えよ!」
ハイダラーバードに来たらマヒシュマティ王国に行かねばなりません! 
ということで、行ってきましたRamoji Film City。
市内から33kmもあるので、テランガーナ州観光開発公団の現地発ツアーで。
8時集合というけど、バスが来たのは15分遅れ。
そして動いて5分もしないうちに、次のピックアップポインドて「いきなり「ブレックファスト!」。
いや、食べてから来いよ運転手。
こちら前の日にバナナ買って用意したじゃん。

1時間ちょっと走ってRamoji Film Cityへ。
ツアー参加者は日曜だというのに、自分を入れてたった10人。大丈夫か。
現地に着くと、そこで園内周遊の赤バスに乗り換える。
まずは「ここは〇〇のロケに使われた」という区画を通り、最初の下車地点が、駅のセット。
駅名はなぜかBadami。次にバスで運ばれていくのは、バンガロール空港のセット。
3番目がHawa Mahalというラジャスタン風の建物。
降りて行くとなぜか中国庭園。
ここで急にオンボロバスに乗り換え、Film Cityの外(といっても敷地内)へ。
いよいよバーフバリのセット、いやマヒシュマティ王国へ。
インドでは公開されて時間が経っているが、それでも人気の場所。
玉座の前では、インド人が「おれはバーフバリだ!」と叫んで、写真を撮っている。

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次がバタフライファームやバードガーデン、謎のブッダケイブや盆栽ガーデン。
正直、ここはなくてもいいな。
2時間ちょっとの、バスによるツアーの後は、アトラクションゾーン。
ここではゆるーいショーがあったり、レストランがあったり、ゆるーいライドがあったりと、帰る時間までここで過ごす。ダンス(けっこうゆるい)のショーでも、やはりバーフバリ!

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しかし、暑い! 
2月なのに日中温度は36度ぐらい。途中でバテてしまったよ。
5時半に現地をでて、ハイダラバードに戻ったのは7時ちょっと前。
てっきり乗車ポイントまで送ってくれるのかと思ったら、ルンビニ庭園前の朝食ポイントで降ろされる。
運転手「7時からレーザーショーがあるから見てけ」。いやね疲れているから帰りたいんだけど。
「OK、歩いてたった7分だ」。いや、2km近くあるんだけど。車なら5分だろうけどさ。
どうやら運転手は、さっさか帰りたいらしい。
しょうがないので、噴水&レーザーショーを見る。ダンスビートにのって噴水が動くのと、水煙にレーザーを映すのだが、まあ大したことがない。
歌詞も「East West, India is best !」みたいな、インド素晴らしい!的なもの。
インド国旗やガンディーがレーザーで描かれる。ここでも、途中でおお「バーフバリ」の曲が。
ということで、バーフバリ三昧の至福の1日。


by mahaera | 2019-02-28 09:51 | 海外でのはなし | Comments(0)