人気ブログランキング |
ブログトップ

旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

mahaera.exblog.jp

2019年 03月 04日 ( 1 )

最新映画レビュー『パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)』 ラジー賞受賞の人間とマペットの“相棒”刑事映画


「セサミストリート」で知られるマペットマスターのジム・ヘンソンの息子ブライアン・ヘンソン監督による、人間とマペットによる犯罪捜査ドラマ。
主演はアメリカで人気のコメディ女優メリッサ・マッカーシー
しかしアメリカでは酷評され、全世界の興行収入を足しても製作費の半分にもならなかった。

まあ、この映画、確かに一体誰が見たいのか、そして一体誰に向けて作ったのかよくわからない。
人間とマペットが一緒に暮らす世界という設定がどうなのかというのはひとまず置いておいても、見ていてなんだかなあという描写が多いのだ。

子供向きではないのは、全体的に下品(エロ)な描写(マペットがしているので一見グロくは見えないが)がやりすぎなのと、バイオレントもマペットだからギリ笑えるけどねというシーンが多すぎだから。
確かにショッドガンでマペットの顔が吹っ飛んでも綿が飛び散るだけだし、たくさんの犬に食いちぎられても、布と綿がバラバラになるだけだが、映画の中ではマペットは死んで生き返らない。

かといってそれほどつまらないわけでもなく、ある一定の「ひどいなあ」というテンションをずっとキープし続けるので、ひどいと思いながらなんとなく最後まで見れてしまう。

ただし、物語のオチや結末はどうでもよく、見終わった後は、「一体何の映画みてたんだっけ」という気分になることは間違いないけど。
主演のメリッサ・マッカーシーはアメリカの人気女優だが、本作でラジー賞(最低映画賞)の最低主演女優賞を受賞。
もっとも彼女は別作品『ある女流作家の罪と罰』で今年のアカデミー主演女優賞にノミネートされていたので、ラジー賞では「名誉回復賞」ももらった。
つまり演技がダメというわけではなく、なんでこんな酷い映画に出たのという意味合いだろう。
ということで、「ひどい」映画好きな人向けだけど、まあ観なくてもいいかな(笑)

by mahaera | 2019-03-04 08:42 | 映画のはなし | Comments(0)